2010年2月　牧場での日々＠白糠町

2010/02/01 - 2010/02/28

半年間の牧場での研修生活の記録です。

2月は寒かった〜！！！
牧場での最低気温は、マイナス27度！

そして、グルメな月でした。

エリア 白糠・音別(北海道)

1度は行ってみたいと思っていた、厚岸へ。
厚岸と言ったら、なんといっても「牡蠣」です。
もちろん、お目当ては牡蠣♪

厚岸の道の駅、「コンキリエ」。
http://www.conchiglie.net/

コンキリエからは、厚岸湾が一望できます。

「厚岸は古くから牡蛎の産地として知られており、厚岸という地名の語源もアイヌ語の『アッケシシ（牡蛎のあるところ）』だという説があります。」

「厚岸湖とそれに直結する厚岸湾は、外海のプランクトン豊富な海水と、山や湿原の養分をたっぷり含んで注ぐ別寒辺牛川の淡水が混じり合う為、栄養が豊富で、コクがあってうまみが凝縮した牡蛎ができます。
また、厚岸湾は北海道でも低水温で知られており、夏でも水温が15℃前後と低く、冬では氷点下になります。牡蠣は低温で成長が遅くなる、という性質を利用して養殖の時期をコントロールし、牡蠣が一年中出荷できるのです。」

コンキリエの2階「レストラン　エスカル」で牡蠣を食べます！

まずは、生牡蠣。
新鮮で美味しい♪

牡蠣の弁天島丼。
天婦羅にした牡蠣に甘辛いタレがかかっています。

牡蠣の和風ドリア。
牡蠣とホワイトソース＆チーズっていうのも、めちゃくちゃ合います。

厚岸の「森高牧場」のミルクソフトクリーム。
フレッシュな牛乳を使った、濃厚だけどしつこくないソフトクリーム。
牡蠣料理のデザートにはぴったりです（笑）

デザート第2弾（笑）

六花亭のいちごパフェ(?)。
ソフトクリームの下にいちごとコーンフレークとかそんな感じ。

六花亭のソフトクリームは本当に美味しくて大好きです。

釧路市丹頂自然公園。
http://www.city.kushiro.hokkaido.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1143452168315&SiteID=0

釧路空港から近いです。

こちらは給餌場ではなく、飼育しているようです。
他の場所と違って、餌をあげる時間だけでなく、常にタンチョウに会えるんじゃないかと思います（確かじゃないですが…）。

それにしても、タンチョウって夫婦が本当に仲睦まじいです。
うらやましい…（汗）

北海道3大ラーメン→札幌の味噌、函館の塩、旭川の醤油。
これが4大ラーメンになると、釧路の醤油が加わるんだそうです。
釧路ラーメンの特徴は、細いちぢれ麺とあっさり鰹だしのスープ。

釧路ラーメンの有名店「まるひら」にて、正統派釧路ラーメンをいただきました。
あっさりしていて、美味しい♪

それにしても、寒い日が続きます。
道東は降雪が少なくて冷え込むので、道路が凍ってツルッツルになります。
ブラックアイスバーンとかいうやつです。

白糠の目抜き通りも、ご覧の通りのスケートリンク状態です。

38番ラーメンは、国道38号線沿いにあるラーメン屋さん。
名物は「味噌かつラーメン」。
ニンニクの効いた濃厚な味噌ベースのラーメンにとんかつがドーンと乗っています。

食欲旺盛な男子高校生なんかにはたまらない感じです。
でも食べてみると、野菜もたっぷりなのでそこまでしつこくなく、美味しかったです。

「38番ラーメン」
住所：北海道白糠郡白糠町和天別279-8

ラーメン３８番 グルメ・レストラン

2月のある日の朝の搾乳風景。
写真からはあまり伝わって来ないと思いますが、寒いんですよ〜{{{{(+＿+)}}}}

彼女は好奇心の強いタイプ（笑）

「何？　何？　何してんの〜？」

犬 vs. 牛！

牛達が配合飼料を食べているのを…

狙っているワンコ達。

果敢に牛に向かっていきます。

ちょっと目を離すと、配合飼料をつまみ食い。

こらっ！牛のご飯を横取りするんでないよ！

だから、ダメだっていってるでしょう！

こんなに大きくなりました。
大きくなるにつれて、行動範囲が広がって、わんぱく具合がエスカレート（笑）

びっくり！　こんなところにまで出現するとは！

こちらはどこかと言うと…
牛さん達のウンチを溜めてるところ。つまり堆肥舎。
今は極寒なので、カチカチに凍っているからいいようなものの…

わんぱく坊主達。
大変だけど、愛らしい。

釧路名物 B級(？！)グルメ、泉屋のスパカツ！

すごいボリューム＆カロリーですが、美味しいんだな、これが。
肉体労働をしていると、このくらいのカロリーは身体が欲するのです。

こちらは「ぶた福」の豚丼。

こちらもボリューム満点で、大満足の一品です！
ぶた丼と言えば、帯広名物として知られていますが、道東全般で普及している感じがします。
「ぶた福」の豚丼は、帯広の豚丼に負けず劣らず美味しいです♪

