ヨセミテ国立公園②

2010/07/02 - 2010/07/05

内容 ： とうとう、念願のヨセミテへ。

7/2　サンディエゴ－ヨセミテ公園
　　エルキャピタン、ブライダルベール滝、リボン滝
7/3　バーナル・ネバダ滝トレイル
7/4　ミラーレイク
　　ロウワーヨセミテ滝
　　バレービュー
　　トンネルビュー
　　グレイシャーポイント
7/5　タイオガロード、
　　オルムステッドポイント、テナヤレイク
　　トゥオルミミドウ、ソーダスプリングス、パーソンズロッジ、ランバートドーム
　　モノレイク、マンザナール
　　US-395で南下、サンディエゴ
総走行距離1168マイル

エリア ヨセミテ国立公園周辺(アメリカ)

今回の旅行のメインイベント、バーナル＆ネバダ滝トレイルへ出発。シャトルバス＃１６番ハッピーアイルで下車し、川沿いの道を登っていきます。ジョン・ミュア・トレイル（John Muir Trail）の起点。

人気のトレイルとあって人はかなり多い。しかし、先に進むにつれて会う人はまばらになっていく。子供を連れての挑戦なので、ゆっくりと歩く。

すでにめずらしくないリス。一応、写真。残念ながら、ヨセミテのリスは人を怖がらず、食べ物がもらえると思ってか、まわりをうろうろする。とくにビレッジにいるリスは。少し残念。

マーセド川にかかる橋より上流に見えるバーナル滝。第１の休憩地点。帰りにここを通ったときはすごい人だかり。トレイルを歩きたくない人は、ここまで来て引き返す。

中央の岩の上にいるのがブルージェイ。とさかがあります。ここのブルージェイも人を怖がらず、周りに寄って来る。この鳥は、誰かが食べ残したりんご（左下）を目当てにやってきた。

さて、しばらくすすむと、ジョン・ミュア・トレイルとミストトレイルの分岐点。こんな趣のあるサインに出くわします。ミストトレイルはその名の通り、川に沿って登っていきます。ジョン・ミュア・トレイルは崖の中腹までスイッチバックで登ったあと、崖沿いをすすんで、上流奥にあるネバダ滝の上でミストトレイルと合流します。距離でいうと、後者がやや長め。
夏はやはりミストトレイルへ。

トレイル途中にある岩場におりて写真撮影。滑りやすいので気をつけて。。。あの水しぶきでもやもやっとしたところを歩きます。

滝が近づいてきました。足場はびちょびちょ。霧を全身に浴びて進みます。カメラやハンディカムも濡れて長時間の撮影は少し危険。

滝の横にあるこんな岩場を登っていきます。

振り返ると霧で虹ができている。

滝の真横。登りきったところ。ここまでくると霧で濡れる心配はありません。

そこから滝つぼを覗き込む。

すこしすごい水量。昨日、ヨセミテ滝を見るまで、ここまで水量があるとは期待していなかった。今年は雪溶けが遅かったのかな。確かに今年のカルフォルニアは寒いし、雨が多かった。

**別の方の同じ時期の旅行記と水の量を比較してみてください。違いが明確です。

滝の上にでる最後の箇所。崖づたいに登ります。

滝の上。広い岩場になっていて休憩ポイントになっています。ここで、５０人近い学生グループに遭遇、彼らの写真撮影の為に、私と別の方が数台カメラを渡され、撮影会に。。。

ところで川に近いせいか昼近くになっても暑さを感じられず、気持ちがいい。

さて、ここまで、約１時間できて、余力を残していると判断し、さらに、上流にあるネバダ滝を目指します。

リバティキャップとネバダ滝。左側にはハーフドームがあるのだけど、下からではその姿は見えず。

トレイル途中からネバダ滝。
最初は森の中をすすむ、やや登りの平坦な道が続きます。

ネバダ滝。

滝の横までくると、崖をスイッチバックで上っていきます。この辺りはすでに霧はない。

スイッチバックの途中から滝。すごい水量。

登りきると、そこは、ミストトレイルとジョン・ミュア・トレイルの合流地点。右に行くと、ネバダ滝の上、左にいくと、ハーフドーム。写真のサインは右折用。ハーフドーム登頂は別の機会にして、今日はここで、ジョン・ミュア・トレイル経由で折り返します。別の機会があるか、、、

ネバダ滝に上にかかる橋より。ヨセミテバレーが前方に広がります。

といっても、右側から山がせり出しているので、ビレッジのあるあたりは見えませんが。ハイカーはこの滝の上の広い岩場で休憩。水に足をつけると冷たく、３０秒もつけていると痛くなるほど。
（このトレイル沿いに泳げる場所があると聞いたけど、エメラルドプールは遊泳禁止、どこも、水の量が半端じゃないし、冷た過ぎるし。）

滝の真横から滝つぼを覗き込む。

このブルージェイ、なんと、人の手から食べ物をもらっていた。。。人気のありすぎる国立公園の悲しい一面。

ジョン・ミュア・トレイルをバレーに向けて出発。崖の中腹に沿ったトレイルを行きます。振り返ると、ハーフドーム、リバティキャップとネバダ滝。一枚に入らない。。。

ＪＭＴから。リバティキャップとネバダ滝。

ＪＭＴから。リバティキャップとネバダ滝。

ハーフドーム。ここからだとハーフの部分が見えない。山頂に人がいるはずだけど小さすぎて確認できない。（毎日探したけど、エルキャピタンのクライマー同様、確認できず。）

トレイルの途中から、ヨセミテ滝も見えます。
この後、スイッチバックをだらだらと降りていきます。正直、全行程の中、ここが一番つらかった。足が痛くなる。

ＪＭＴから。リバティキャップとネバダ滝。
ここでカメラのバッテリーが切れて、ハンディカムで写真をとる。ＪＭＴからリバティキャップとネバダ滝。後から写真を整理すると、このあたりから撮った写真と翌日のグレイシャーポイントからの写真が圧倒的に多い。

ハッピーアイルに到着。スナックバーでリフレッシュ。ここに来て唖然としたのは、人が多い！！バス亭もバス待ちの行列。数台やり過ごして乗ったバスも渋滞で進まず。結局、バスを降りて歩くことに。（そのバスに途中で抜かれてガクッとしたけど。）ビレッジに向かう途中でとったハーフドーム。

ノースドーム、ロイヤルアーチ、マーセド川。

ビレッジでデリでアイスクリーム、サンドイッチ、ピザを買う。いつも間にか６時を回っているので、今日のところはバレーを後に。
写真は、昨日、通り過ぎたバレービュー。右にブライダルベール、左にエルキャピタン。
疲れたといいつつも、子供はホテルに帰ると、プールで遊び出す。夕方なので冷たい。。。

ヨセミテビレッジ近く。ハーフドーム、ロイヤルアーチ。渋滞している車を徒歩で追い越していく。
一方通行に入ると、バスは優先道路を走れる為、すいすいと。最終的にビレッジ近くで乗っていたバスに抜かされた。しかし、シャトルバスが３台並んで走っているのを見るとうんざり。昨日とうって変わってバレー内は大渋滞。現地の同僚から、July 4thだけは避けろと言われた理由を実感する。ちなみにその彼の娘はここヨセミテで昨年、結婚式を挙げた。その娘をおんぶして、ヨセミテをハイクしている２０年以上前の写真も見せてもらった。

今回のビール。