芸術の都をウィーンぶらぶらと。　～⑤感動のバレエ鑑賞 in 国立オペラ座主役は日本人プリマ～

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2006/05/28 - 2006/05/29

3545位(同エリア6430件中)

#その他

BEBETOMOさん

観光も行き尽くした感があり、あてもなくぶらぶらしてると
有名な国立オペラ座の横を通りかかりました。

オペラでも見たいけど値段は高いし、服装もちゃんとしなくちゃいけないしと思ってるとなにやら行列が･･･
見てみると立ち見席に皆並んでるらしい。
事前知識で立ち見席は当日開演２時間位前に売り出されるのは知ってましたが。。。かなりの格安かつ服装もうるさくないらしい。

今日はなにか公演があるらしく、プログラムを見てみると１９時開演とある。
立見席は日本円で5-600円。とりあえず並んで見るかと安易な考えで列に加わってみます。
３０分ほど待つとチケット販売開始、後ろにもものすごい人が並んでます。。。

運良くチケットをGETできたが実際の立ち見席に行ってみるとものすごい事になってる。
日本の通勤電車並み・・・席の確保の仕方が決まっててなんかスカーフとかで立ち見の柵に括り付けて「ここが私の席です」ってなるらしいんだけど柵があるところはもう既にいっぱい
あちこちでもめてる。
席以上にチケット売るなよ･･･仕方なく階段に立って見ることに。
でもここが結構いい場所だった。

そんなんで開演！→圧巻！→すばらしい！

言葉では言い表せないほど、綺麗で優雅で美しかった。
女性・男性、大人数で踊る、ソロで踊る。
それぞれに特徴があってあっという間に時間が過ぎた。
「1時間位で帰ろう」なんてとんでもなかったです。

立ち見は正直かなり辛かったが、それでもまだ見ていたいと思う位、魅せられてしまいました。
演目も「白鳥の湖」となんとなく馴染み易いものだったし。

何十人という踊り子がいるなか、主役の女性のバレエは別格だった。
素人の自分が見ても表現力等がずば抜けている。

相方と「やっぱ主役はすごいね」とか話してた。
見た目がちょっとアジア系の顔立ちだったので中国人かなんかだろうと思っていた。

１時間半が経ち、小休憩
あまりにも主役の人が気になったので、演目をもう一度確認。
すると主役の名前は「Shouko Nakamura」と書いてあった。

中村？？日本人じゃん！！！

まさかこんな所で主役をはれる日本人がいるとは！
ただでさえ感動してたのにここでさらに感動！

後半もすばらしい舞台だった。
中村さんは舞台に出るたびに拍手をもらっていた。
こちらの人にも実力が認められているんでしょう。
おなじ日本人としてちょっとうれしかった。

結局、トータル３時間、入場券を買うのを含めたら
５時間立ちっぱなし
体力的にかなり限界だったが、こんないいものが見れたので
うれしさ＆楽しかったで一杯でした。

ちなみに中村さんは日本でも情熱大陸とかで取り上げられてたり
バレエ界ではかなりの有名人。
http://mbs.jp/jyonetsu/2003/20030309/profile.html
あの熊川哲也さんとかとも一緒にやってるらしいですよ。

エリア

ウィーン(オーストリア)

交通手段: 鉄道高速・路線バス

旅行の手配内容: 個別手配

オペラ座のロビー＆入り口。

豪華絢爛です。
内部はこんな感じ、意外と狭く、演者との距離が近いです。
バルコニー席。
セレブの香りが。。。
天井も煌びやか
この舞台でどんな感動が生まれるのか。

さぁ、いよいよ開演。
オーケストラも準備OK。
上演中はもちろん写真は撮れませんので。。。

終了後のセレモニー。
フラッシュはご法度、本当は写真は禁止のはずだが
終了後は皆カメラを撮っていましたし
係員も許容しているようでした。
ぶれてしまうぅ。
アンコールでの挨拶。
唯一、ブレが少なかった写真。
会場から花束が。

動くと100%ブレる。。。
会場はスタンディングオベーション。
本当に素晴らしかった。
終了後のオペラ座前。
混雑。。。
さぁ、ホテルへ帰りましょう。