2010/08/01 - 2010/08/02
256位(同エリア953件中)
myaoさん
いつかは行ってみたいと思っていた富士山!
山歩きの楽しさを教えてくれた友人に誘われ、
ついに登ってきました。
今回は、山小屋宿泊や夜間の登山など、初めてのことばかり。
無事山頂に着いたのは、富士登山数回目の友人のおかげ。
友人に大感謝です!
残念ながら、ご来光は仰げませんでしたが、
富士山頂の景色は下界とは別世界!
登った甲斐がありました。
それにしても、スゴイのは登山ブーム。
私も、ブームに乗って山歩きに興じている身ですが、
人の多いこと多いこと。
色鮮やかなウェアに身を包んだ登山者が、
思い思いに山頂を目指していました。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
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JR&富士急で河口湖駅に到着
乗ってきた列車です。 -
河口湖駅の駅舎
ここからバスで富士スバルライン5合目へ
バス停にはかなりの人が。
整列するわけでもなく、ただ団子状に集まって・・・。
1番乗りでバス停に到着したのに、
まさか乗れない羽目に・・・。
そんな事はありませんでした。
バスは、観光バスのような仕様で、
座席が埋まった時点で、
係員の方が臨時便を手配していました。
たぶん皆さん乗車できたはずです! -
バス最前部の座席からの写真
5合目付近は大渋滞
写真の道路は5合目付近の対面通行の道路
われわれのバスは対向車線を堂々と走っているわけですが・・・。
恐るべし路線バス!
5合目付近になると道路に係員が多数配置されていて、
路線バスが渋滞に巻き込まれると、
しばらく先で反対車線の車両を通行止めにし、
路線バスが渋滞をゴボウ抜きしていくのです! -
富士スバルライン5合目に到着!
写真は富士山5合目簡易郵便局
ここでしか買えない葉書などが。 -
5合目はかなりの人出!
そもそも5合目自体が観光地。
写真の方達は恐らく下山してきた方々。
帰りのバスを待っているよう。
ハンドマイクを持ったガイドらしき人が、
「渋滞のため、皆さんのバスは1台も到着していません」ってなことを叫んでました。 -
馬が数頭!
お金さえ払えば、7合目あたりまで乗せて行ってくれるようです。
金額は・・・、結構なものです。
そういえば、5〜6合目あたりには馬糞らしきものが少なからず・・・。
馬糞を踏むと“身長が伸びる”って聞いたことがあるけど、
とても踏む気には・・・。 -
別の馬。
うつむかないで! -
腹ごしらえをして、いざ登山!
食べるのはいつかテレビで見た「富士山噴火カレー」
「みはらし」というレストランだったかな。
高山病予防には5合目辺りで1時間ほど体を慣らしたほうがよいらしい。
富士山初トライの私は慎重です。
昼食時間も含め、ゆっくり1時間半ほど休憩しました。 -
いざ登山道へ!
時刻は12時30分
ゆっくり登ってゆっくり休んで
明朝に頂上へアタックする予定。 -
この表示板の先から、山道らしい雰囲気に。
この前後に馬糞がちらほら。 -
30分ほどで6合目を過ぎ、順調に7合目を目指します。
天気はご覧のとおり霧の中。
願わくば「曇りが良い」と思っていた私には最高のコンディションです。 -
13時40分
7合目の花小屋が見えてきました。
5合目を出て最初の本格的な山小屋。 -
頂上方向には複数の山小屋が。
富士山に来たぞ!って感じです。 -
更に登ります。
ここから岩場が多くなり、傾斜も増してややつらく。
ここまで少し飛ばしすぎたかな。
だんだんと余裕がなくなって・・・。
高山病に罹ってリタイヤする自分が頭をよぎり、
急に気が弱くなってここらでペースを落としました。
一方、富士山経験者の友人は、カモシカのような足取り。
でも、タイムトライアルではないし、目標は登頂すること!
ゆっくりと山小屋を目指しました。 -
7合目から下界を望むと、続々と登ってきます。
でも、ご来光の時間直後に見た光景よりは、ズット少ないです。 -
いきなり23時40分、8合目です。
最初の予定では8合目は午前2時30分ごろの予定。
しかし、あまりに人が多く、
「渋滞に巻き込まれてご来光を仰げなそう」という判断で、
約3時間予定を前倒しです。
ヘッドランプ登山は初めて。
思ったより視界(照射範囲)が狭く、
慣れるまでイライラしてしまいました。
おまけに光が霧を照らしてよく見えない。
やっぱり夜間の登山って結構大変。 -
8号5勺の辺りは晴天で何度か流れ星を見ました。
写真は頂上近く!
