2010/08/14 - 2010/08/18
706位(同エリア985件中)
ぷりしらさん
一度宿泊してみたいと思っていた宿、小豆島の「真理」ですが、週末や祝日はすぐに部屋がうまってしまうのでなかなか予約をとることができませんでした。
宿泊前の確認の連絡からはじまり、とても満足のおもてなし。
帰る日になんと金庫の中身を忘れたまま港に出発してしまったのですが、それに気づいた宿の方が先回りして港まで届けてくれていたことで、ぜひまた訪れたい宿だな~と心にじんわりときました。
いつか両親も招待してあげたいな。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の旅行は「真理」でのんびりすることが一番の目的だったので、14時のチェックイン時間にフェリー到着を調整して迎えにきていただきました。
こじんまりした宿なのですが、時代を感じさせるのに新しい内装とつくりがとても素敵でした。
チェックインの手続きをして荷物をすべてあずけます。 -
着いてすぐにとおされたのが囲炉裏の部屋。
庭がよく見えて落ち着けます。 -
囲炉裏にて冷たいグリーンティと、揚げたての海老せんをいただきました。
海老せんはまだあつあつです。
ここで一息ついている間に荷物を部屋まで運んでくれ、部屋の準備をしてくれていました。 -
しばらくしてからお部屋に案内されます。
2階の部屋だったので、この階段から2階へ。
館内を移動するのにも、建物や景色がいちいち素敵なんです(笑) -
部屋は天井が高く、古い建物を利用して梁がむき出しになっていたりするところは古民家の雰囲気なのですが、設備も内装も新しく掃除もいきとどいているのでとてもきれいという印象です。
-
部屋にはテラスがついていたので、夜はここで港の夜景と星を眺め、朝はまだ涼しいうちにのんびり新聞を読んだりと、景色を満喫しました。
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お部屋についていたお風呂です。
温泉が引かれているので、朝はのんびりと部屋で入浴しました。 -
トイレです。
洗面台にはアメニティが置かれています。 -
部屋のアメニティは小豆島の「井上誠耕園」というところの製品でした。
オリーブ化粧品だそうです。
宿泊中に使ってみたのですが、においも自然でとてもしっとり良かったです。
【オリーブ島の自然農園 井上誠耕園】
http://www.inoueseikoen.co.jp/ -
浴衣は3つの柄から選ぶことができました。
身長をきいてくれるので、サイズはぴったり。 -
外のお風呂にはこの籠を持っていきます。
バスタオルとフェイスタオル、手ぬぐいなどが入っていました。 -
暗くてわかりづらいですが、外にあるお風呂です。
二つあって時間ごとに男女入れ替えになります。
21時〜翌朝5時までは貸切制になり、空いていれば好きなときに入ることができます。
入るときにおもての札を使用中にして鍵をかけて入るのですが、貸切時間の21時からしばらくは利用が集中してしばらく入れなかったので夜中にゆっくり利用するのもいいかもしれませんね。
シャンプーやクレンジング、化粧水などの基礎化粧品はこちらにも置かれています。 -
さて、待望の食事です。
食事の部屋は決まっていて、部屋ごとに仕切られたところにとおされます。 -
小豆島らしく夕食は「しょうゆ会席」。
食前酒はなんと「きゅうりのカクテル」でした。
甘いのに胡瓜の風味がして不思議な感じです。 -
この器のひとつひとつに素麺が入っています。
生素麺と、うどんのような太さの素麺"こびきうどん"だそうです。
これを奥のもろみのつゆでいただくのですが、それぞれ違ったものが添えられていてとても楽しめました。 -
揚げたマメアジにあんがかかっています。
みょうがの風味が夏らしく、マメアジは頭から骨からすべておいしくいただけました。 -
お造りの車えびはまだ動いていました。
おもしろいのは野菜のお造り(?)も盛られていたこと。
胡瓜とトマトともうひとつはなんと、芋の茎だそうです。
自家製野菜でしょうか、歯ごたえがあって味が濃くとてもおいしかったです。
食べ終わったあと、車えびの頭の調理法を聞かれました。
焼くか揚げるかを選べます。 -
お造りはこの三種の醤油でいただきます。
手前からもろみ醤油、再仕込み醤油、自家製の梅などが入った醤油。
つける醤油によって、味わいが変わるのがおもしろいですね。 -
蒸し物です。
-
焚き物。
すだちをしぼってさっぱりいただきます。 -
レモングラスとタイムを使った冷たいお料理。
サラダのような感じでした。 -
先ほどの車えびの頭が再登場。
香ばしく揚がっていました。 -
とうとう最後のご飯とお吸い物。
奥にある生姜味噌は料理の途中で出てきたのですが、美味しいと伝えたらもう一度持ってきてくださいました。
そしてらっきょうですが、実は私お漬物が食べられなくて食べようかどうしようか迷っていたのですが、覚悟を決めて食べてみたところいつものらっきょうと違い、いやらしいらっきょ臭さがなく意外な美味しさにほとんど全部1人で食べてしまいました。
でもこれで克服したわけではたぶんなく、真理さんのこのらっきょうが美味しかったからであって、今後はまた漬物嫌いに戻ることでしょう…。 -
貝のお吸い物は貝の殻に入っています。
発想にびっくり楽しめました。 -
締めのデザートです。
お餅の中には醤油豆と白桃がそれぞれ包まれていました。
違う味が楽しめます。
スイカのシャーベットはさっぱりで凍らせたしゃくしゃくのスイカを食べているよう。 -
お料理に期待していたのですが、期待通り地元の素材をふんだんに使ったとても楽しめる料理でした。
何も手を加えていない野菜までもが美味しく、すべてきれいにいただきました。 -
食後に囲炉裏の部屋でかき氷と果実酒をどうですかと声をかけていただいたので囲炉裏へ寄りました。
ここにはたくさんの自家製の果実酒が並んでいます。
この中から好きな物をえらび、飲み方を伝えると食後酒を作ってくださいます。 -
いちじくをソーダで割ってみました。
いちじくって珍しいなと思って選んだのですが、他にもトマトやセロリなどもあって興味をひかれます。 -
かき氷も作ってくださいました。
みつは自家製だそうです。
好きなものをかけられるのですが、はっかが意外なおいしさで気に入りました。 -
希望すると、なんとお夜食までいただけます。
囲炉裏でゆっくりしたあと部屋に戻ると、ラップをかけたおにぎりが届いていたのでちょっぴり嬉しかったです。
この後貸切のお風呂に入ったり、テラスで夜景をみたり、ゆっくりとくつろぎました。 -
次の日の朝食は遅めの9時からお願いしました。
おかげで朝風呂に入ったり、新聞を読んだりのんびりとすごした後でいただくことができました。
普段は朝が苦手で朝ごはんを食べないのですが、身体にやさしい献立とおいしいのとで全て食べられました。
ご飯は土鍋で炊いたおこげご飯だったのですが、これがまたおこげの香ばしさがたまらなくおいしくて、おかわりしてしまいましたよ。 -
口直しのゼリー。
朝食でもこんなに手がこんでいます。 -
朝食後、再び部屋でくつろぎました。
チェックアウトの時には、何度「昨日に戻ってまた泊まりたい!」と思ったことか。
宿だけを目当てに旅行するのもいいものですね。
チェックインからアウトまで、目一杯楽しんできました。
最後におばあちゃんの手作りマスコットをいただき、港まで送っていただきました。
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