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コミューンザグレートウォールケンピンスキーは水上長城の入り口の傍の道を1,5km程上って行ったところにある。その間は特に観光地化されてるわけでもなく、普通の民家や小さな商店があるだけなので、本当にその先にデザイナーズホテルがあるのか不安になってしまう。でも、ひたすら歩けば門が見えてくる。<br />まあ、そんな事しなくても事前に駅やバス停に迎えに来るよう依頼しておけば、100元で快適な車で迎えに来てくれるはずなのだが、僕は八達嶺まで列車で行き、そこからはメータータクシーがあるものと信じていた。しかし、あっさり裏切られてしまったので、歩いて行くことにした。値段交渉して100元以下であれば、送迎より安いのは分かっているが、白タクは嫌いだ!<br />八達嶺駅から観光地の八達嶺長城までは標識に800mと記されているので安心して歩ける。もし初めてなら、ここで観光すれば良い。僕は3回来てるし、激しく混雑しているので、横目に小走りで水上長城の方へ向かった。しばらくは、観光バスの駐車場があるので観光地ぽさがあるが、1kmも行けば単なる片側一車線の道路になる。タクシーが何台か停まっているが、全て北京からの貸切りで乗れなかった。白タクは旺盛に誘ってきたが、全て聞く耳を持たなかったが、あるオバちゃんは1km以上も小走りで追っかけてきた。でも、情けはかけなかった。<br />ただ道路には歩道が無いのは当然で坂道を車や観光バスのが猛スピードで下って行くので、車で行くべきだろう。時間は計っていなかったが、オバちゃんとのやり取りもあり八達嶺長城から40分ぐらいで水上長城に着いた気がする。水上長城の入口の近くにケンピンスキーの洒落た看板がありちょっと安心した。ただ、そこからは、何の特徴もない細い道路をひたすら歩くのだが、そこまでで、結構疲れているので地図以上に遠く感じた。<br /><br />ホテルは広い敷地にデザインされた建物が点在する形で、大きなビルがある訳ではない。敷地は端から端まで1kmぐらいあるぐらいの広さであるが、敷地内での移動は車が送迎してくれる。<br />着いた時点ではその事は知らず、門をくぐってからReceptionまで、さらに500mぐらい歩いてしまった。<br />チェックインなどは普通のホテルと一緒だが、高級ホテルの割に英語を喋れる従業員は少ないようだ。私の英語もいまいちだが、なかなか依頼したい事が伝わらなかった。<br />私が泊まった部屋は竹屋の1室だった。どうも、貸別荘のように1棟借りできるようで、建物には2人用の個室以外に台所やダイニング、リビングもあった。<br />スタンダードルームを予約してただけに、吉永小百合さんがCMで使った竹屋に泊まれるのはラッキーだが、実は竹屋は5、6棟あり、何となく価値が低く感じた。<br />部屋は、真ん中にダブルベッドが置いてある畳の部屋で、アクオスではないが液晶TVが壁にかかっている。さすがデザインホテルである。水回りもお洒落で、部屋とは区切られたスペースに配置され清潔感もある。<br />そのような、お洒落な部屋に酔う間もなく、徒歩15分で行けるという長城に行く事にした。登り口までは、ホテルの車で送ってもらった。<br />内線1本ですぐに来てくれたのには、恐れ入った。<br />登り口からは、デザイナーズホテルとは全くの別世界で、完全な山道であり、しかも結構な上り坂であった。<br />ホテルの案内の通り、約15分で長城に到着した。<br />長城はれっきとした長城で、尾根伝いに遥か遠くまで連なっている。しかも、他に人はおらず、風が心地よい。これぞ、万里の長城の独り占めである。<br />一人だとちょっと不安もあったが、ここまではホテルからのルートしかないため、まあ安全かと思い、長居してしまった。 <br />ここは北京の夏と違い、標高も800mぐらいで、気温もそんなに高くなく過ごし易い。雰囲気も今はやりのパワースポットのようなパワーを感じる。中国4千年の歴史と緑生い茂る山地の長城だからだろうか。<br />気候の良さと、そのパワーのせいか、結局、日の入りまで3時間近く長城を感じていた。しかも、夕焼けが美しく、精神が洗われた気分になった。<br />

デザイナーズホテル

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2010/07/31 - 2010/08/02

1454位(同エリア5158件中)

