2010.6 満開のシラネアオイ！Part?…アポイ岳より凄いよ！

2010/06/06 - 2010/06/06

日帰り強行軍のアポイ岳。
山に登るより、移動時間が結構疲れた〜。

さてさて、帰りの車の中で「明日どうする？」という話になり…

夫→「自分ひとりで室蘭岳登ってくるかな〜」
私→「明日起きたとき次第だけど、私も登ってもいいよ。でもどうせ登るんなら、もしかしたら本当の満開になってるかもしれない伊達紋別岳にしようよ♪」

と言う、適当〜な夫婦の会話。（笑）

なんたって、自宅から３０分かからないというアクセスの良さ。
４時間くらいで登って帰ってこれる手軽さ。
午後から登山でも充分だから、がんばって早起きしなくてもいい！という、朝早くが鉄則の山歩きが苦手のダメダメ夫婦。（あっ、夫は早起きです。朝が苦手なのは私で〜す）

で、朝起きたら多少太腿の張りはあるけど、全然問題なし♪
お天気は、２０度越えの超快晴〜♪

さぁ、先週のシラネアオイも見事な花模様を見せてくれていましたが、今週はどんな風になっているかな〜、わくわくしながら今年４度目の伊達紋別岳に登ってきました〜！

先週５月３０日の伊達紋別岳・シラネアオイの様子

　　→　http://4travel.jp/traveler/kiyoyuri/album/10465306/

でも、シラネアオイだけじゃないんだよ〜。
行くたびに新しいお花発見！
こんなにお花があったのか〜、と歩くのにも時間がかかっちゃったほど。

アポイ岳は、アポイ固有種のお花を見ることが出来たけど、お花の種類では伊達紋別岳も負けてませんよ〜！

エリア 伊達(北海道)

今日も気持ちよく桜咲く登山口を出発。

街中の桜もさすがにそろそろ終わり頃。

ライラックも咲き始め、つつじも満開。

そうです、この時期の北海道は桜・ライラック・つつじが同時に楽しめるのです〜。
（今年は桜が特に遅かったからね…）

さすがにスミレも終わりですね〜。

シラネアオイも、残念…

先週上り始めたとたんに咲いているシラネアオイを見つけて大騒ぎしてしまいました。（＝▽＝）ゞ

一週間後の今日…散っていました。

お〜、マイズルソウにお花がついていました。

昨年歩いた白老の「萩の里」なんかでも小さい若い葉っぱが足元のいたるところにあってこれは何？
と、不思議に思っていたものでした。

調べるとマイズルソウだというのは分かったけど、実際に花をつけているのを見るのは、今日が初めてです。

控えめなんだね〜。

マイズルソウと、白い小さな花はクルマバソウ。

まだ咲いていているところもありますが、やっぱりだいぶ少なくなってきています。

先週登っていてよかった〜。

上の方はどうなっているかな。

えっ、すずらん？

フデリンドウ。

先週は１箇所見つけるのがやっとだったけど、今日はあちこちで見つけることが出来ました。

と言ってもすごく小さいので、それはそれで見つけるのが大変！

ゆっくりと３０分近くかけて「一望台」へ。

今日の羊蹄山はかすんでるね〜。

登るにつれ、シラネアオイが再びたくさん咲いているようになってきました。

この辺は、ちらほらしかなかったんだよな〜。

スミレもこの辺はまたまだ元気です。

いっぷく広場に到着。

先週、１つしか見つけられなかったハクサンチドリ見っけ〜♪

あら、これは始めてお目にかかるお花ですね。

帰ってから調べてみよう〜っと♪

と、思っていたらはなかみno王子様から、「ミヤマオダマキ」と教えてもらっちゃいました。

王子さま、ありがとうございます。

７合目のいっぷく広場を過ぎ、最初の急登を過ぎたあたりから、たくさん目にするようになったミヤマアズマギク。

ユキワリコザクラ。

丸くこんもりと咲く姿が可愛らしい♪

ほら〜、こんなにたくさん咲いている♪

これは、先週５月２９日のときの写真。

いったいこれは何だろう、これが花なのか、これから咲こうとしているのか謎だったものです。

そして、今日の同じ場所の様子がこれ！

正体は、ミヤマアズマギクだったんですね。

それにしても、あちこちたくさん咲いています。

又新しいお花発見！

ちょっとボケボケ写真だけど、右のほうにつぼみのようなものが写っている。

これは何の花？

ミヤマキンバイ。

前紋別岳を過ぎるあたりから、このようにシラネアオイが見事に道の両側に咲きあふれています。

シラネアオイの道、ですね。

そしてお約束の「花とおばさん」

これは何だ〜？

たくさんのフデリンドウと、その後ろには又わけの分からないお花？のようなものが…

あ〜、あまりにもいろいろなお花がありすぎて何がなんだか分からない！

やっぱりシラネアオイが一番！(笑)

