2010/08/08 - 2010/08/08
3位(同エリア3件中)
Mikaさん
「ノルマンディー、チーズの旅」をするなら ぜひ立ち寄りたい町、ヴィムティエ(Vimoutiers)。ペイ・ドージュ(Pays d’Auge)と呼ばれる地域にあって、カマンベール村(Camembert)から そう遠くない場所に位置しています。
ここには 昔のカマンベール製造の道具や 何百種類ものラベルが展示されている、カマンベール博物館(Musee du Camembert)が あって、チーズ紀行にはかかせない必見ポイント。カマンベールをつくっている過程も おもしろかったけど、古いラベルは 実にユニークなものが多くて 思わず笑ってしまうようなコミカルなものや、アメリカに最初にカマンベールが伝わった、記念ラベルまで様々でした。
カマンベール製造の簡単なビデオを見た後は、お待ちかねの ティスティングタイム。(degustation)リンゴの発泡酒、シードルと一緒に パンの上にカマンベールをのっけて 食べます。本場で食べている、と思っただけで「すごくおいしい!」と感じるのは 気のせいではないはず!シードルも このヴィムティエのオーガニック栽培のものでした。ティスティングとは 思えないほど なみなみとついでくれて 優しそうなおばあちゃんが ツアー客みんなをもてなしてくれました。
小さな町とはいっても たくさんの観光客が訪れる場所だろう、このカマンベール博物館。パリならツアー客にうんざりした無愛想な店員さんが多いのに、ここで働いていたお姉さんは とても感じがよかった上に、ポストカードを買ったら カマンベールのラベルを1枚プレゼントしてくれました。普段はパリで 擦れた生活をしているせいか、すごく小さなことに 感動を覚えます。
ヴィムティエの町では 夏の日曜ということもあってフリーマーケットが行われて わりと活気がありました。町の中心地、市庁舎の前では市庁舎の真ん前には 牛の像がおかれています。このあたりの人は 農業にかかわっている人が多く、大事な収入源となる乳製品をつくるために必要な「牛様」を祀って、大事にしているようです。それから 1971年に初めてカマンベールをつくったマリー・アレル(Marie Harel)の像も建てられていました。
町を少し歩いたあとは ノートルダム教会を見学。ステンドグラスは どの教会のも1つとして同じものがなくて、綺麗だなぁ、といつも思うんだけど、このガブリエル・ロワール(Gabriel Loire)がつくったステンドグラスは 本当に幻想的で 思わず心を奪われました。
ここに来るまでは「ヴィムティエなんて聞いたことないけど、何があるんだろう?」なんて思っていたけど 町を出るときには「来てよかった〜」と思いました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
花がいっぱいの家。
はちみつでも売っているのか、「Miel de Pays」と書かれた看板がありました。 -
コロンバージュ(木組みの家)の写真を撮っていたら 一緒のツアーにいたおばちゃんに 「ほら、こっち、こっち!」と言って強引に 引っ張られた。
何かと思えば 家の角に キリストを抱っこしたマリア様の像があった。 -
小さな川(riviere vie)が 流れていました。
まわりには 名前はわからないけど綺麗な花が いっぱい咲いていました。
フランスの夏は あちこちに咲いた花がいい。 -
カマンベール博物館
(Musee du Camembert)
なぜかカマンベール村ではなくて ヴィムティエにあるカマンベール博物館。
10, Ave Gal de Gaulle
61120 Vimoutiers
Tel: 02 33 39 30 29
大人:3ユーロ -
カマンベール博物館は 入場料3ユーロ
-
カマンベール博物館の外観
お姉さんと おばあちゃんの二人が 働いていました。
すごく感じのいい人たちで まとまりのない 団体観光客の私たちをニコニコしながら 応対してくれました。 -
搾乳(traite)の道具
一つ一つに きちんと説明がありました。 -
マネキンが カマンベールの製造の過程を再現してくれています。
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陽気なおじさん
(Monsieur Hilare)
カマンベールの最初のエチケット(ラベル)は こんな絵だった。
カマンベールを食べて幸せを感じているおじさんと カマンベールを食べて健康になろう、っていうことを意味しているらしい。 -