カメラのフラッシュが霧に反射してうまく撮れません。
この頃になると体力の消耗が激しく、
あらためてキレイに写真を撮る気力がなくなってしまい・・・。 -
午前1時40分頃、頂上に到着!
渋滞を避けて早く出たのですが、
思いのほか早く着いてしまいました。
ご来光までの3時間余り、極寒の中に身を置く羽目に。
登山道では、高山病にかかってしまった方か、
数名の方が寝転がっていました。
若い方が多かったように思います。
若い方は気がはやるのでしょう。
ついついオーバーペースになってしまう気持ちは分かります。 -
極寒の頂上で待つこと2時間30分、
ご来光まで後1時間足らず。
お腹は減るし、ひもじいし・・・。
Tシャツ、長袖シャツ、フリース、カッパの重ね着で、
ほぼ冬の格好でしたが、じっと動かずにいるのが辛かった。
この時間、頂上はものすごい人出です。
頂上の山小屋も開店し、ラーメンなどを売り始めました。
1杯500円(恐らくインスタントラーメン)!
山頂で物資の運搬に経費がかかるとはいえ、
インスタントラーメンごときに500円も払えるかっ!
と強がっていましたが、
正直、何度注文しようと思ったことか。
富士山は、お金さえ持っていけば、飲食に困ることはなさそうです。 -
待望のご来光!
見えません・・・。
なので、5合目で買った金剛杖に付いていた日の丸で我慢! -
雲が低く垂れ込め、本物のご来光は仰げませんでしたが、
日の出15分程度で太陽を拝むことができました。
このあと、8合目辺りに下山するまでの間、
晴天に恵まれました。 -
日の出後も月は鮮明!
-
山頂は人だかりです。
-
太陽が垂れ込めた雲の上に出ると、まさに晴天。
山頂の気温が一気に上昇したような感じ!
初詣なみの混雑です。 -
お鉢めぐりへ。
大きな噴火口には雪が残っていて、
雄大な景色です。
実はこの頃軽い頭痛が・・・。
急に立ったりするとめまいがするし、
少し歩くとすぐ息があがる。
ここまで持ちこたえてきたけど、
若干不安になりました。 -
荒涼とした赤い山肌。
火星の写真のよう。 -
一方、黒っぽい溶岩らしき山肌。
たいした距離ではないのに、風景が全然違う。 -
富士山山頂郵便局
ここから登頂証明などを郵送できます。
また、このすぐ隣に「富士山頂奥宮」があり、
お守りやお札などを求めることができます。 -
富士山の頂上の更に頂上、剣が峰!
午前7時10分、
やっと目にすることができました。
最後のひと踏ん張り!
頑張って登るぞ!! -
剣が峰の上にある「日本最高峰富士剣ヶ峰」の碑
この写真を撮るまでに40分ほど並びました。 -
剣が峰を逆方向から。
この後下山し、11時頃元の5合目に戻りました。
富士山、本当に楽しかった。
しかし、本当に辛いのは5合目に下山するとき。
単調な下りが延々と続き、
集中力や緊張感が尽きている上に
睡眠不足と疲労でクタクタで・・・。
数回転びながらも、何とか5合目に着くことができました。
結構疲れたけど、また行きたいと思います。
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この旅行記へのコメント (1)
-
- くまのみホヌ子さん 2010/11/01 10:01:21
- ほぅ、リアルな旅行記に思わず声援
- myaoさん、はじめまして
あしあとから辿ってきました。
オットが行く☆旅行記に、ひょっとして投票くださいました?
ありがとうございます。
富士山って、こんなに混雑しているとは知りませんでした。
登る様子がリアルに伝わってきて
途中、頭の中を不安がよぎったり、
寒さとひもじさを耐えたり
思わず「がんばれー」って声援を送りたくなりました。
素晴らしい体験をしましたね。
myaoさんが、登山が大好きなのが伝わってきましたよ。
のみホ
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