2010/07/25 - 2010/07/25
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みにくまさん
天神祭は、京都の祇園祭、東京の神田祭と並ぶ日本三大祭の一つ。
また、四天王寺別院の勝鬘院愛染堂の愛染祭(神式では愛染祭に替えて生国魂神社の生玉夏祭)、住吉大社の住吉祭と共に大阪三大夏祭りの一つでもあります。
期間は6月下旬吉日~7月25日の約1ヶ月間に渡り諸行事が行われる。特に、25日の本宮の夜は、大川(旧淀川)に多くの船が行き交う船渡御(ふなとぎょ)が行われ、奉納花火があがる。
大川に映る篝火や提灯灯り、花火などの華麗な姿より火と水の祭典とも呼ばれている。他に鉾流神事(ほこながししんじ)、陸渡御(おかとぎょ)などの神事が行われる。
24日宵宮、25日本宮。
◎ 天神祭・宵宮
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10483413/
◎ 大阪天満宮編
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10483213/
◎ 催太鼓編
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10482882/
◎ 天神天満花娘編
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10482861/
◎ 地車囃子編
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10482331/
おまけ↓↓↓
http://yaplog.jp/awamoko/archive/215
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本宮・陸渡御(おかとぎょ)
天神祭の重要な祭事のひとつ。
神様に氏地の平安を御覧いただこうと、氏子たちが御迎えの行列を組んだのが陸渡御・船渡御の始まりです。
陸渡御列の中心は、御霊を奉安する御鳳輦(ごほうれん)ですが、この前後を催太鼓や神輿、神具、旗、鉾などが供奉して氏地を巡回し、天神橋北詰めの乗船場まで進みます。
かつての氏地各町では、地車(だんじり)を曳いて神様の渡御を悦びました。安永9年(1780)には84基もの地車が宮入りした記録があります。
現在では、1基だけ残った三ツ屋根地車が渡御列に御奉仕しています。 -
本宮・陸渡御(おかとぎょ)
陸渡御の列は、15時30分に天満宮を出発します。
いつものんびり準備をしている私たちが現地に到着した時には、すでに道沿いは凄い人で、どこか御列を見られる場所を探しているうちに、なんとかここに辿り着きました。
天満宮からまっすぐ進み、初めて御列が右折するポイントで、本来なら道路の突き当たり(写真右上:報道陣が来ているところ)に行きたかったのですが、たくさんの人で無理でした。 -
第一陣 催太鼓
天神祭は音の祭りだ。
深紅の投頭巾をかぶった願人たちがかけ声も勇ましく打ち出す迫力満点の低音が渡御の先陣を切ります。 -
第一陣 催太鼓
◎ 催太鼓編
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10482882/ -
第一陣 催太鼓
天満宮からまっすぐ進んだ付きあたりのポイントでは、一旦行進を止め、「大阪じめ」と呼ばれる手拍子を打ちます。
この独特のかけ声とリズムは、江戸時代の堂島米相場の取引に由来するといわれます。 -
第一陣 催太鼓
◎ 催太鼓とは
天神祭の一番の名物でもある、真紅の投げ頭巾をかぶった人々。この人達は、”願人”と呼ばれる催太鼓の叩き手です。催太鼓は神輿渡御の先陣を切り、行列をリードします。この太鼓はもともと大阪城の陣太鼓だったものだそうで、慶長年間、大閤さんから拝領したという由緒正しき代物です。
見所はなんといっても「からうす」。
これは太鼓の下に丸太を敷き、シーソーの様に大きく揺らしながら叩くという豪快なスタイルで、”願人”がふっ飛ばされそうになりながらも、ドドーンと打ち鳴らす様はもう圧倒的迫力。見逃せないポイントです。 -
第一陣 催太鼓
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第一陣 催太鼓
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第一陣 催太鼓
太鼓の下の丸太を激しく揺らしながら太鼓を叩く、壮烈なスタイル。
打ち手である「願人」が吹っ飛ばされ、実際に下におっこちてしまっています。 -
第一陣 猿田彦(さるたひこ)
馬にまたがった天狗の面の猿田彦が、渡御列を先導します。 -
第一陣 猿田彦(さるたひこ)
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第一陣 猿田彦(さるたひこ)
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第一陣 神鉾(かみほこ)
鉾流神事で主役を務めた神童は、この講に属します。 -
第一陣 神鉾(かみほこ)
この場所はやっぱり少し位置が悪く、写真を撮るのが難しいです。 -
第一陣 神鉾(かみほこ)
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第一陣 神鉾(かみほこ)
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第一陣 地車(だんじり)
地車囃子や龍踊りとともに、ダイナミックな渡御で魅せます。
地車囃子については↓に詳しく書いてあります。
◎ 地車囃子編
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10482331/ -
第一陣 地車(だんじり)
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第一陣 地車(だんじり)
地車もここで進行を一旦止め、「大阪じめ」を行いました。 -
第一陣 地車(だんじり)
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第一陣 地車(だんじり)
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本宮・陸渡御(おかとぎょ)
ここで御列が途切れたので、道を横切って先ほどの正面に移動してみました。
こちらの方が人の数が少なくて撮影はし易いです。
ただ、こちらは強烈な太陽の日差しを遮るものが何もないので、クラクラしそうなほど暑いです。 -
第一陣 獅子舞(ししまい)
古い歴史を誇る天神講率いる一団は600人近い大集団。
