2010/07/30 - 2010/08/01
4545位(同エリア8908件中)
ひでさん
世界遺産をめぐる旅、今回はカンボジアのアンコール遺跡群を訪れました。週末1泊だけの強行スケジュールです。時間が限られているので、主要なポイントを効率良く?回ります。が、暑さが厳しくてツアーについて行くのが結構つらかったです。
アンコールワット、アンコールトムはもちろんですが、タ・プローム、タ・ケウ、スラ・スラン、プリア・カン、ニャック・ポアン、東メボンといったところを見て回りました。郊外にある、バンテアイ・スレイはルートに入ってなくて今回は残念です。これは次回の楽しみということで。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 航空会社
- ANA バンコクエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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バンコクエアウェイズPG903便で、シェムリアップ空港に到着です。南国リゾート風の機体色で空の青さにとても映えますね。旅行が楽しみになってきました。ちなみに、プロペラ機、久しぶりに乗りましたが、静かで結構いいなと思いました。
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シェムリアップ空港の建物です。思っていたほど大きな空港ではなかったです。ここで、カンボジア入国に必要な観光ビザを取得します。必要なものはパスポートは当然ですが(残6カ月以上)、パスポートサイズの写真1枚、現金US$20、そして申請用紙です。申請カウンターには担当官がずらーっと10人くらい並んでいて、最初にパスポート、申請用紙、現金を渡すと、パスポートを横にいる担当官に次々とパスしていきます・・・雇用対策か?
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さあ、空港を出てガイドさんといよいよ観光です。最初におとずれたのは、「アンコール・トム」、アンコール遺跡群の中でも最大の遺跡です。この写真はアンコール・トムの入口のひとつ、南大門へと続く道(堀をつらぬく)に並ぶ「蛇を抱える神々の像」です。壊れている部分が多く、一部は修復されています。
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こちらが南大門です。門の上には大きな四面塔があります。観世音菩薩の微笑みが見えます。アンコールといえば、ですね。この四面塔、顔の長さだけで約3mもあるそうです。
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こちらも南大門へ続く道に並ぶ「蛇を抱える阿修羅の像(の先頭部分)」です。
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アンコール・トムをめぐる「お堀」・・・のはずですが、放牧地になってますね。のどかな光景です。昔は水を満面にたたえていたのでしょうね。
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一方、反対側のお堀は水が満ち満ちていました。
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南大門をくぐり、そこからは「トゥクトゥク」に乗って、アンコール・トムの中心にある「バイヨン」まで来ました。ここにはゾウ乗り場があって、ゾウに乗ってまわることもできるそうです。
ゾウが車を従えていますね。 -
バイヨンの東門です。ここに数多く彫られているレリーフは必見だそうで、とても楽しみです。このかなり傷んでいる外見からは想像もできないのですが。
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門のところでさっそくレリーフを見つけました。古くはなっていますが、繊細な彫刻はまだまだ原形をとどめていて、とても綺麗です。
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バイヨンの中、回廊へと入って行きます。入ってみると、やはりかなり壊れてしまっているのがわかります。昔は屋根もあって、壁や柱も綺麗でさぞ壮麗だったことでしょう。
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戦いの様子が描かれたレリーフです。きめ細かによくこれだけの彫刻が出来たな、そして数百年もの間、良く残ったな〜と感心しました。このような彫刻が回廊中に彫りこまれています。
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こちらは水上戦が描かれたレリーフです。水中に落ちた兵士がワニに食われています。こんなことが実際にあったのでしょうか・・・
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第1回廊から見た、第2回廊と中央祠堂です。これから第2回廊、そしてテラスへとのぼって行きます。
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よく旅行誌やパンフレットなどで見る、3つの観世音菩薩の顔が並んでいる写真です。やはり実物を見られると、感無量です。
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遺跡かと思っていたのですが、現在でも使われているのですね。新しい仏像が持ち込まれていました。
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とても美しいデバター像です。生き生きと表現されていて、その彫りの深さが見事です。
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バイヨンを出て、北大門方面へ少し移動したところに、バプーオン(”隠し子”という意味だそうです)入口があります。
入口の東塔門を入ると、長さ200mにもなる円柱列に支えられた「空中参道」が渡されています。両サイドにある池の水が増えると、参道が浮かんでいるように見えたそうです。 -
