2010/06/03 - 2010/06/03
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frau.himmelさん
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今年は漠然とシュパーゲル(白アスパラ)の季節にヨーロッパに行きたいなと考えていました。ここ何年かは続けて5,6月にドイツに行けてたのに、昨年は秋と冬にしか行けなくてシュパーゲルは味わえませんでした。
夫と相談するもなかなか二人のスケジュールが噛みあわなくて、
「またツアーに一人で参加して、帰国日延長で少しドイツを回ろうか…」と思っていました。
そんな折、夫から「もしかしたら6月にドイツに行かなければならないかも…。」と…。
「えっ、それいいわね!、行きましょう。私早速チケットの手配をするわ!」と半ば強引に計画に取り掛かった私でありました。
ところが、出発まで2ヶ月をきっていたこともあり、ルフトハンザや日系航空会社のチケットの高いこと!(泣)。いつもは半年も前から計画して安いチケットをゲットしていましたが、それに比べると約2倍の感覚です。この金額で2人分のチケットが賄える…と思うとちょっと手が出ない…。
そこで格安チケットを探すことに…。
ありました!
フランクフルト・フリーステイ3泊の格安航空券。
燃油サーチャージや空港税、帰国日延長手数料など全て含めて二人で22万円弱。安い!
ただ、問題なのは大韓航空のチケットだということ。今まで日系航空会社か欧州系航空会社しか使ったことなかったので、ちょっと抵抗があります。でも背に腹は変えられません。
ところが、クチコミを見ると結構評判がいいんですね、おそるべし大韓航空。
という訳で大韓航空初体験の旅となりました。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 航空会社
- 大韓航空
-
まだ朝が早いので広い成田空港の第一ターミナル北ウィングのゲートもガランとしています。
-
今回のチケットは航空会社直接ではなく、e-veryの団体チケットです。
団体受付の窓口も早すぎて開いていませんでした。 -
いつものお約束、両替相場をしっかりチェックしておきます。
ユーロは115.75円ですね。
今はユーロが安くてホントに助かります。
でも、私はここでは両替しないんです。
いつも現地でキャッシングしています。 -
テレビで天気予報をやっていました。
フランクフルトはずーっと晴れですって。
やったー! -
私達は9:25分発、ソウル行きです。
搭乗手続きをして、荷物を預けて、ちょっと早いけど中に入ります。 -
あの飛行機に乗るのね。
大韓航空初体験だけど乗り心地はどうかしら? -
で、大韓航空初搭乗。
ソウルまでの機内は日本からのおば様グループが目立ちました。やはり韓流ブームが影響しているのでしょうね。
私達の2つ前の斜め側の席にも個人旅行のグループがいました。その中心人物は周りに聞こえるような大きな声で「私、ソウルに行くのは今回で7回目なのよ。」と得意顔。周りの取り巻き連中も「わー、すごいわね〜、私今回初めてなのよ…」などなど。
おだてられて、ますます得意になったその中年女性は、客室乗務員さんに何かチューブに入ったものを持ってこさせました。
「コレ美味しいのよー、あなたたちももらったら〜」なんて…。
韓国に7回行ったことがそんなに自慢することなの…?
