なみお＆みすたぁのなんちゃって世界一周旅行　チリ・ヴァルパライソ①

2009/02/20 - 2009/03/10

①ヴァルパライソ　ポランコのアセンソール

03/06/09

久々に目覚まし時計で起き、ヴァルパライソに行く為パッキングを始めた。すると、カミーラが部屋にやってきた。

「I HAVE A BAD NEWS・・・」

大学の教授達とミーティングを兼ねたランチに行かなければいけないらしく、ヴァルパライソに一緒に行けないと言う・・・。オーノー！！　カミーラと行けたら絶対楽しいと思っていただけにとてもショックだった。それに久々に1人で過ごす不安もあった。でも仕事だからしょうがない・・・。

カミーラは、大学でPOLITICAL SCIENCEを専攻する学生。学生の傍ら、教授の研究を手伝う仕事をしたり、ボランティア活動にも参加していてかなり多忙な彼女。見た目は、けだるそうだけど、セクシー系なカミーラ。でもとてもエネルギッシュで多忙で疲れるはずなのに、友達想いで人付き合いがよく、夜はパーティー三昧でどこからそのエナジーが沸いてくるのかが不思議だ・・・。

ヴァルパライソに向かう前にカミーラに郵便局に連れて行って貰い、モアイを詰めた荷物を送った。船便があるかと思えば、航空便のみ。結局約40000ペソ（8000円相当）も掛かり、かなり痛い出費となった。でもモアイを抱えては旅を続けられないので、なみおにチョイスはなかった・・・。

ヴァルパライソは、サンティアゴから約2時間の距離。サンティアゴに次ぐチリ第2の都市にもかかわらず、山の斜面を走る年期の入った傾斜式エレベーター「アセンソール」が致る所にあり、シブくてイイカンジ♪　しかもこの街並は、世界遺産に登録されているのだ。

「CONGRESO NACIONAL 国会議事堂」の周りをぐるりとし、まずはちょっと変わったアセンソールがあるポランコのアセンソール乗り場に向かった。入口で100ペソを払い、暗くてなが～いトンネルを歩き、カラフルなドアがある所にたどり着いた。なみおにとって初アセンソールでイマイチ使い勝手が分からなかった。ベルを鳴らしてもドアは開かないし、しばらくボケーっと待つこと5分で扉が開いた。

中は木箱というカンジで係りのおっちゃんがいた。垂直に34メートル程昇り、頂上に到着。アセンソールを出ると、素晴らしい景色が広がっていて一気にテンションが上がった。

「来てよかった！！」

沢山のカラフルな建物が丘に広がっていて、ヴァルパライソ湾が見渡せた。写真やムービーを撮り、上機嫌で歩いて坂を下った。

イースター島で出会ったマユミさんにイースター島に行く前にヴァルパライソでカメラを盗難にあったという話を聞いていたし、ガイドブックでもカメラや荷物の盗難に気を付けるようにと書いてあったのでかなり慎重のなみお。でかいバックパックは、サンティアゴに置いてきたものの、小さなバックパックをパンパンにしてやってきたなみお。いかにも観光客なカンジだったからかなり注意をしながら歩いた。ただ単にこっちを見ているだけかもしれないにーちゃんでも安全の為と思い、道の反対側に渡ったり、引き返したりした。さすがに2回は同じ目には遭いたくない・・・。

今宵の宿は、カミーラの知り合いがステイしたことのあるホステル。というワケで住所と宿の名前のみで、ホステルまでの交通手段までは、調べていなかった為、どのバスに乗っていいか分からないし、テクテクと歩いて行ってみることに。

途中遅いランチ？！早いディナー？！を食べる為、手頃そうなレストランに入った。なみおが注文したのは、「CHORRILLANA チョリアナ」というフライドポテトの上にソーセージや他の肉、タマネギ＆スクランブルエッグが乗ったやつ。1人で食べれる物なのかなんちゃってスペイン語で聞くと、身振り手ぶりでそんなに大きくないと言うウェイター。でも運ばれてきたチョリアナを見てギョッとした！！　テンコ盛りのポテトの上にこれまたテンコ盛りの肉が乗っていた！！

「これ1人前じゃねーべ？！」

そんなことを１人でツッコミながら食べ始めた。いかにもカロリー高めで、なみお好みの料理だけど、コテコテしてるし、量が量なだけにさすがのなみおもギブアップ。するとなみおの手前に女性1人＆男性2人がやってきた。何を頼むのかと思えば、女性は大盛りのポテトの上に目玉焼きが乗ったやつ、そして男性2人は、なみおが頼んだ物と一緒だった。1人一品頼んでいるもんだから、さすが体の大きい南米人は違うと思った・・・。

エリア バルパライソ(チリ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

アセンソールの入口。

随分暗いなぁ・・・。

アセンソールの中。

ポランコのアセンソール。