このバプーオンは現在、中央祠堂部分が再建中で入場不可のようで、遠くから眺めただけでした。ちなみに、なぜ”隠し子”か、というと、昔現在のタイとの戦争の時に、王子が殺されないようにこの寺院に隠したことからきているということだそうです。
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バプーオンの入口前からさらに北上をします。すると右手に「象のテラス」を見ることができます。これは王族たちが閲兵をおこなったという王宮跡の前にあるテラスで、さらに北にある「ライ王のテラス」まで、約350mもの長さがあります。
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象のテラスにある、「3つの頭を持つゾウの柱」です。この像、アンコールの遺跡のあちこちで見ることができます。最初に見た南大門にもありました。
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象のテラスをすぎ、隣の「ライ王のテラス」まで来ました。テラスの上にはこのライ王像(のレプリカ:本物はプノンペンの国立博物館にあるそうです)があります。
このテラス、内壁と外壁の間が迷路のような通路になっていて、美しいレリーフで埋め尽くされています。 -
ライ王のテラスから象のテラスのほうを撮ってみました。結構長い距離を歩いてきたなと思います。
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ライ王のテラスから東の方に向いて撮った写真です。5つ塔が建っているのがわかりますが、これはプラサット・スゥル・プラット、「綱渡りの塔」と呼ばれているそうです。
ここまでで、この日午前中の観光は終了です〜 -
午後はいよいよ「アンコール・ワット」の見学です。西参道正面に来ました。遠くに小さく中央祠堂の塔が見えます。
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いよいよアンコール・ワットへと向かいます。堀を渡る参道ですが、半分は歩きやすく直され、半分は崩れかかっています。長い年月の間に地盤沈下により崩れてきてしまったということです。半分は旧宗主国フランスにより、修復されたとのことでした。
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堀を渡り、西塔門の前まで来ました。ここまででも結構な距離です。この写真は西塔門の南側にある建物で、中に修復されたヴィシュヌ神の像があります。
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これが修復されたヴィシュヌ神の像です。ガイドさんの説明では、左右した2本の手は後から付け足された偽物、ということだったと思います。写真ではわかりにくいですが、他の腕と色が少し異なっています。
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回廊の方を撮ってみました。屋根は落ち、床は抜けてます。
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頭のない仏像がありました。修復せずに、そのままなんですね。が、服は着せています。
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ここにもいたる所に素晴らしいデバターがあります(デバターのギャラリーと言われている)。曲線・面がすばらしく、人らしい、生き生きとした彫刻です。
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西塔門をくぐり、さらに中央に向かって足を進めていきます。アンコール・ワットの塔が正面です。
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参道を進むと、左右に経蔵があります。他の寺院を見てきて思いましたが、配置や外観は共通している印象です。
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経蔵を過ぎて、参道の左右にある聖池の前まで来ました。この写真、旅行記の表紙に使っているのですが、一番のお気に入りです。聖池に映る5本の塔が撮れる絶好の撮影ポイントです。ちょっと残念だったのは、修復工事の真っただ中、工事用シートが張られているところですね。
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中に入り、第3回廊まで一気にのぼります。回廊から見た風景です。かなり遠くまで見えて素晴らしい眺めでした。
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遠くで見るととても小さく見えた塔ですが、間近で見上げてみるとかなりの大きさです。
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第3回廊にもいたる所に素晴らしい彫刻が残されています。
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別の方角の風景です。こうやって見てみると、アンコール・ワットの周りはどこまでも続く森(ジャングル)であることがよくわかります。放棄され人の手が入らなかったときは、深い森に飲み込まれていたのでしょうね。
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尼僧?が仏像の安置された空間に入って行きます。現在でも信仰の対象であることがわかります。
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第3回廊から第2回廊へと降りてきました。写真はないのですが、第3回廊のあがる階段がかなりの急こう配で、とても怖かったです。手すりが設置され、昇降用の階段が設置されていたのでより安全にはなっていますが、子供は第3回廊へあがるのは禁止となっていました。
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見学もいよいよ終盤です。第1回廊まで戻ってきました。南側の天井には復元された花紋状の模様がびっしりです。このような装飾がすべての天井にかつては施されていたのでしょう。
