2010/06/11 - 2010/06/19
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Mr.&Mrs.Pina Coladaさん
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今年の旅行先はウズベキスタン共和国。なぜウズベキスタン?と改めて聞かれると「・・・・」って感じですが。
職場に旅行届を出したら「危なくないの?」「どこにあるの?」「何があるの?」と質問攻めに。
何があるのか、よく分からないから楽しみなのよね。
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日程
1日目 成田→アシアナ航空(仁川乗継)→タシケント
2日目 タシケント→ウズベキスタン航空→ウルゲンチ→ヒワ
3日目 ヒワ観光(カラ巡り)
4日目 ヒワ→車→ブハラ
5日目 ブハラ観光
6日目 ブハラ→鉄道→サマルカンド
7日目 サマルカンド→鉄道→タシケント
8・9日目 タシケント→アシアナ航空(仁川乗継)→成田
memo
1ドル=1,800スムくらい
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 航空会社
- アシアナ航空
PR
-
いきなり上空ですが。
仁川空港で乗り換えてタシケントを目指す飛行機の窓には、砂漠らしきものが一面に広がっています。 -
と思ったら、今度は標高の高そうな山々が連なります。
地表のダイナミックさに釘付け。旅への期待が高まります。 -
定刻どおり夜9時ぐらいにタシケント到着。
悪名高きパスポートコントロールを抜けるのに2時間。
とにかく職員は同僚としゃべりながら審査するし、パスポートは投げ返すし、税関は列になってるし。
あらかじめ日本からメールで頼んでおいたサマルカンドからタシケントへの列車のチケットを受け取り、送迎でやっとホテルへ。 -
空港、ホテルで両替ができなかったので、送迎の運転手さんに頼んでいきなりの闇両替。
200ドル両替したらこの札束状態。
なんだかお金持ちになった気分。
一番大きい1,000スム札紙幣が、実は50円程度。
ちなみに1ドル=1,800スムでした。 -
泊まっていたお宿。「グランドオルズホテル」。日本からメールで予約しておきました。
空港から車で5分ぐらい。部屋もきれいだし、乗り継ぎには十分かと思われます。
テイクアウトの朝食を受け取り、タクシーで空港へ。3,000スム。いや〜、昨日は15ドルも払ったってのに。 -
タシケントから1時間30分ほどでウルゲンチに到着。
国内線はあらかじめ日本のウズベキスタン航空の事務所で予約していきました。
空港から宿まで、宿のオーナーの息子さんにピックアップしてもらい、30分ほどでヒヴァのホテルに到着。
ヒヴァでのお宿はホテル?ミルザボシB&B
日本からEメールで予約していきました。
トイレ、シャワー共同の本館と、別の新館があり、私達は新館に泊まりました。
新館はイチャン・カラの北東。本館はイチャン・カラのど真ん中。歩いて5分ぐらい離れています。 -
ちなみに「ヒヴァ」とガイドブック等には表記されていることが多いけど、現地の人たちは「キワ」(Khiva英語表記)と発音している人が多かった。「ヒヴァ」だと通じないかも。 -
部屋も清潔だし、タペストリーも飾ってあってかわいい感じ。
ピックアップもしてくれたオーナーの息子さん。嫁さんの荷物を運んでくれたりして親切な人。バックパック姿が似合います。お客さんとの会話で覚えた日本語が時々炸裂する、飄々とした人。
ほかの従業員の人たちも、お酒造りのクランベリーを分けてくれたり、一緒に従業員さんの部屋でテレビでサッカー観戦したり・・・、フレンドリーな雰囲気の宿です。
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屋上からの眺め。
「イチャン・カラ」は城壁に囲まれた旧市街地。世界遺産に登録されています。 -
城壁に囲まれている様子がよく分かります。
次の日に、宿でたらいを借りて洗濯した服を屋上に干したら一瞬にして乾きましたよ。 -
宿の中庭。
大きな別途のようなものが置いてありますが、あそこにテーブル置いて胡坐をかいてチャイをすすります。
チャイハナにも置いてあり、おじさんたちがくつろいでいるのを良く見かけます。 -
さっそく街をぶらぶらしてみましょう。
宿を出てすぐのところにつながれた山羊が3匹。
世界遺産だけど、宿の周りは民家も多く、生活感もあるところでした。 -
イチャン・カラの地図。
東西南北にそれぞれ門があり、四方を城壁で囲まれています。
城壁の中は世界遺産に登録されています。 -
メドレセ。
