古都リスボン～世界遺産ベレンへ　ポルトガル’10

2010/07/28 - 2010/08/04

西の果て－ポルトガルへ。

友人のリクエストに応えて決定した夏のポルトガル旅行。
決定的見どころに欠けるかも？との思いがありつつも、私たちは贅沢に８泊の日程をとりました。

ホテルの予約は深夜到着の初日のみ。
あとは興味と体力にまかせての気ままな旅行です。


結果、旅程は・・・
リスボン（３泊）⇒ポルト（２泊）⇒ギマランイス（１泊）⇒リスボン（２泊）

ほとんどの時間は、ぶらぶらと街を歩いて、昼＆夜の食事をゆっくりとって終わっちゃいました。
見られなかったところもたくさんだけど、また来たいな～と思うぐらいがちょうどいいのかも。


■ポルトガルの印象は・・・

すべてが成熟しきっている、というか既に終わった時代の歴史の中に今もひっそり暮らしているという感じ。
もちろん、そういうものを求めて、歴史的なエリアばかりを歩いたのだろうけれど、
やっぱり街や国が急速に発展しているというイメージからは遠い。

それでいて、寂れているというわけでもなく、ただ静かにそこにある。
500年前も、現在も、500年後も、ずっと変わらないんじゃないかと、そう思う。

エリア リスボン(ポルトガル)

初日の朝は、ホテルの移動から始まった。
慣れないスーツケースをひきずって、急な坂道を登る、登る、登る。

リスボンは坂の街だ

振り返るとそれほど遠くなく、海が見える。

坂だけじゃなかった！　急な階段も多い。

地図ではすぐ近く隣り合っている通りと思ったのに…
こんなに高低差があるとは。

地元のおばちゃんたちは、おしゃべりしながらゆっくり登っていた。
ゆっくり。
きっとこの街のペースはこんな感じなんだ、と思う。

ホテルチェックイン後、修道院のあるベレンへ向かう途中。

写真は、ロシオ広場。
びっちりと隙間なく敷かれた石畳が、とても印象的。
しかも、ツルツルに、いい具合に摩り減っている･･･

私の中でこの石畳は、完成された街のイメージの象徴となった。