右手前に一株だけ白いシラネアオイが咲いています。
１合目辺りにあったのは、散っていたので残っているのは、ここだけですね。

蝦夷つつじも咲いていますよ〜。

鮮やかなピンクが、ひときわ目を引きます。

チシマザクラ、やっと咲いたようです。

どうもアップの写真は苦手です。

まぁ、こんな感じと、見てやってください。

さて、ここがコースガイドにも載っている「シラネアオイの丘」

左上部隅のほうに立て札がありますが、見えますか？

先週も咲いていましたが、これを見るとまだまだだったのですね。

写真ではうまく伝わりきらないですが、本当に斜面一面満開のシラネアオイなんです！

ワンサカワンサカ、満開のシラネアオイです。

そしてどこまでも続く、シラネアオイの道。

シラネアオイの「坂道」(笑)

ルンルンで登って行っちゃいます。

みはらし平の立て札の根元は、黄色いじゅうたん。

シラネアオイとハクサンチドリ。

頂上に向かう途中で出会った家族連れが元気に降りていきます。

おじいちゃんとお孫さん二人、その後からお母さんと女の子。

なんとおじいちゃんと一緒に降りてきたのは、３歳の男の子でした。もう一人のお兄ちゃんにしても５歳くらい。

恐るべし!
おじいちゃんが待てと言うのも聞かず、走って下りていきます。
たくましいと言うかなんというか…

この山、本当に小さい子をたくさん見かけます。
斜度はきついけど、道自体は岩もなく歩きやすいからでしょうか…

さぁ、最後にこの坂を登りきれば頂上です。

おばさんは何度登ってもへとへとなんですけど〜。

出た〜、久々の山頂バンザイポーズ。

だって、このときは誰〜もいなくて貸切だったんですもの。

こんなにシラネアオイが満開のときなのに、３０人も登っていなかったようです。

もったいないね〜。

あちこちで山開きが始まったからでしょうね。

帰り道、シラネアオイの丘を逆方向から。

トップに使った、満開のシラネアオイ。

オオカメノキ。

スイカズラの種類のようです。

たくさんのお花を見ながら登って下って…

先週桜の枝のトンネルの下を歩きましたが、今週はさすがに足元には桜の花びらが散って…

今日は山登りと言うより、お花探検隊の一日でしたね。

登山口のある「太陽の園」の園内の桜は、まだまだ重たそうにどっしりとしています。

伊達紋別岳、本当に灯台下暗しでした。
こんなにたくさんのお花に出会えるとは思いもしなかった。
きっと、いつ行っても何かしらの出会いがあるんでしょうね。

今年、後何回登るかな〜。


　　　…満開のシラネアオイ!Part?・終わり…

この旅行記へのコメント （6）

• okuyanさん 2010/06/14 00:23:30

  アドバイスお願いします。

  こんばんは〜♪（＾０＾）/
  いつもながらすばらしい山の景色ですね〜♪
  いや、もう何度見てもご夫婦の体力の剛健さには驚かされます。
  私めなんて、ちょっと小高い丘に登るのも躊躇する始末。
  常にどうにか楽をする手段は無いものかとズルすることばかり考えてしまいます。
  （*⌒ω⌒*）
  ところで山歩きのプロフェッショナルのゆんこさんにひとつアドバイスいただきたいのですが。
  実はこの18日より九寨溝のツアーに行くことになりまして、大変楽しみなのですが、ちょっと心配なことがあります。
  それはやっぱり高山病。
  私めなりにちょっと調べまして、現地で酸素スプレーを購入し、できるだけゆっくり行動し、こまめに水分補給しなくてはと考えております。
  ほかに何か、予防するにはこうするといいよとか、これはあったほうがいいという物とかありましたらぜひ教えて欲しいです。
  急なお願いで申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
  ｍ（ー＿ー）ｍ

