1962/03/15 - 1962/03/15
6440位(同エリア8855件中)
ソフィさん
1962年3月15日(木)
パリの西北郊外にある、ウーユ跨線道路橋の工事現場を視察する。
案内して下さった係長さんはとても親切で、自分で運転して予定行程にはなかったメゾン・ラフィットのセーヌ川を渡るアーチ橋や、アシェールの車両基地まで連れて行ってもらった。
メゾン・ラフィットは、セーヌ川に沿い、背後のサン・ジェルマンの森に抱かれた素敵な高級住宅地で、フランス有数の馬の町として知られ、現在も町の東部には競馬場があり、町の各所にいくつもの馬場が点在している。
この緑と花にあふれた街並みを歩くと、住んでみたくなる。
シャトーも素敵らしく、一度訪ねたいものだ。
アシェールの車両基地は、森にすっぱり収まっており、この環境もまた素晴らしい。
その先にあるアシェールの街も、緑がいっぱいの住宅地とのこと。
サン・ジェルマンの森は、大きいと思っていたパリの西に隣接するブーローニュの森のさらに数倍の広さがある。
ブーローニュクラスは、フランス語では「ボア」と呼ばれているが、サン・。ジェルマンクラスになれば、「フォレ」と呼ばれる。
こんなフォレが、パリを取り囲むようにたくさんあって、パリの市民生活を充実させる一因となっている。
今日は好天に恵まれ、セーヌの河畔が霞がかかったように美しい。
「ああ、フランスは綺麗な国だなぁ」と、つくづく感じる。
午後はアステフで給費を貰い、靴を買うため、百貨店「BHV(バザール・デ・オテル・ド・ヴィル)」に立ち寄る。
この店は庶民的な感じがして、とても気に入る。
しかしパスポートを持っていないので免税扱いとはならず、また来ることにする。
道端の花屋は、ヴィオレ、アネモネ、ミモザなどに代わり、クロッカス、アイリス、チューリップが目立つようになってきた。
季節が、間違いなく動いている。
ソフィーさんのマイページ」(訪問54カ国、文章1,590件 写真6,770枚)
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(片瀬貴文 79歳)
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