日本女性の品格を落としてほしくないわ〜(怒) -
成田から2時間ちょっとでソウルのインチョン空港に到着しました。
わーさすが韓国。
早速民族衣装のチマチョゴリを着た女性たちが歩いています。
そこのおじ様、ちょっとジャマ! -
おじ様をやり過ごしてから写真を撮ったら、こんなアップの写真になりました。
チマチョゴリ、みんなとても似合っていますね。
すっかりテンションが上がった私でした。 -
ハブ空港であるインチョン空港は大変近代的で広い空港です。
エレベーターに乗ったり、エスカレーターで移動したりしてフランクフルト行き12番ゲートに到着しました。 -
ここがフランクフルト行き搭乗ゲートの待合室です。
韓国からヨーロッパに行く客はさすがに欧米人も多いですね。
大韓航空は比較的チケットが安く手に入るので、この不景気の時代欧米人にも人気があるんですね。 -
待合室で、夫が荷物を私の横の席に置いてトイレに立ちました。
そこへ派手な衣装の韓国人おば様軍団の一人が夫の荷物を押しのけて座ろうとするので、あわてて私は「ノー、ノー」と、そのあと何をしゃべっていいか解からない。
日本語でタドタドしく「コ・コ・キ・マ・ス!」(笑)って言ったけど、なんだか怒ったような顔をしていた。
すっごいパワー! 日本のおば(あ)さん、小さくなってすっかり形無しです。 -
この飛行機が私達をドイツまで安全に運んでくれる機体です。
ちょっとグリーンがかったブルー、独特の色ですね。 -
と言うようなことがあって、フランクフルト行きに搭乗。
面白かったのは、何人かの韓国人が席につくや否や、いっせいに足元に新聞紙を広げ始めたこと。その上に靴を脱いで足を投げ出していました。
また、斜め前に座った若いと思しき男性、飛行機が水平飛行にはいったらすぐ、まだウェルカムドリンクも始まらない前に、客室乗務員にビールを持ってこさせました。
それからフランクフルトに着くまで何本持ってこさせたことか、おつまみも一度にどかっと数袋とり、なくなると、ビールとともに乗務員さんに持ってこさせる。
さすがに乗務員さん最後の方ではニコリともしないでポンと渡していましたね。
その他、例の韓国おば様軍団のおしゃべりが、遅くまでうるさかったこと。etc.
初大韓航空搭乗記はすっかり、『意地悪ばあさん』になった私でした。 -
大韓航空の機内では、人間観察をしっかりして、結構楽しみながらフランクフルトに着きました。
フランクフルト中央駅です。 -
地下のSバーンから地上に出たら、この正面出口ではなく、右側に出ます。
-
そうすると、目の前にホテル・エクセルシオールがあります。
今回のe-veryの宿泊はこのホテルでした。
ラッキー!
私のお気に入りのホテルです。
ここに4泊いたします。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 哈桑湖さん 2011/07/07 13:24:10
- アエロフロートとは、雲泥の差です
- frau.himmel様
アエロフローの客室乗務員と、大韓航空の客室乗務員とでは、雲泥の差です。勿論、乗り心地も大韓航空の方が、はるかにいいです。
でも、私はアエロフロートの方が好きなのです。
飛行機に入ると、でっぷりした無愛想なロシア人の客室乗務員が、目に飛び込んできます。飛行機に入った瞬間から、もうロシアなのです。
帰りも成田に着くまでロシアにいる感じです。
ロシアでは、ホテルのフロントで、大柄なロシアのおばちゃんが、足を組んでタバコを吸い、週刊誌を読んでいたり、テレビを見ています。お客が来ても、ニコリともしません。
ただロシア語でこの町が綺麗だというと、本当にうれしそうな表情をします。根はとても人懐っこいです。細かいことには、こだわらないです。車のフロントガラスにヒビが入っていても、平気です。呼子自動車学校という文字の入った市バスが走っていたりもします。ドライバーの方は、動けばいいと、また日本の文字は気に入っているから残しているとも。
日本では、お客が無理難題を言っても、店員は謝っています。ロシアなら「ニェット」一言で済みます。
シベリア鉄道の車掌に、いつ出発するかと聞いても、「ニ・ズナーユ(知らない)」で終わりです。働くことが、嫌いなんです。
バザールでも、ロシア人は売る気もなく、嫌そうに座っています。一方、タタール人やグルジア人は、きれいに果物を並べ、愛想もよく、当然お客もそちらで買います。
