雨中の槍ヶ岳登山

2010/08/11 - 2010/08/14

台風の近づく8/12、新穂高温泉から双六〜西鎌〜槍の山行計画を立てたにもかかわらず、天候悪化が目に見えていたため、槍平経由の槍ヶ岳へのピストンに予定を変更。
12日の朝からしとしと雨が降っていたが、１時間もすると雨脚が強くなってきた・・・夏山だし、雨くらいどってことねぇと強がっていましたが、朝からの雨で沢という沢が増水！！槍平小屋の手前の南沢が大増水・・・渡れない！少し入ってみると腰のあたりまで深さがあり、さすがに断念。途中の滝合避難小屋まで引き返し、ここで野宿。13日は雨もなくうってかわって歩きやすかったです。午後１時ころ槍ヶ岳山荘に到着。穂先への道が大渋滞！片道１時間コースなので、頃合いをみはかり混んでないところを見て山頂へ。天気は曇りでしたが、360度の眺望がありました、頑張って登ってきてよかった〜。
翌日朝起きてみると、雨風の音！またしても雨・・・朝食をすませ、いそいそと支度をしすぐに下山開始。飛騨沢では谷側から雨と風がふきつけるも、歩く分にはたいしたことなし、槍平までさっさとおりました。途中の登山道はすでに川のようになっていたため、問題の南沢が心配でした。すると先行者が引き返してくるではありませんか！？「どうした？」「南沢増水です、渡れませんよ」おいおい、マジか？おそるおそる南沢へ行ってみると何人かの登山者が立ち往生してる。フンガー・・・しかし、対岸にも人がいてロープを渡してる。その方のご好意でみんな渡ることができました、よかったよかった。。。その後は特に難所もなく、午後2時には下山完了。昨年までなかった新しい温泉に入って疲れを癒しました。
今回すっきりしない天気で、写真はイマイチでしたが、無事帰ってこれたことに感謝をしたいですね。

エリア 新穂高温泉(岐阜)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩

初日：天気は最悪。沢は増水。雨の中の山行のため、なかなかペースがあがらない。。。滝合は橋がかけてあり問題ないが、この次の南沢で増水し、渡ることができず。無理せず滝合避難小屋まで引き返す。

滝合避難小屋。7名の登山者が足止めされた。東京のキャメラマンくんらは翌日下山するとのこと、彼らの敵討ちを取る決心をする。年配のおじさまが２名、どちらも軽装備だった。最近の夏山でのトラブルの原因を見た気がした。。。せめてツェルトは必要です！

うって変わって、おとなしい南沢。。。昨日はゴウゴウいってたのに！

槍平をすぎて、大きな樹木がなくなってきた。そろそろクライマックスかぁ？ここまでもそうだけど、最後の登りがキツイ。あとちょっとで稜線だ！といってもあと2時間半。

飛騨沢
背後に見えるはずの笠ヶ岳はまったく見えず・・・

やっと3000Mの看板だ。もう少しで稜線にでるぞ〜

やっと着いた、飛騨乗越！
が、寒い・・・慌てて長袖のシャツとレインを羽織る。
槍ちゃんが見えるじゃないの〜

テント持ってたけど、今日は小屋泊。疲れたし、ぬれた荷物も乾かしたい。
渋滞緩和したら、穂先へ。渋滞時は片道１時間！

体も休め、さぁピークへ
こんなん登り・・・

うえからはこんなんで

ハイ、お約束！　
笠方面からは風が強い。しかしめげずに、今回最高の200ショット超。ここぞおとばかりに連打！連打！BKT！BKT！もやってましたが360度の眺望はありました。

撮るべし！

撮るべし！
撮るべし！

撮るべし！
撮るべし！
撮るべし！

穂高、西鎌方面

笠、東鎌方面

小槍。えらいとこ登るねぇ、頑張って〜

おいしい御飯をいただいて明日の下山に備えます。。。

朝はガス＋雨＋風

南沢・・・
やっぱり増えてる・・・

ロープで沢渡り。
助かりました、ありがとうございます。

とりあえず安堵し、その後は無心で駐車場を目指しました。。。

無事下山し新しい温泉施設で、さっぱり＆お昼御飯をいただきました。
帰りも天気は回復せず、小屋で会った人たちもちゃんと帰れたかなぁ・・・
帰りは渋滞もなく、スムーズに帰宅できました。

この旅行記へのコメント （1）

• kuropisoさん 2010/08/25 01:00:35

  うわぁ。。

  凄いですね。。
  
  やはり私にはお供は無理そうです。
  
  ガス夫より雨男の称号を与えます。