![国際列車ユーロシティー(EC)に乗って、5時間かけてウィーン西駅からポーランドに移動しましたす。<br /><br />途中チェコを通過。食堂車での食事を楽しみました。<br /><br /><br /><旅の全日程>・・・この旅行記は■部分です。<br />□5/25(火)名古屋-(CI151)->台北-(CI063)->ウィーンへ<br />http://4travel.jp/traveler/wanibe/album/10478960/<br />□5/26(水)6:30ウィーン到着<br />(ホテル朝食)http://4travel.jp/traveler/wanibe/album/10481659/<br />(ナッシュマルクト)http://4travel.jp/traveler/wanibe/album/10481715/<br />(ザッハトルテ)http://4travel.jp/traveler/wanibe/album/10482329/<br />(オペラ鑑賞)http://4travel.jp/traveler/wanibe/album/10482869/<br />□5/27(木)ウィーン泊 <br />(ホテル紹介:メルキュールウエストバーンホフ)<br />http://4travel.jp/traveler/wanibe/album/10483439/<br />(ホイリゲへ)http://4travel.jp/traveler/wanibe/album/10483750/<br />■5/28(金)国際列車ユーロシティでポーランドへ<br />□5/29(土)グリヴィーチェ泊<br />□5/30(日)日帰りでアウシュビッツとクラクフへ<br />□5/31(月)国際列車ユーロシティでウィーンへ<br />□6/01(火)ウィーン泊(コンサート鑑賞)<br />□6/02(水)機内泊 CI064 ウィーン11:35->台北06:05(6/03)<br />□6/03(木)台北でトランジット後、帰国](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/48/39/650x_10483978.jpg?updated_at=1280593034)
2010/05/25 - 2010/06/03
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国際列車ユーロシティー(EC)に乗って、5時間かけてウィーン西駅からポーランドに移動しましたす。
途中チェコを通過。食堂車での食事を楽しみました。
<旅の全日程>・・・この旅行記は■部分です。
□5/25(火)名古屋-(CI151)->台北-(CI063)->ウィーンへ
http://4travel.jp/traveler/wanibe/album/10478960/
□5/26(水)6:30ウィーン到着
(ホテル朝食)http://4travel.jp/traveler/wanibe/album/10481659/
(ナッシュマルクト)http://4travel.jp/traveler/wanibe/album/10481715/
(ザッハトルテ)http://4travel.jp/traveler/wanibe/album/10482329/
(オペラ鑑賞)http://4travel.jp/traveler/wanibe/album/10482869/
□5/27(木)ウィーン泊
(ホテル紹介:メルキュールウエストバーンホフ)
http://4travel.jp/traveler/wanibe/album/10483439/
(ホイリゲへ)http://4travel.jp/traveler/wanibe/album/10483750/
■5/28(金)国際列車ユーロシティでポーランドへ
□5/29(土)グリヴィーチェ泊
□5/30(日)日帰りでアウシュビッツとクラクフへ
□5/31(月)国際列車ユーロシティでウィーンへ
□6/01(火)ウィーン泊(コンサート鑑賞)
□6/02(水)機内泊 CI064 ウィーン11:35->台北06:05(6/03)
□6/03(木)台北でトランジット後、帰国
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早朝のウィーン西駅にやってきました。
今日はウィーンとワルシャワを結ぶ国際列車ユーロシティーに乗って、ポーランド南部の「カトヴィーチェ」という街を目指します。