「ぶた福」
住所：北海道釧路市大楽毛西1丁目15-8
電話番号：0154-57-4635
営業時間：11:00〜14：30　火曜定休

2月は本当に寒い日が続きました。
日中（最高気温）でもマイナス5℃以下。

牛乳を使った料理の講習会に参加させていただきました。

メニューは、
カレー味の炊き込みピラフ（牛乳とチーズ使用）
プリン（牛乳使用）
豚の角煮（牛乳使用）
野菜たっぷりのミルク鍋（牛乳とチーズ使用）

美味しかったです♪

また別のある日…

チーズ作りを体験させていただきました。
初めてチーズができる過程を見せてもらいましたが、思っていた以上に手間と時間がかかることに驚きました。
また、チーズによって作り方やかかる時間、熟成期間も様々。
チーズは新鮮で美味しい牛乳がなければ作れませんが、牛乳があっても、牛乳→チーズの道のりは大変だ〜…と実感しました。

牛乳にレンネットを入れて攪拌…
と簡単に言っても、温度管理、混ぜ方なども重要。
そして、攪拌も平気で1時間とかずっと混ぜ続けなければならなかったり…

チーズって作るの大変！

チーズを作る過程で出る、ホエー（乳清）も飲ませていただきました。
牛乳の味もする、甘みのあるホエーは、豚や羊に飲ませるだけでなく、人間が飲んでもとっても美味しかったです。
とても栄養価も高いし、美容にも良いんだそうです。

やっとチーズらしくなってきた〜！

そして型に入れます。
水分を抜いて、出来上がり！
…とそうは問屋がおろしません（汗）

水分を抜いて、その後1ヶ月以上は（毎日ひっくり返したりしながら）熟成させます。
本当にチーズって大変だわ。

こちらはすでに半年程熟成させたチーズ。

こんなに手間ひまがかかっているということを知ると、有難みが倍増しますね。
手作りチーズはもちろん美味しいです。

白糠町の「貴州屋」さんにて。
「貴州屋」さんは、お寿司もあり、それ以外のお料理やお鍋など、地場産の美味しいものがたくさんあるお店です。
何よりも斬新で美味しかったのは、目の前で自分達で焼きながらいただく「北寄貝のバターソテー」。

コンロの上に、陶板のようなプレートを置いて、その上でたっぷりのバターと共に、アスパラガス、エリンギ、そして新鮮な北寄貝を焼きます。
塩とコショウがかかっていますが、お好みで醤油やポン酢をつけても良し。
生でも食べられる新鮮な北寄貝なので、サッと焼いて、バターの香ばしい風味をつけて食べる感じです。
ホント、美味しかったです。

白糠・酪恵舎のモッツァレラチーズを使ったカプレーゼ。

ボケボケの写真ですが、画期的なんです！
全然人に懐かないにゃんこ達がこんなに近くに寄ってきてるんです！

…理由は、「煮干し」なんですけどね…。
食べ物に釣られるにゃんこ達。

「レストラン　はまなす」の鹿のロースト。

鹿は高タンパク、低脂肪、低カロリーで、ヘルシーなお肉です。
くさみも全然ないし。

増え過ぎちゃって農家の人は皆困っている鹿。
皆さん、もっとたくさん鹿を食べましょ〜！

牛＆猫コラボ・その1。

牛が猫を舐めてるんです！
どういう関係？！

牛＆猫コラボ・その2。

寒いから、子牛の上で寝る猫（笑）
ちゃっかりしてんな〜。

2月のとある寒い日。
みんなで角切りをしました。
生後1年くらいまでの若い牛の角を切るのです。
切った後は、もう生えてこないように焼きごてで焼いてしまいます。
農家の方にとっては大変な作業です。

「レストラン森もと」のポークチャップ。1400円也。
ボリューム満点の昔ながらの洋食。

釧路を訪れると、海産物ばかり食べがちですが、意外とこういう洋食もおススメです。

「レストラン森もと」
住所：北海道釧路市愛国西1-2-3
電話：[phone]

今年は特に雪が多かったのだそうです。
そして、寒い…！

2月の終わりに、チリの地震の影響で全国的に（太平洋岸で）津波警報が発令されました。
白糠もその影響で、海岸沿いの道は封鎖され、避難勧告も出ました。
こんな経験は生まれて初めてでした。
結果的には、何も影響はなかったですが。
（良かった、良かった。）

☆こんな感じで、寒かった白糠での2月も過ぎていきました。

☆おしまい☆