何百ものカマンベールのラベルが 飾ってありました。
どれもこれもユニークなものばかり。 -
その中でも あたしのお気に入りは この右上のサンタクロース。
かごに カマンベールチーズを入れて配ってます。
袋に入れたら 見えなくなるもんね・・・。ちゃんと チーズを指さしてるし。 -
ノルマンディー上陸作戦の記念(?)ラベル。
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カマンベールはすごくやわらかいので 丸い木箱に入れて型崩れを防ぎます。
食べごろは 中心まで熟成されて やわらかくなった 製造後3〜4週間後。
スーパーのチーズコーナーで 木箱をあけて チーズをギュッギュッって押しているおばちゃんを見かけることがあるけど、どうやら 食べ頃度チェックをしていたみたい。(てっきり ただのマナーの悪いおばちゃんかと思ってましたよ) -
チーズ大国 フランス。
約350種類〜400種類ものチーズがあると言われています。
カマンベールは その中でも 数少ない A.O.C.チーズ。
A.O.C.(Appellation d'Origine Controlee)は 優れた農産物、酪農品をフランスが保証する制度。
原料乳の種類、産出地域、製造地域、製造方法、熟成地域、熟成期間、形や外皮や重量や乳脂肪分などを審査して合格したものにだけ A.O.C.が認められ、高品質の保証ともいえます。 -
このラベルだらけの部屋で お待ちかねのティスティング。(フランス語ではdegustation)
まずは カマンベール製造の簡単なビデオを見ます。
優しそうなおばあちゃんが パンの上にカマンベールチーズをのっけて もってきてくれました。
シードル(Cidre)と呼ばれる りんご酒と一緒にパクリ。
シードルは ヴィムティエでつくられた オーガニック栽培のものでした。 -
フランスの街を歩いていると こんな看板をよく見かけます。
昔は字が読めなくても 絵を見て ここが 何屋さん、って分かったんだね。 -
市庁舎(Hotel de Ville)と牛の像(Ratisfaite)
Mackau広場にあるこの牛の像は ヴィムティエの街の歴史にとって どれだけチーズ産業が 重要であったかと象徴しています。 -
日本では 絶対にガラクタかゴミとしか思えないようなものが平気で売られています。よくいえばアンティークだけど、古くて汚くなっているくせに ビックリするよな高額で売られているものも多々あって、私には到底理解できません・・・。
古いものを大事にして 使っているという意味では フランス人のほうが ずっと 環境に優しいのかも? -
マリー・アレル(Marie Harel)の像
カマンベールを発明した マリーは ヴィムティエ近郊のクルット生まれ。(1761年〜1812年)
伝説によれば、フランス革命の頃、農夫の妻、マリーは 革命政府に対する宣誓を拒否し、イギリスへ亡命途中の僧侶をかくまってあげた。その僧侶は かくまってもらったお礼に おいしいチーズのつくりかたを教えた、という。
マリーは その秘伝のチーズを 娘のマリー2世に教えました。マリー2世は 夫と一緒に カマンベールを増産していきました。
ナポレオン3世も 25キロ離れた Argentanという街に滞在していた時 マリー2世の夫が献上した、カマンベールを食べて、大感動したそうです。
ちなみにこの マリー・アレルの像は 1928年、カマンベールで大儲けしたアメリカ人の ジョエ・クリニム(Knirim)によって 建てられたのですが、1944年6月14日の爆弾で 破壊されてしまいました。
のち、1953年に アメリカ、オハイオ州のチーズ工場から この像が贈られ、再建されました。 -
ノートルダム教会(L'eglise Notre-Dame)
19世紀の終わりに建てられました。 -
この教会は第二次世界大戦中、1944年6月14日の爆撃で壊されてしまったけど、のちに 有名なステンドグラス・アーティストのガブリエル・ロワール(Gabriel Loire)によって この教会のステンドグラスはつくられました。
-
中でも1番お気に入りは この薔薇窓。
光が入って 幻想的な雰囲気にさせられました。
久々に こんなに綺麗なステンドグラスを見ました。
ステンドグラスって 中から見るとこんなに綺麗なのに 外から見ると 全然 綺麗に見えないのは不思議だね、なんて話しながら教会を後にしました。
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