2010/02/27 - 2010/03/01
18356位(同エリア27493件中)
パンガンさん
渡航2日目の夜は、ソウル駅前にある「ロッテマート」に出向き、食品を中心にお土産を購入。両手に重いロッテマートの袋を持って、地下鉄を乗り継いでホテルに戻りました。
最終日となる3日目の朝は、憧れの?新羅ホテルビュッフェ「パークビュー」へ行きました。朝5時半から開店しているので目覚ましをかけていたのですが気合いが足りずになかなか起きられず、結局身支度などをして9時頃に出掛けました。
雰囲気もメニューもさすがにお値段高めだけことはあり、それなりに満足出来ました。
その後は、ガイドブック「週末ソウル」などでも紹介されている「西大門刑務所歴史館」へ出向きました。1908年に日本により作られたこの韓国初の近代的刑務所は、日本の植民地支配に抵抗する人々を主に収監していたとのこと。この日が「三一独立運動」を記念して制定された「三一節」という祝日であることを知らずに行ってしまったのは我ながら驚きましたが、特にトラブルと言ったこともなく見学出来ました。各種展示内容はおおよそが「日本の残虐さ」をテーマとした内容となっています。が、来場者の雰囲気などは全くギスギスしたこともなく、家族連れの和気あいあいとした感じ。一種の社会科見学的な意味合いもあるのかもしれないし、時代を経て何かが変わりつつあるという部分もあるのかもしれません。記念のCDを購入(700円ぐらい)。
日本時代から100年を経ていまだに屹然と残るレンガ造りの立派な建物には圧倒されます。展示テーマはあくまで韓国側からの史実ではありますが、どのようなものかという意味では一度は目にしてもよい歴史建造物かもしれません。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 航空会社
- JAL
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2日目の夜はお土産の買い出し?に、ソウル駅前のロッテマートに地下鉄で出掛けました。
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ソウル駅前に到着。
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ソウル駅正面から。
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同じくソウル駅付近です。
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ロッテマートを正面から。他にも色々なスーパーがあるとは思いますが、ソウル渡航時はついロッテマートに来てしまいます。店内のシステムなどもすっかり覚えました。カートを使うには100ウォンが必要とか、レジではベルトコンベアで品物が流されるとか・・
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地下鉄でホテルに戻ります。ロッテマートでは食べ物を中心に10,000円ぐらい使いました。
地下鉄の案内表示には日本語も登場。車内アナウンス(次は○×駅ですみたいな)も、韓国語→英語→日本語→中国語の順に流れます。 -
ホテルの部屋でスーパーでの戦利品を記念撮影。ロッテマートには「日本人の方向けのお土産コーナー」も専用に設けられ、結構なスペースを割いていました。確かに日本人客が多いです。特に多いのが「韓国海苔」売り場。
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3日目の朝が明けました。あいにくの空模様でしたが、3月としてはそれほど寒くなかったです。
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東大門歴史文化公園駅前付近。
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朝食は、ホテルから徒歩10分ほどの新羅ホテルビュッフェとしました。新羅ホテル入口の門です。
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そびえ立つ新羅ホテル。
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ビュッフェレストラン「パークビュー」にやって来ました。ハイソな朝食が味わえると思い大変楽しみにしておりました。基本的には西洋料理ですが、種類が多く充実した朝食になりました。
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店内を撮影。落ち着いた雰囲気です。朝五時半から開店していますが、自分が行ったのは九時半ぐらい。朝食としてはぎりぎりの時間でしたが、それなりに多い客の入りでした。
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スモークサーモンも美味しかった。画像にはありませんが、独特な味わいだったのがトマトジュース。まさに、「食べる」トマトの味がしました。「美味しい」ものでは正直ありませんでしたが、自然の味には感動しました。
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日本食や韓国食が置かれていないのは、一つ驚くべき事だと思います。その代わりといってはなんですが、フォーやオムレツなどはその場で調理してくれる面白さがあります。
ちなみに、この「パークビュー」ビュッフェ料金は日本円で4,000円ほどしました。コネストでは20%オフのクーポンを発行しているので、そちらをゲットしてから行かれた方がベターと思います。
また訪れてみたいビュッフェでした。 -
食事を終え、フロント前にて。
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まだ開店時間前か、開店後間もない時間だったせいもあり、人は誰もいませんでした。
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同じくアーケード街。
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アーケードを別の角度から。
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二階に上がり、入口ロビー側を撮影。
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食事後、地下鉄三号線「独立門」駅近くにある「西大門刑務所歴史館」を訪れる事にしました。独立門駅の改札口には「独立宣言書」の石版がありました。
