2009冬 念願のエジプト旅行　遺跡巡りを満喫７：カイロ観光から帰国の路

2009/01 - 2009/01

あっという間に最終日。
ガーマ・ムハンマド・アリや考古学博物館を午前中に見学し、午後に空港へ向かいました。
今回は、個人旅行は諦めツアーへの参加でした。ツアーだと、わがままを言う人や時間を守らない人などがいることが心配されますが、参加者の多くが旅慣れた人ということにも恵まれて特に問題も生じず、総じて楽しい旅となりました。
旅行をしてみてエジプトの印象は、「やはり個人での移動は難しい」ということです。旅行者の利用できる列車が限られていたり、バスはツーリストポリスの保護が必要だったりと。カイロ市街でさえ、横断歩道がなく車がビュンビュン飛ばしていくので、道路を横断できず街歩きもままならない状態でした。行ってみて分かったのは、各遺跡で説明の看板が殆ど無い。観光立国のガイド業を保護するために意図的にそうしているのでしょうか？ツアーに帯同した日本語ペラペラの現地ガイドの解説が素晴らしかったので良かったですが、これが個人旅行だと、何が何なのか？ガイド本だけの薄っぺらい知識で旅行することになってしまいそう。結局、現地で高い金を払ってガイドをつけることになってしまうのか？と思いました。
砂漠の暑い炎天下を観光するのを避けるため真冬を選んだのだけど、それでも南の方は昼間３０度近くまで上がりました。夜は５度ぐらいまで冷え込んだりするので、体調管理が大変。ただ、真夏は５０度ぐらいまで上がるらしいので、この時期じゃないとまともに旅行できないのかもしれないですね。
イスラム国家のため、なかなかアルコールにありつけないというのも我々酔っ払い夫婦には辛かったです。エジプト航空も「機内アルコールサービス無し」。(機内持ち込みは認められているため)成田の搭乗ゲート脇の売店でビールを購入するはめになりました。

次に来られる機会があれば、ナイル河クルーズやルクソールをゆっくり観光する旅をしてみたいと思います。

初日からご覧になりたい方は、こちらをどうぞ
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10481695/

エリア カイロ(エジプト)

• 旅行の満足度: 4.5

朝、ホテルの部屋からの風景。
ナイル河の中島にある円筒形のホテルなので、ほとんどの部屋がナイルビューです。

カイロタワー

この旅行で最も豪華なホテルでした。写真はロビー。
朝食のビュッフェも豪華だったのですが、写真撮り忘れました。

旧市街の街並み

ガーマ・ムハンマド・アリ。
イスタンブールのガーマ(寺院)を真似て造ったとのこと。このため、他のカイロのガーマには見られない。いくつもの巨大なドームと鉛筆形の高いミナレットを有するとのこと。

中に入ります。靴は脱がなければなりません。床が汚いので、機内で配られる使い捨て靴下を使うと良いでしょう　とガイドさんから教わりました。

中には綺麗なシャンデリアが。ルクソール神殿のオベリスクのお返しにフランス政府から贈られたものらしいです。

「メッカはこっちの方向です」と書いてあるらしいです。

外に出ました

そこからの眺めはこんな感じ。遠くピラミッドもうっすらと見えたのですが、この写真では、認識できないですねぇ、、、、。

旧市街もよく見えます。

次にお土産屋の集まるバザール、ハーン・ハリーリへ。写真はフセイン広場とガーマ・ホセイン、この左の細い道に入って行くと、ハーン・ハリーリです。

ハーン・ハリーリ

朝なので(?)閉まっている店も多かったです。何でもかんでも「ワンダラー($1)、ワンダラー」と気を引いて、結構高いものを売りつけてくる手口です。お土産購入にモチベーションの高く無い我々夫婦には、ちょっとウザイ感じです。

次に「エジプト考古学博物館」へ。

中は残念ながら撮影禁止です。
あの有名な「ツタンカーメンの黄金のマスク」始め、数々のお宝を見られます。ツタンカーメンの７重の棺も一つひとつあります。が、いかんせん管理が杜撰な感じが否めない。ただ置いてあるだけで、説明もなければ埃も被っているような展示も多い。
世界各地に散らばるお宝を母国に戻そうとする活動もありますが、こんないい加減な管理・展示をされるぐらいなら、今のまま欧米の博物館・美術館に展示され続ける方が良いのかも？と感じました。

予定されたすべての観光を終了し、バスで空港へ向かいます。

エジプトでの最後の食事は、何とイタリア料理、しかもファーストフードでした。まぁ格安のツアーなので仕方無いのかな。

ピザとパスタとサラダ

空港に着いてしまいました。楽しかったエジプト旅行もいよいよ終了です。

直行便ＭＳ９６４で、成田へ帰ります。
次回は、いつになるのかな？？