朝7:12にウィーン西駅発。約5時間の列車の旅です。 -
ホームで、私たちが乗る列車「SOBIESKI」を発見。
列車の脇に立っている細身の男性が、この列車の車掌さんです。
もう一人、チャーミングな若い女性の車掌さんも乗車していました。 -
ウィーン西駅は始発駅で、各国への列車が発着します。
見たこともない列車が沢山停まっているので「わー、すごーい」と写真を撮っていたら、つなぎを着た整備士のおじさんが、親指を立てて「どうだカッコいいだろう」とばかりに合図をしてくれました。 -
ホームに貼ってあった車両一覧です。
車両番号は3桁だったり、番号順に連結されていなかったりするので、ここで確認をします。
事前に各鉄道会社(オーストリア国鉄・チェコ国鉄・ポーランド国鉄)のHPで確認することもできます。 -
私たちの車両は350号車。
最初にチケット見た時、この3桁の番号はなんだろう?車両番号はどこに?と思ってしまいまいた。
ドアの裏側には、帰りの「ワルシャワ→ウィーン西駅」の表示が見えます。
ヨーロッパの国際列車には愛称がついていて、この「ワルシャワ-ウィーン西駅」を結ぶユーロシティーは「SOBIESKI」という名前だそうです。
列車番号だと、ウィーン→ワルシャワは「EC104」、ワルシャワ→ウィーンは「EC105」。
指定席券の購入が必須の列車です。 -
座席には1等と2等があって、私たちは2等の切符を購入しました。
「RAIL EUROPE」のサイトで注文して、事前に日本の自宅に送られてきた切符がこれ。
乗車券は、一人54.8ユーロ(片道)、座席指定が一人片道9ユーロ(帰りは何故か一人9.5ユーロ)でした。
額面の往復の総合計は256.2ユーロ(2名)で、実際に代理店に支払った代金は往復38,300円(送料手数料込み・保険は掛けず)です。
現地窓口で購入すればもっとお値打ちなのでしょうが、乗り換えなしの直行が1日1便しかなく「窓口はすごく並んでいる」と聞いて事前購入を選びました。 -
私たちのコンパートメントです。
RailEuropeのサイトには「2時間以上の旅なら1等をお勧め」と書いてありましたが、2等でも十分な広さ。
盗難事件が無きしもあらず、ということだったので日本から鍵付きのチェーンを各自持参。
私は暗証番号式のものを100円ショップで購入しました。
荷物はできるだけコンパクトにしようと、各自60x40cmのスーツケース+別バッグにまとめました。
2人で力を合わせたら、スーツケースもなんとか棚の上に持ち上げることができました。
棚は結構な高さがあるので、日本人女性1人でスーツケースを棚に載せるのはちょっと厳しいかもしれません。 -
6人定員のコンパートメントでしたが、とりあえずウィーン西駅から乗るのは私たちだけみたい。
今のうちに朝食タイムです。
朝ご飯は、駅構内の「ANKER」というパン屋さんで出発前に購入しました。
ウィーン市内各地でみかけるこのパン屋さんは大人気で当日も大混雑。争奪戦のような状態でした。
私はアップルケーキとカフェラテ。
このアップルケーキ、りんごの加熱具合が絶妙でした。
ほのかに温かくて、最高の朝ご飯です。 -
窓際に2部だけ、この列車のパンフレットが置いてありました。
中には運行スケジュールが詳しく書いてあります。
しかし帰りの列車にはこのパンフレットはありませんでしたし、車内アナウンスもありません。
事前に停車駅と時間を調べて持参すると安心です。
私は一番詳しかったチェコ国鉄のページで調べた時刻表をプリントアウトして持参しました。 -
Mちゃんと交代で車内の探検に。
トイレは最新型ではありませんが、清潔。 -
石鹸は「中央の黒いダイヤルを回すと、削られた石鹸が出てくる」というモノでした。
あまり泡立ちません^^; -
こっそり1等車を覗いてみます。
ソファーは2等車より豪華ですが、そんなに座席の幅は変わらないような・・・? -
1つ目の停車駅「ウィーンミッテ(Wien Meidling )」で何人かのお客さんが乗ってきて、検札。
そして車内販売がやってきました。
各種コーヒーに紅茶、ハーブティー、清涼飲料水、スナックに果物が乗っていました。
ワゴン販売のおじさまはどなたもユニークで親切。
途中、検札は3回ほどありましたがパスポートチェックは最後まで一度もありませんでした。 -
予約する時に座席指定はできなかったのですが、私たちは通路側の向かい合わせの席2つでした。
窓際のお二人はそれぞれ1人旅。さらにこの後1人の女の子が乗ってきましたが、彼女は少し話すとすぐに食堂車に行ってしまいました。
さすがに6人ぎっしりと座ると狭そう。