華麗な舞を披露する獅子舞、「傘踊り」「四つ竹」も風情たっぷり。 -
第一陣 獅子舞(ししまい)
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第一陣 獅子舞(ししまい)
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第一陣 獅子舞(ししまい)
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第一陣 獅子舞(ししまい)
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第一陣 獅子舞(ししまい)
笛や太鼓を演奏する楽団のみなさん。 -
第一陣 獅子舞(ししまい)
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第一陣 獅子舞(ししまい)
楽団の後に続くのは、リズムに合わせ華麗に傘踊りを踊る女性の一団。 -
第一陣 獅子舞(ししまい)
道路の上は猛烈な暑さになるので、この位置でお茶などのジュースを受け取り、水分補給をしていました。 -
第一陣 獅子舞(ししまい)
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第一陣 獅子舞(ししまい)
「生ビール 注入済み!!」
腕に書かれた文字を見つけちゃいました(*^_^*) -
第一陣 獅子舞(ししまい)
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第一陣 獅子舞(ししまい)
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第一陣 獅子舞(ししまい)
ちょっと可愛い、お子様の傘踊りが続きます。 -
第一陣 獅子舞(ししまい)
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第一陣 獅子舞(ししまい)
この道は強い直射の逆光になるので、暑い&眩しいで大変そう。 -
第一陣 獅子舞(ししまい)
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第一陣 獅子舞(ししまい)
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第一陣 獅子舞(ししまい)
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第一陣 獅子舞(ししまい)
まだまだ獅子舞の列は続いています。 -
第一陣 獅子舞(ししまい)
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第一陣 獅子舞(ししまい)
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第一陣 獅子舞(ししまい)
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第一陣 獅子舞(ししまい)
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第一陣 獅子舞(ししまい)
中にはカメラを向けるとポーズを取ってくれる方も。 -
第一陣 獅子舞(ししまい)
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第一陣 狸々山車(しょうじょうだし)
御神酒講は酒造販売業者の参加する講、狸々山車に供奉しています。 -
第一陣 狸々山車(しょうじょうだし)
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第一陣 采女(うねめ)
約10名の被衣(かずき)の乙女たちが奉仕します。 -
第一陣 采女(うねめ)
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第一陣 稚児(ちご)
21世紀の祭りを支える可愛い人材です。 -
第一陣 稚児(ちご)
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第一陣 稚児(ちご)
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第一陣 稚児(ちご)
あまりの暑さで、鼻血がでちゃったかな(^_^;) -
第一陣 稚児(ちご)
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第一陣 文車(ふぐるま)
出版業者を中心とした御文庫講も参加。菅公お手持ちの御本をお運びします。 -
第一陣 文車(ふぐるま)
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第一陣 文車(ふぐるま)
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第一陣 牛曳童子(うしひきどうじ)
旧此花町の氏子有志が集まった福梅講は、牛曳童子で参加します。 -
第一陣 牛曳童子(うしひきどうじ)
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第一陣 牛曳童子(うしひきどうじ)
牛と天満宮は切っても切れない関係。
この祭りにも、何頭かの牛が参加していたようです。 -
第一陣 牛曳童子(うしひきどうじ)
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第一陣 牛曳童子(うしひきどうじ)
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第一陣 錦旗(きんき)
御旗講は大正9年から参加する、料理飲食店組合員たちです。 -
第一陣 風流花傘(ふうりゅうはながさ)
花傘講の供奉者約50名が、風流ないでたちで参加します。 -
第一陣 風流花傘(ふうりゅうはながさ)
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第一陣 唐櫃(からひつ)
神様のお食事が入っています。
ここまでで第一陣は終了。
このあと第二陣へと続きます。
千年の悠久の歴史を誇る、火と水の都市祭礼 「天神祭・本宮」 ~陸渡御編②~
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10485717/
◎ 第一陣 おしまい
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