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この彫刻は「閻魔大王」だそうです。ここで裁きを受け、天国へ行けなかった人は・・・
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地獄に落ちる。
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これは落書きです。最初にアンコール・ワットに落書きを残した日本人、「森本右近太夫一房」のものということです。消されずに保存されています。
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所かわりまして、アンコール・トムの南にある、プノン・バケン山の頂上にある、「プノン・バケン」にやってきました。この6層からなる基壇の最上部からアンコール・ワットを望んだのがこの写真です。樹海の中にたたずんでいて、とても小さく見えます。
この山は60mくらいの高さとなっていて、徒歩で登るのですが(麓から東門までまっすぐに延びる急勾配の参道があるのですが、ここを通ることはできず、山の周りを3/4周ほどぐるっと回って登れます。そのかわり、傾斜はゆるやかです)、ゾウに乗って登ることもできます。徒歩とゾウとではルートが異なっています。 -
最上部からゾウ乗り場を見下ろした写真です。
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最上部にある主祠堂です。
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このプノン・バケンは夕日を見る名所ということで、多くの人が集まっていました。沈む瞬間を見たかったのですが、夕日が沈むのを見てから下りるのは大混雑で時間がかかるということで、残念ながら写真はここまでです。
そして、この日の観光はここまでです。 -
この日の夕食です。なんと、鍋でした。カンボジア風?の水炊きです。つけダレもクセがなく、食べやすかったです。
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夕食中、余興としてスバエクと言われる「影絵」と「踊り」を楽しむことができました。こちらは、カンボジアの昔話(アンコールの彫刻にもある)の影絵です。
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踊りの方はアプサラダンスという9世紀頃に生まれた神様に捧げるための踊りなど3種類、いずれもカンボジアでよく踊られて楽しまれているものでした。
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翌日は朝食前、夜が明ける前に早起きして、「サンライズツアー」に出発です!・・・が、この日はあいにくの天気。残念ながら朝日を拝むことはできませんでした。
この写真、おそらく雲をどかせば朝日を背にした「アンコール・ワット」、のはずです・・・ -
行ったんホテルに戻り、朝食を済ませ一休みした後で、遺跡巡りの再開です。
ここは王が沐浴をするための「スラ・スラン」と呼ばれるところです。おそらく、世界一大きな”お風呂”ということになるのでしょうか。東西約700m、南北約300mの大きさがあるそうです。 -
テラスの周囲にはアンコール遺跡ではおなじみの「ナーガの欄干」が設置されています。
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テラスに降りる階段の上にはシンハ像。
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こちらはスラ・スランの西、道路を挟んで向かいにある、「バンテアイ・クディ」の東塔門です。スラ・スランはこの寺院に付属しているものだそうです。残念ながらこちらは、今回見学対象外ということで、この門の写真のみ。
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今日の一番の見どころ、「タ・プローム寺院」をいよいよ見学です。巨木に飲み込まれた遺跡の写真はガイドブックなどにアンコールの象徴的によく載っていますね。
東側から入場です。門は崩壊してしまっています。 -
しばらく歩くと、巨木によって破壊された東門が現れました。屋根の上から木が生えているように見えます。
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東門をくぐって裏側に回りました。木の根が屋根伝いに這っています。長い年月放置されると、自然の力によってこれだけの建造物が破壊されてしまうことがよくわかります。
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より遠くからの全景写真です。自然の力は恐ろしい・・・
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こちらは木の根(この木は”スポアン(榕樹)というものだそうです)に押さえつけられたようになっています。蛇のように木の根が這っています。石が崩れるのを防ぐよう、補強工事もされています。
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こちらも石の間に根が食い込んだようになっています。
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こんな彫刻がありました。なんだか、何かのゲームに出てきそうなキャラクターにも見えます。
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たぶんこれが最も有名な木だと思います。中央祠堂の回廊を今にも押しつぶしそうな感じです。
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タ・プローム寺院を後にし、少し離れたところにある、「タ・ケウ寺院」へとやってきました。”クリスタルの古老”という意味を持つらしいのですが、なんででしょう?