予約なしで乗ってきて、空いているコンパートメントを選んで座っている人もいました。 -
車窓の景色はすぐに郊外のものになり、草原が延々と続くようになりました。
-
列車がチェコに入った辺りで、食堂車へ行ってみました。
ゆったりと開放的な空間でくつろげます。
「コンパートメントが混んでいたら食堂車で過ごす」というのも旅行者の知恵のようです。 -
でも、食堂車って高いのでは?と思ったのですが、カプチーノや紅茶が1.4ユーロ、ビール(350ml)が2ユーロと激安。
スープは2.3ユーロ、一番高いサーロインステーキだって7.5ユーロです。
メニューは、英語とポーランド語?の併記、
値段はユーロとズロチ(ポーランドの通貨)の両方が書いてあります。
既にウィーンではなく、ポーランドの物価水準のようです。もうこの列車内はポーランド?! -
Mちゃんはビールを注文しました。
「TYSKIE」という名前で、ポーランドのメーカーのようです。
口当たりはさっぱりしているのですが、喉ごしの邪魔にならない程度の切れのあるコクがあります。 -
私はキノコのクリームスープにしました。
ポーランドの名物料理だそうですが、これ、コクがあって美味しいです。
疲れた体に温かいスープの旨味とキノコの滋養が広がります。 -
スープがあまりにも美味しかったので、本格的にお昼ご飯を食べてみることにしました。
Mちゃんはターキーのロースト(6ユーロ)。
塩をふっただけ(?)のジャガイモが異常においしいです。
ポーランドは農業国。ポーランドに旅をした人は皆「食事は美味しかったよ」と口をそろえて言います。 -
豪華な付け合わせが付いてきました。
真ん中のは、多分赤カブのザワークラフト。
野菜がいっぱい食べれて、旅行者にはうれしいメニューです。 -
そして私のスパゲティーナポリタン(4ユーロ)。
ウサギの耳みたいなバジルがカワイイ!
機内食で惨敗したパスタの仇をここで!と思ったのですが・・・・お味は「ソフト麺」でした。
他のメニューはあれだけ美味しかったのにー。 -
チェコの駅で、おばあちゃんに連れられたお坊ちゃんが電車を見に来ていました。
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他の駅では、ベビーカーに乗せられた子供達が大勢列車を見に来ていました。
(写真、失敗ぎみですみません。チェコの駅はどれもこの駅のように小さなものがほとんどでした。途中下車しての宿泊は難しそうです。) -
停車中に貨物列車を一枚。
この時私は貴重品ポーチ他全てをMちゃんに預けたまま下車して撮影していました。
Mちゃんは「Wちゃんが置いて行かれたらどうしよう・・・」と心配だったそうです。
パスポートまで預けてはいけませんね。反省です。 -
何かのパイプラインが続いています。
乗務員の皆さんは国境あたりで交代します。
華奢だったオーストリアの車掌さんに比べて、チェコのみなさんは男女とも大柄。
そしてポーランドに入ると「屈強な男性」に変わりました。「車掌さん」に求められるものが国によって違うのでしょうか。
だんだん元・共産圏になってきた!と感じました。 -
所々、遠くに街が見えます。
車が一台、この列車を追い抜いていきました。
特急と思いきや、ところどころ徐行運転のような超ゆっくり運転になるのです。
この度に出る週間ほど前、「ポーランド南部で洪水」というニュースが日本でも報じられました。
しかしその後続報がありませんでしたし、まあポーランドも広いから大丈夫なんでしょうと思って特に予定も変更せずに出発。 -
しかし、車窓から見える川は全てかなりの水量です。
この後「お、田んぼに水が張ってある。田植えが始まるのかなー?」と思われる光景が続きました。
しかしふと「こんな所で稲作なんてする訳ないじゃん、洪水の爪跡だよ!」と気がついて愕然。
1週間日程が違っていたら、ポーランドまでたどり着けなかったかもしれません。 -
そんな心を痛める光景が続いた後、菜の花畑が。
窓際のポーランド人っぽいお二人も声を上げて見入っています。
言葉は通じませんでしたが、心が通じ合ったような気がしました。 -
景色に少し変化がでてきました。
巨大な発電所があって、工業地帯らしきものが遠くに見えました。
そしてしばらくするとポーランドのカトビーチェ駅に到着。
ほぼ定刻通りです。
(旅行記はつづきます)
http://4travel.jp/traveler/wanibe/album/10484197/
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