長崎県五島列島福江島への旅(2007年夏)

2007/07/30 - 2007/08/03

2007年の夏に、長崎県五島列島の福江島に行きました。
3年ほど前の話ですが、旅行記にまとめたいと思います。
年数が経っているので、情報としては古く、あいまいな部分もあると思いますが、写真中心でまとめました。

１８きっぷで夜行列車「ムーンライト九州」に乗り、神戸から博多まで行き、佐世保によってから長崎港へ、そしてフェリーで五島列島の福江島に渡りました。島内では2泊しました。

エリア 五島列島(長崎)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 新幹線 JRローカル

現在は運行されていない、臨時快速夜行列車「ムーンライト九州」で博多に向かいます(2009年1月まで長期休暇の時期に臨時列車として運行)。

この列車があった時は、１８きっぷ２回分(4,600円)と指定席券(510円)の合計5,110円で博多まで行くことができました。

神戸を22:30頃出発し、翌7:20頃博多に着きます。ちなみにこの日の列車は、厚狭駅（あさえき）手前で枕木が燃えているトラブルがあり、25分ほど遅れていました。

博多から、ＪＲ在来線で長崎へ向かいます。

武雄(たけお)温泉で途中下車しました。
駅から徒歩10分ほどで、温泉街に着きます。
写真は温泉街入口にある「武雄温泉楼門」です。

楼門と武雄温泉新館は辰野金吾（佐賀県出身）の設計で、国の重要文化財に指定されているそうです(Wikipediaより)。

共同浴場の「鷺乃湯(さきのゆ)」￥600に入りました。

武雄神社です。
温泉の近くにあります。

735年の創作で、源頼朝が戦勝祈願のために使者をつかわした古文書が残る由緒ある神社。 秋の例祭では流鏑馬（やぶさめ）を10月後半に奉納する（武雄観光協会HPより）。

武雄の大楠

樹齢3000年を越える武雄の大楠。市内最古の神社、武雄神社の神木。 本幹は空洞化し、中は12畳敷きの広さがあり、天神が祀られています（武雄観光協会HPより）。

塚崎の大楠

樹齢3000年を越える塚崎の大楠。本幹は
昭和38年に落雷に合い、残念ながら地上9mで欠損していますが、 根回りは38mに及び、かつては壮大な姿を誇っていたと想像されます（武雄観光協会HPより）。

塚崎の大楠の中に入ってみました。

空洞化しており、中から空を見上げられます。

ちょっと寄り道して、佐世保にやってきました。

佐世保と言えば、佐世保バーガー。

アンパンマンの作者が作ったキャラクター「佐世保バーガーガーボーイ」です。

駅に「佐世保バーガーマップ」が置いてありました。

「ビッグマン」という店の、ベーコンエッグバーガー￥440です。
店内は満席で、テイクアウトしました。佐世保バーガーはテイクアウトが基本だとか。

長崎港から、五島列島の福江島に向かうフェリーに乗ります。

長崎港〜福江港、所要時間約3時間半、運賃￥2,700です。

船上から見た夕陽です。

福江島が見えます。

福江島に到着し、ホテルに荷物を置いてから、近くの「寅寿司」に行きました。

ここでは、名物「五島うどん」を食べることができます。

五島うどんです。

そうめんや稲庭うどんのような手延べ製法で作られる。このため普通のうどんより細く、断面が丸いのが特徴。手延べの際に粉をふらず五島産の椿油を使用しており、かすかにその香りがする(Wikipediaより)。

島内の移動はレンタカーを借りることにしました。
港から北へ海岸沿いを進み、西の頓泊(とんとまり)にある宿を目指します。

五島列島には多くのカトリック教会が建っています。福江島でも教会めぐりができます。

写真は、堂崎天主堂。￥300で内部を見学できます。

ドンドン渕
福江島最大の滝です。

水が勢いよく流れ落ち、岩屋にあたって太鼓を打つようなドンドンという音がするのでこの名がついたといわれています(五島市HPより)。

城岳(標高216m)からの眺望です。

城岳(標高216m)からの眺望です。

水之浦教会です。

高浜ビーチです。

天然の海水浴場としては日本一の美しさを誇る白砂の海浜。その奥の頓泊ビーチと共に五島の代表的な海水浴場でもある(五島市HPより)。日本の渚100選と日本の水浴場88選に選ばれています。

高浜ビーチの隣りにある、頓泊(とんとまり)ビーチです。

海に沈む夕陽。

頓泊ビーチの前にある、ペンション「ばらもん」に泊まりました。

海の幸満載、ペンションの夕食。

山の上に見えるのは、魚籃観音（ぎょらんかんのん）像です。

高浜ビーチのすぐ北にあります。

魚籃観音像の傍まで来ました。

魚籃観音像から高浜ビーチを眺めます。

島の北西、三井楽半島をドライブしました。

溶岩が固まった独特な地形の海岸を見ることができます。

三井楽半島最北端の柏崎公園にやってきました。

お椀形の島は姫島というらしいです。

柏崎灯台と空海記念碑。

朝、頓泊ビーチ。
遠浅で海水浴に最適です。

福江港の南、福江空港の近くに、鬼岳(315m)があります。

福江のシンボルともいえる「鬼岳」。その山肌は青々とした芝生に覆われ、名前とは裏腹に美しい流線型をかたどる火山で、頂上からは市街地が一望できます(五島市HPより)。

鬼岳から町を眺望。

鬼岳から、連なる山を眺める。

福江港近くの「やぐら寿し」です。

観光セット￥3,045を注文しました。

上にぎりです。

観光セットのイカソーメンです。

観光セットのあらかぶ汁です。

帰りは飛行機です。

航空会社は、「オリエンタルエアブリッジ」
福江空港〜長崎空港を30分、￥11,300で飛びます。

実は、最初の予定では、行きと同じくフェリーを使う予定でした。しかし、この時、台風5号が九州に接近しており、フェリーは運休。急きょ、運航していた飛行機で帰ることにしました。

余談ですが、台風の影響で、このあとの予定は総崩れに・・・帰りの夜行列車も運休になり、博多で1泊して、新幹線で帰ることになりました。写真もほとんど撮っていないため省きます。

福江島の行程図。拡大してご覧ください。

海・山・食事・町の風景・地元の人たち、どれも印象深く、楽しい旅となりました。この時は台風に急かされてしまったので、またゆっくりと訪れてみたいと思います。