近所の子供達が遊んでいて、私達を見ると「ヤポーニィ(日本人)?」と聞いてくる。「そうだよ」と答えると「コンニチワ!」と元気良く声をかけてきます。
街の人たち、みんなが「コンニチワ!」と挨拶してくれてすごくフレンドリー。 -
東西の門をつなぐメインストリート(の割りに人はいないけど)
ミナレットが見えます。なんだかアラビア〜ンな雰囲気。 -
同じ地点の西門側にはカルタ・ミナルが見えます。
なんだかディズニーランドかなんかのセットにいるみたいで実感がわかないなあ。
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東門まで歩いてみましょう。
お土産やさんがたくさん並んでいますが、肝心の観光客がいません。
毛糸のロシア帽を売ってるけど(モコモコのやつ)、この灼熱地獄の中、買う人いるのかしらん。 -
東門の扉。
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扉の彫刻が精巧ですな。
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イチャン・カラの真ん中にいるラクダ。毎日ここに“出勤”しています。
この目の前が、ミルザボシB&Bの本館です。 -
西門近くにあるカルタ・ミナル。
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この大きさで作り途中だってんだから。
手前の人と比べるとその大きさが分かってもらえるのではないかと。
青いタイルの幾何学模様が美しい・・・。 -
西門でチケットを買うついでに、一度外に出てきました。
アル・ホレズミ像。 -
シルクロードプロジェクト。
大阪からローマまで道路でつなごうという壮大な計画。
実現したらすごいよなあ。 -
外から眺めた城壁。
右にちょこっと写ってるお店でソフトクリームを購入。暑い中食べると美味いなあ。
300スムと安いので地元の人たちもみんな食べてました。
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立派なメドレセも、なんと中身はレストラン。
高級そうで入れませんでした・・・。 -
別のメドレセに入ってみると音楽博物館。
しょぼいなあ。しかも売込みが激しい。 -
ジュマ・モスクの中。
天窓から光が差し込みます。 -
で、こんな感じで柱が並んでいます。
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彫刻がきれいですなあ。
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古い柱は 10〜11世紀のものらしく、さすがに磨耗が激しい。
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一度宿に戻って休憩。
宿の近くで、門の上に牛の角マークがついてる家を発見。
中を覗いてみたら牛舎でした。 -
昼食は本館で。
いや〜、初のウズベキスタンフードですよお。
まずは前菜とナンから。
右がナン。ウズベキスタン料理に欠かせないものらしく頼まなくても必ず出てきます。
前菜は、右から時計回りにきゅうりのヨーグルトサラダ、なすとトマトの煮物、なす炒め、ビーツのサラダ。
どれもアッサリ味で美味しい。 -
プロフ
ピラフと炒飯の合いの子みたいな料理。まさに東西文化の融合ですな。
ここのプロフが一番美味かったなあ・・・。黄色にんじんが甘くて、羊肉がジューシーで。
ビール、コーラと合わせて2人で10ドル。 -
昼食後、あまりの暑さと異動の疲労でダウン。クーラーの効いた部屋でお昼寝することに。
ちなみにこの日の最高気温は42,3度。吹き付ける風はまさに熱風。
ミネルラルウォーターは手放せません。町のいたるところで買うことができるものの、持ち歩いているとあっという間にお湯になってしまいます。
値段も場所によって500mlの水、1本500スムから1,000スムのところまで。値切れば値段は下がります。私たちの中での適正価格は500スム。
少し気温が下がった夕方、再び街へ。 -
「キョフナ・アルク」
奥の方にテラスがあると言うので、別料金を支払い昇ってみることに。 -
ここから街が一望できます。景色がいいなあ。
ヒワではここが一番の眺望だった気がします。 -
街を眺めていると「日本人?」と声をかけられました。話をしてみるとタシケントから観光に来たウズベキスタン人とのこと。
「君達の写真撮らせて」
え〜っ。写真を撮らせてもらうことがあっても、写真撮られるのは初めての経験。
こんな気分なのね・・・。でも、日本人って写真撮るほど珍しいのかなあ。 -
扉の彫刻がまた精巧かつ優美。