この寺院、造営を指示した王が建設途中で亡くなったため、未完成のまま放置をされてしまったということです。 -
急な階段を上り、中央祠堂までやってきました。やはり見下ろすとかなり傾斜がきついことがわかります。足がすくむほどでした。
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中央祠堂を囲んで4つの塔がありましたが、そのうちの一つです。5つの塔すべてが同じ高さの12mになっているそうです。
この寺院、彫刻らしい彫刻が見当たりませんでした。このことからも、未完成で放置されたものであることがわかりますし、彫刻は積み上げられてから施されたこともわかります。 -
3つの遺跡を見学して、午前中の観光は終了です。昼食はシェムリアップ市内のレストランで、バイキング形式でした。
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アジアンと中華のバイキングとなっており、店はとても広く、とても感じがよかったです。
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まずはこんな感じでとってみました。メインはベトナムのフォーです。
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昼食を済ませ、ホテルで休憩をとってから、午後の観光です。今回の旅もいよいよ終盤となりました。
ここは、「ニャック・ポアン」という”施療院”の跡だそうです。ニャック・ポアンは”からみあうヘビ”の意味があるそうで、確かに中央祠堂の周りには2匹の大蛇が巻きついています。
これを造ったのはクメール王国を最盛期に導いたジャヤヴァルマン七世で、王国各地に102も同様の施設を造ったということです。当時のインフラですね。 -
中央の大きな池の周りには小さな池が4つ設置されており、中央の池からこの四方の池にゾウ・人・ライオン・ウマの頭部をかたどった樋口から水を流し込む構造になっています。ここから出た水に病気を治す効果があるとか。
これはまず最初のゾウです。 -
次に人。
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で、ライオン(ライオンには見えなかったのですが・・・)。
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最後にウマ(これはウマに見えないこともない?)。
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これが四方にある小池です。
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次におとずれたのは、「プリア・カン」という遺跡です。”聖なる剣”という意味があるそうです。
長い参道の両側には、彫刻がずらっと並んでいます。 -
東塔門の前まで来ました。写真では見えないのですが、このテラスの両側にはやはりおなじみのナーガ(ヘビ)の胴体を引く神々と阿修羅が両側に並んでいます。
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周壁には巨大なガルーダのレリーフがありました。
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門をくぐるとテラスがあり、その奥にさらに門(東第二塔門)が現れます。向かって左側がスポアンの木が壁をまたいでおり、破壊されていました。
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東第二塔門をくぐって、壁をまたぐスポアンの木を内側から見たところです。内側はきれいな彫刻の壁となっていましたが、木によって破壊されてしまっています。
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他の遺跡では見られない石造の2階建て建築物です。不思議な事に2階にのぼる階段がありません。いったい何の目的で造られたものなのでしょうか。柱をみるとエンタシスにも見え、ギリシアの古代建築を思わせます。
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中央祠堂までやってきました。ここには創建当時には観世音菩薩が祀られていたということですが、今はこのようにストゥーパがあります。
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いよいよ最後の見学地、「東メボン」に来ました。ここは東バライという貯水池の中心部、池の中央に浮かぶように建設された寺院だったということですが、現在は池が枯れているのでこのように他の寺院のように訪れることができます。
周壁は2重になっていて、周壁の四隅には巨大なゾウが立っています(これは内側)。 -
引いて見てみるとこうなっています。周壁と周壁の間にはいろいろな付属建築が立ち並んでいることがわかります。
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中央に位置する主祠堂です。やはり5つの塔から構成されています。
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祠堂の中には比較的新しそうな仏像が安置されていました。
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主祠堂から外を見た写真です。
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奥を見ると壁を内側から支える補強をしています。遺跡を保護し、後世に伝えることは大変なことで、不断のメンテナンスとそれを持続する意志がいかに大切かを教えてくれます。
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最後に東メボンの全景です。この写真ではわからないですが、水に浸かっていた遺跡部分は色が変化していて、当時の水位の高さがわかりました。
これで多くの遺跡を駆け抜けた今回の旅行もついに終わりです。
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