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18

maransukiyo

maransukiyoさん

コミューンザグレートウォールケンピンスキーは水上長城の入り口の傍の道を1,5km程上って行ったところにある。その間は特に観光地化されてるわけでもなく、普通の民家や小さな商店があるだけなので、本当にその先にデザイナーズホテルがあるのか不安になってしまう。でも、ひたすら歩けば門が見えてくる。
まあ、そんな事しなくても事前に駅やバス停に迎えに来るよう依頼しておけば、100元で快適な車で迎えに来てくれるはずなのだが、僕は八達嶺まで列車で行き、そこからはメータータクシーがあるものと信じていた。しかし、あっさり裏切られてしまったので、歩いて行くことにした。値段交渉して100元以下であれば、送迎より安いのは分かっているが、白タクは嫌いだ!
八達嶺駅から観光地の八達嶺長城までは標識に800mと記されているので安心して歩ける。もし初めてなら、ここで観光すれば良い。僕は3回来てるし、激しく混雑しているので、横目に小走りで水上長城の方へ向かった。しばらくは、観光バスの駐車場があるので観光地ぽさがあるが、1kmも行けば単なる片側一車線の道路になる。タクシーが何台か停まっているが、全て北京からの貸切りで乗れなかった。白タクは旺盛に誘ってきたが、全て聞く耳を持たなかったが、あるオバちゃんは1km以上も小走りで追っかけてきた。でも、情けはかけなかった。
ただ道路には歩道が無いのは当然で坂道を車や観光バスのが猛スピードで下って行くので、車で行くべきだろう。時間は計っていなかったが、オバちゃんとのやり取りもあり八達嶺長城から40分ぐらいで水上長城に着いた気がする。水上長城の入口の近くにケンピンスキーの洒落た看板がありちょっと安心した。ただ、そこからは、何の特徴もない細い道路をひたすら歩くのだが、そこまでで、結構疲れているので地図以上に遠く感じた。

ホテルは広い敷地にデザインされた建物が点在する形で、大きなビルがある訳ではない。敷地は端から端まで1kmぐらいあるぐらいの広さであるが、敷地内での移動は車が送迎してくれる。
着いた時点ではその事は知らず、門をくぐってからReceptionまで、さらに500mぐらい歩いてしまった。
チェックインなどは普通のホテルと一緒だが、高級ホテルの割に英語を喋れる従業員は少ないようだ。私の英語もいまいちだが、なかなか依頼したい事が伝わらなかった。
私が泊まった部屋は竹屋の1室だった。どうも、貸別荘のように1棟借りできるようで、建物には2人用の個室以外に台所やダイニング、リビングもあった。
スタンダードルームを予約してただけに、吉永小百合さんがCMで使った竹屋に泊まれるのはラッキーだが、実は竹屋は5、6棟あり、何となく価値が低く感じた。
部屋は、真ん中にダブルベッドが置いてある畳の部屋で、アクオスではないが液晶TVが壁にかかっている。さすがデザインホテルである。水回りもお洒落で、部屋とは区切られたスペースに配置され清潔感もある。
そのような、お洒落な部屋に酔う間もなく、徒歩15分で行けるという長城に行く事にした。登り口までは、ホテルの車で送ってもらった。
内線1本ですぐに来てくれたのには、恐れ入った。
登り口からは、デザイナーズホテルとは全くの別世界で、完全な山道であり、しかも結構な上り坂であった。
ホテルの案内の通り、約15分で長城に到着した。
長城はれっきとした長城で、尾根伝いに遥か遠くまで連なっている。しかも、他に人はおらず、風が心地よい。これぞ、万里の長城の独り占めである。
一人だとちょっと不安もあったが、ここまではホテルからのルートしかないため、まあ安全かと思い、長居してしまった。 
ここは北京の夏と違い、標高も800mぐらいで、気温もそんなに高くなく過ごし易い。雰囲気も今はやりのパワースポットのようなパワーを感じる。中国4千年の歴史と緑生い茂る山地の長城だからだろうか。
気候の良さと、そのパワーのせいか、結局、日の入りまで3時間近く長城を感じていた。しかも、夕焼けが美しく、精神が洗われた気分になった。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
鉄道
旅行の手配内容
その他

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  • 北京北駅から八達嶺行く特急列車。私が行ったときは1日3本のみ運行。 1日前に北京駅(出発駅でなくても買えます)で切符を買った。1等車でも17元と破格である。時間も正確で揺れも少なく快適な旅が出来た。<br />※切符の購入はメモに 8/1 正午頃 軟座て書いてみせただけで買えました。

    北京北駅から八達嶺行く特急列車。私が行ったときは1日3本のみ運行。 1日前に北京駅(出発駅でなくても買えます)で切符を買った。1等車でも17元と破格である。時間も正確で揺れも少なく快適な旅が出来た。
    ※切符の購入はメモに 8/1 正午頃 軟座て書いてみせただけで買えました。

  • 八達嶺駅です。八達嶺長城から約800m 歩いて行ける。

    八達嶺駅です。八達嶺長城から約800m 歩いて行ける。

  • 八達嶺長城。写真では見にくいが人が連なっている。

    八達嶺長城。写真では見にくいが人が連なっている。

  • 水上長城の入り口近くの看板。

    水上長城の入り口近くの看板。

  • レセプション。メンテナンスがイマイチで、錆び錆になってた。

    レセプション。メンテナンスがイマイチで、錆び錆になってた。

  • 吉永小百合さんがアクオスのCMを撮影した竹屋です。

    吉永小百合さんがアクオスのCMを撮影した竹屋です。

  • ホテルの敷地から15分ぐらい丘を登ると、万里の長城を独り占めできます。

    ホテルの敷地から15分ぐらい丘を登ると、万里の長城を独り占めできます。

  • 日が暮れるまで、2時間ぐらい一人でいました。

    日が暮れるまで、2時間ぐらい一人でいました。

  • 万里の長城から見たホテルの敷地です。

    万里の長城から見たホテルの敷地です。

  • 日本並の値段でしたが、味はピカイチ。

    日本並の値段でしたが、味はピカイチ。

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