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青タイルに幾何学模様が美しい。
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イスラムでは肖像が禁じられていたので、幾何学模様が発達したのだとか。
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立派な椅子。
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「イスラム・ホジャメドレセとミナレット」
ミナレットはモスク(メドレセ)に付随している塔のこと。
メドレセは神学校のこと。
この付近を歩いているときに、「ミナレットに登らな〜い」と自称「ミナレット ウーマン」に声をかけられる。
3,000スムを彼女に支払って登ってみることに。 -
薄暗く、段差の大きい石でできた螺旋階段を、手をつきながら登っていきます。
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夕日を見ようと思ったけど、時間がちょっと早かった。
ちょっと高すぎるかなあ。イチャン・カラは小さな街なので高すぎると景色が微妙かも。
帰りの階段がきつかったのは言うまでもない・・・(太ももが筋肉痛になりました)。 -
結局日没は8時ごろ。
夕食の時に、ミルザボシのお兄さんに「夕日がきれいに撮れるところない?」って聞いたら、「うちの屋上から撮ればいいじゃない」と言うことで屋上に連れて行ってくれました。
カルタ・ミナルとモスクが影絵のように浮かび上がって、幻想的な光景。 -
ミルザボシは宿のオーナー曰く、15年前にレストランとしてオープンしたとのこと。
道理で料理が美味いわけだ。
「すごく美味しい」と褒めたら、オーナーとてもうれしそう。食堂の親父的な笑顔。
写真は、黄色にんじんと、ジャガイモと牛肉のスープ。何気ないけどじんわりと体にしみるお味。 -
枝つきレーズンと落花生、アプリコットシード。
こっちはナッツとドライフルーツが美味しい。アプリコットシード、初めて食べたけど、苦味と甘みがほんのりあって、お茶に合う味。 -
メインはマンティー。
中国料理の餃子と、イタリア料理のラビオリ、どちらともいえるような料理。
手前2つにはひき肉とポテト、奥の2つにはかぼちゃが包まれています。
ヨーグルトソースをかけて食べます。
ちなみにトルコ料理では「マントゥ」ですな。 -
ここでご飯食べていると、毎食のように擦り寄ってくる猫。
人懐っこくてかわいい。 -
デザートにクッキーを頼んだら、蜜付けのバターロールのような不思議な食べ物が出てきました。
こっちでは、これがクッキーなのかしらん。
ちなみにこちらでもお茶を良く飲みます。コク・チャイ(青茶)は緑茶(日本のほうじ茶っぽい)。チャイは黒茶、こっちは紅茶。頼むとポットで出てきます。 -
夜のカルタミナル。
夜になると、観光客も、出店もみんないなくなって、静かな雰囲気。
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まるで、中世の世界に迷い込んだかのようです。
夜に歩いても、ぜんぜん危険な感じはしません。
というわけで、1日目終了。
その2に続きます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ぶーぶーさん 2010/07/21 22:15:50
- やっぱりいいな、ウズベキスタン
- Mr.&Mrs.Pina Coladaさん、はじめまして♪
ウズベキスタンいいですね!
私の「行きたい国ランキング」常に上位に入っているので、
とても興味深く旅行記を拝見しました。
水色タイルのミナレット、ステキです。
やっぱり自分の目で見てみたいと思いました。
それにしても6月で42度ですか!?
想像を絶する暑さですね…。
熱中症には要注意ですね(>_<)
ぶーぶー
- Mr.&Mrs.Pina Coladaさん からの返信 2010/07/22 23:33:03
- RE: やっぱりいいな、ウズベキスタン
- ぶーぶーさん、こんばんは。
ウズベキスタン、ぜひ行ってみてください!実際行ってみ
ると、思ったより旅行しやすいところですよ。
青タイルは写真では、あのきれいさは表現しきれないよう
な気がします。実際見ると吸い込まれそうな感じです。
本当に暑かったので、昼間はできるだけホテルで休むよう
にして、朝と夕方に行動するようにしていました。
水を凍らせていてもすぐに解けてしまう暑さでした・・・。
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