お話は変わりますが、知覧の特攻隊の美談ばかりが、伝わっていますが、「振武寮」という存在を知ると、お考えが変わるのではと、思います。
飛行機の不具合で内地に引き返してきた、特攻隊員を福岡の振武寮に収容します。
ここで、死んで英霊になっていたはずの人間が、戻ってきたのは臆病風にふかれたからだと、竹刀で精神をたたきのめされ、再び特攻に出されました。
ここにいた参謀は、最後の出撃で必ず出撃すると言って、生き延びています。
旧式の戦闘機どころか練習機まで、引っ張り出して、特攻に向わせました。あと酷いのが、人間ロケットミサイル「桜花(おうか)」です。ミサイルに人間が入って、敵艦に発射されるというものです。
ただ桜花を吊るすので、飛行機そのものが重くスピードが遅くなります。アメリカ軍は、桜花を吊るした飛行機のみでなく、護衛の戦闘機まで、一網打尽に撃墜させていました。それで、アメリカ軍は、この人間ミサイルを「バーカ」と呼んでいました。
- frau.himmelさん からの返信 2011/07/09 13:46:48
- RE: アエロフロートとは、雲泥の差です
- 浦潮斯徳さま、こんにちは。
大韓航空編を見ていただいてありがとうございます。
いつもは早くから旅程を組むので、比較的安いヨーロッパ系か日系の航空会社のチケットが取れるのですが、あの時は出発まで間がなく、背に腹は変えられないと大韓航空を選んだのです。
乗客の国民性のマナーの違いを大いに感じた機内でした。
でも、客室乗務員さんは美人で、サービスもよく、あなどれないなーと思った次第です。
> でも、私はアエロフロートの方が好きなのです。
> 飛行機に入ると、でっぷりした無愛想なロシア人の客室乗務員が、目に飛び込んできます。飛行機に入った瞬間から、もうロシアなのです。
> 帰りも成田に着くまでロシアにいる感じです。
わかります、わかります、その気持ち!
私も機内に搭乗したときからヨーロッパにいる気分になれるので、できればヨーロッパ系の航空会社を選びます。特にルフトハンザが大好きです。
ドイツの客室乗務員さんも結構体格のいい方が多いです。おっドイツ人だなーって一人で盛り上がります。それに、カタコトのドイツ語でも喋ると次回からにサービスのときにニコッとしてくれるんですよね。
> 呼子自動車学校という文字の入った市バスが走っていたりもします。ドライバーの方は、動けばいいと、また日本の文字は気に入っているから残しているとも。
そうなんですか? 日本語の文字入りの自動車がロシアの街中を走っているのですか…。そんな風景に出会うと、日本人はうれしくなりますね。
ただ、ロシア政府は日本の中古車を輸入規制しているそうなので、そんな風景も年々少なくなるのでしょうね。
> お話は変わりますが、知覧の特攻隊の美談ばかりが、伝わっていますが、「振武寮」という存在を知ると、お考えが変わるのではと、思います。
> 飛行機の不具合で内地に引き返してきた、特攻隊員を福岡の振武寮に収容します。
>
> ここで、死んで英霊になっていたはずの人間が、戻ってきたのは臆病風にふかれたからだと、竹刀で精神をたたきのめされ、再び特攻に出されました。
> ここにいた参謀は、最後の出撃で必ず出撃すると言って、生き延びています。
知覧は武家屋敷と特攻記念館に行きましたが、あの昔からの屋敷街と特攻隊の悲しい物語…、それだけを見ると、確かにロマンティックだと感じますね。
そんな悲しい出来事があったのですか?
「振武寮」の存在は知りませんでしたが、調べてみたいと思います。
>
> あと酷いのが、人間ロケットミサイル「桜花(おうか)」です。ミサイルに人間が入って、敵艦に発射されるというものです。
人間ミサイル、最初、この意味するところが判りませんでした。
想像してみて、それは酷い!、ダッハウの人体実験とそんなに違いはないではないかと思いました。
しかも確実性があるのならともかく「バーカ」と呼ばれるほどの戦闘機なんでしょ。まるで犬死ではないですか。
ミサイルに入って発射させられる特攻隊員のことを考えたら…、悔しくてたまりません。
それに「桜花」ですって? 日本人の心の花であるサクラをそんな戦闘機の名前に使って欲しくないですね(ちょっと的外れですが)。
ほんとにいろいろな興味ある話題ありがとうございます。
himmel
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