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「独立宣言書」全容
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「独立宣言書」と刻まれています。
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独立門駅地上に出て来ました。
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「西大門刑務所歴史館」に向かう道すがら。と言っても徒歩三分ぐらいですが。
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「西大門刑務所歴史館」に着きました。
この場所は「週末ソウル」という案内書で知りました。韓国で最初に出来た刑務所で、日本植民地時代の1908年に建てられたとのこと。主に、日本の支配に抵抗する人々を監禁、収容するために建てられ、最大収監数は3,200人。「多くの人々が収監され、出獄する時はすでに息はなし」(コネストより http://www.konest.com/data/spot_mise_detail.html?no=488) -
このような外壁で取り囲まれています。
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聞くところによると「普段は訪れる人もあまりなく、実に不気味な雰囲気」の場所らしいのですが、この日はなぜか家族連れなどで賑わっていて明るい雰囲気。
「あれ?、聞いていた情報と違うな・・」と不思議に思いながら中に入りました。 -
実は訪れてみて「ハッ」と気が付いたのですが、この日は3月1日。「三一独立運動」を記念した祝日「三一節」だったのです。
偶然とは言え、それを知らずにこの場所に吸い寄せられるように訪れたのは何か奇怪なものを感じました。霊に呼ばれちゃったか? -
刑務所の建物が残され、記念展示されています。
自分などは韓国の人たちから見たらすぐに日本人と分かるでしょうから、三一節の日にのこのことこの場所に来てボコボコにされたら大変。引き返そうかと思いましたが、建物の重厚さとは裏腹に家族連れの明るい雰囲気にそのまま見学する事にしました。 -
太極旗が掲げられています。
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太極旗を横から。巨大です。
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しかも今年(2010年)は「日韓併合」から100年とのこと。韓国では、日韓併合の事を「庚戌国恥」と呼称するとか。ますます因縁・・。
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太極旗を正面から。
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刑務所独房のある建物の中に入ります。結構な人々の数で賑わっています。人々の雰囲気も重々しいものではなく、明るく社会科見学している感じでした。
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中は獄舎などの見学の他に、日本の植民地支配に抵抗した愛国志士達の史実などが写真や各種資料などとともに展示されています。
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真ん中のメガネは何かのキャラクターかな?
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獄舎が続きます。
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所々にこのようなパネル展示がありました。
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獄舎の中を撮影。
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このような道具で拷問をした、との事。
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日本人による拷問の再現シーンの写真。水拷問、性的拷問、生爪はぎなどの残酷な場面。
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収監されていた人の個人票。独立運動をする人々の中には少なからず女性もいたようです。
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獄中日記の展示。
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外側から獄舎を撮影。ほとんどが韓国人の見学者だったと思いますが、日本人の姿もちらほらとありました。
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別の建物では、日本人による裁判の再現が展示されていました。日本人の検察官、か?
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ちょっとピントがずれていて恐縮ですが、日本人による裁判の様子。
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歴史館出口付近です。普段ですと入場料1,500ウォン(110円ほど)を取られるようなのですが、この日は「三一節」のため何とタダ。やっぱり来て良かった?。入場者には太極旗の小旗が無料で配布されました。
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門の両サイドには、日本時代の「憲兵」のコスプレをした人が立っていました。左腕に「憲兵」の腕章をしています。何か独特な色合いですね。
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こういう歴史的な施設を見て、韓国の人はどのような思いを持つのだろうかと翻って考えてみもしました。反日と言うよりも「日本人は、怖い」というイメージを強めるのでは、とも思いました。
歴史家ではないので詳細については判りませんが、種々の展示内容も「韓国側からの歴史」である事は冷静に考えなければならないでしょう。
賑わった日ではなく、ひっそりとした日に訪れたらまた異なる印象を持ったかもしれません。
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