天然鮎のフルコース

2010/07/05 - 2010/07/05

　〜奥長良川　小瀬鵜飼　鵜匠の家〜
今年も鮎漁が解禁になり、梅雨の合間に食べに行こうと思い関市に出かけました。

エリア 関(岐阜)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩

美濃太田から長良川鉄道に乗り「関の孫六」で有名な刃物の町「関市」へ向かいます。
　
長良川鉄道は美濃太田から北農まで続く、松江の一畑電鉄（バタデン）よりも長い距離を走るローカル列車です。

車内はきれいですね。
　
出雲大社へ行った時のバタデンも面白かったですが、こちらの長良川鉄道も楽しいです。本当は郡上八幡まで行き１泊したかったのですが、何せ梅雨時ですので日帰りの出来る関市の小瀬にしました。

関市駅に到着しました。

私は晴れ男(^◇^;)
お出かけで雨に降られることはほとんどありません。この日も、梅雨時なのに青空が広がってます。
　
それで、いつもの悪い癖が出て、約４Km程度でしたので歩くことに(^^)

ところが、晴れすぎて気温が上がり、汗だくだくに
ひゃっ〜、暑くてとても疲れました。（笑）

やっと長良川河畔に着きました。
　
小瀬鵜飼の乗船場ですが、梅雨時で増水しもう３日ほど中止になってるそうです。

関観光ホテルです。
　
このホテルの前で暗くなるのを待ち鵜飼が始まります。

ホテルの隣に「鵜匠の家　岩佐」があります。
こちらで天然鮎がいただけます。
　
鵜匠は宮内庁式部職だそうです。

クーラーのよく効いた個室に案内されました。
清流を見ながらお食事を楽しめます。

予約済みですので準備はＯＫです。

突き出し
なにか、小さなお魚さんの佃煮です
枝豆もあります。

突き出し
切り干し大根の胡麻和えです

メニューではピーナッツ豆腐になってますが、黒ゴマ豆腐です。

甘露煮です。
　
骨まで柔らかく美味しく頂けます。
　

なすの煮浸しです。
　
これ、美味しかった。(^^)v
なすに片栗粉を軽くつけて揚げてあり、味噌も最高！

おまたせ、汐焼きです。(^o^)
　
こちらでは、「海はら川せ」 と言って鮎のような川魚は背を手前にして出すそうです。
大きなヒレは急流で育った証明でしょうか？

サラダです

吸い物です。
　
ありゃ、写真がぼけてる(>_

魚田と呼ばれる鮎田楽です。

鮎の姿寿司です
　
若鮎でしかできないそうで６月までとなってましたが、造って頂けました。

恨めしそうな顔をしてますが・・
う〜ん、迷わず成仏してくだされ(^◇^;)

鮎のフライです。
　
これ、美味かった！
鮎とビールは出会いのものと言うほどぴったしな食材ですが、鮎のような川魚を油で調理するとこんなに美味しくなるとは(^o^)
　
〆の一品として完全に満足です。

最後は鮎雑炊です。
　
もうお腹いっぱいで少ししか頂けませんでした。
でも、美味かった(^^)

定番のデザートです。

箸置きも鮎です(^^)
　
以上のコースで￥6500
　
梅雨時の平日ランチと言う事もあり、他の客はなく私たちだけ。
よって、料理のタイミングもばっちり。女将さんのサービスも満点。
　
大満足でした。

版画家が描いたこちらの食事のメニューです。
　
まあ、天然鮎の「天然」という言葉の定義をめぐっての薀蓄は別にして、自然界の清流で成長した鮎を十分楽しめました。

次回は落ち鮎の頃に車で来るかな(^◇^;)
車なら名古屋から１時間あまりで来られるような？


http://homepage2.nifty.com/usho/index.htm
　
　
　

鵜匠の家ですから鵜飼の案内もしてもらえます。
泊まるなら隣に「関観光ホテル」もありまして、観光客の押し寄せる岐阜長良川鵜飼よりも楽しめるかも？

これおまけです。（笑）
　
食事の後、鵜匠の息子さんに刃物会館まで車で送っていただきました。

関と言えば刃物ですが、刃物会館は小さなお土産売り場があるだけ。まだフェザーミュージアムのほうが面白かったかな。

小さなはさみをお土産に買いました。

・・で、帰りもまたローカル列車です。
長良川鉄道　刃物会館前駅は小さな無人駅でした。(^_-)