  ゆんこさん からの返信 2010/06/14 18:34:11

  RE: アドバイスお願いします。

  okuyanさん、こんにちは〜。
  
  > いつもながらすばらしい山の景色ですね〜♪
  > いや、もう何度見てもご夫婦の体力の剛健さには驚かされます。
  
  私、ヘタレですよ…（＾〜＾；）
  ダイエットのためと始めた山登り、本来の目的はなかなか達成できませんが、登らないより登ったほうが少しは違うだろうといつも期待を抱いて登っているだけです。ｐ（〇´∀｀〇）ｑ
  
  > 私めなんて、ちょっと小高い丘に登るのも躊躇する始末。
  > 常にどうにか楽をする手段は無いものかとズルすることばかり考えてしまいます。
  > （*⌒ω⌒*）
  
  一歩踏み出してみてくださいませ。
  意外と歩くのにも慣れますよ〜。
  でもokuyanさん、自分で気がついていないだけで結構歩いてますよ！>
  okuyanさんは、やれば出来る子♪なんですから〜。ヾ(*>∀<)ﾉﾞｷｬﾊﾊｯ
  
  >ところで山歩きのプロフェッショナルのゆんこさんにひとつアドバイスいただきたいのですが。
  > 実はこの18日より九寨溝のツアーに行くことになりまして、大変楽しみなのですが、ちょっと心配なことがあります。
  > それはやっぱり高山病。
  > 私めなりにちょっと調べまして、現地で酸素スプレーを購入し、できるだけゆっくり行動し、こまめに水分補給しなくてはと考えております。
  > ほかに何か、予防するにはこうするといいよとか、これはあったほうがいいという物とかありましたらぜひ教えて欲しいです。
  急なお願いで申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
  
  わぁ〜、九寨溝、いいですね〜。
  私も一度は行ってみたいところなんですが、何せ中国と言う国に対してどうしてもなじめないところがあって…
  九寨溝って、標高が高いところにあるんですね、知らなかった…。
  今朝の新聞にちょうどＪＴＢのツアーが載っていて、標高が２０００ｍ〜３０００ｍとあり、初めて知りました。
  
  お尋ねの件ですが…
  私たち夫婦は昨年のスイスで、夫が３０００ｍを越えた展望台で軽いめまいと、浮遊感があったそうですが、私はいたって平気で走り回ってさえいました。
  何かしら、とりえはあるものですね。(｡-∀-) ﾆﾋ♪
  でも、もっと高度の低いユングフラウの登山電車で、高山病のせいかかなり苦しんでいる人を見かけたりしました。
  高山病は個々の体質によるので、一概には言えない点もあるかと思いますが。
  
  私たちは、何でもありませんでしたが、対処法はいろいろ聞いていきました。
  一番いいのは、やはりすぐ高度を下げると言うことですが、これが出来れば問題はないわけですよね。
  
  で、高山病になったかも？と言うとき、早めの段階であればポカリスエットなどで水分をこまめに取るといいようです。（ポカリスエットの粉末を持参するといいかも）
  普通の水よりもいいらしいです。
  あと、甘いものが良いみたいで、チョコレートとか飴などもいいみたいですね。（これはツアーの添乗員さんに聞きました。）
  
  後は寝不足に気をつけて（前の晩の深酒は厳禁ですよ！）、行動はゆっくりと、あまり高山病を意識するとかえって緊張して呼吸が乱れるので普通どおり、つまり落ち着いていれば大丈夫だと思いますよ。
  あまり不安にならないように、でも心の準備だけは怠らないように！
  
  楽しみですね〜。
  しっかりと旅のレポートお願いしますね！（笑）
  行ってらっしゃ〜い。(◎´▽｀)ﾉｼ ｲｯﾃﾗｯｼｬｰｲ♪
  
  　　　★ゆんこ★
  
  
  

• rokoさん 2010/06/10 20:32:54

  灯台下暗し

  ゆんこさん　こんばんは
  
  シラネアオイ好きになっていただいて嬉しいです(^^)v
  ありがとう、こんなにたくさんシラネアオイ見せていただいて感激！
  
  いろんなお花が楽しめて、いい山ですね、
  ミヤマアズマギクは初めて見ました、可愛いですね。
  新しいお花発見はたぶんグンナイフウロでしょうか。
  
  花とゆんこさん　絵になってますね、
  そして山頂でバンザイは微笑ましいショットです。
  
  来年はぜひとも伺いたいです、
  今年の大雪の二の舞ならないよう頑張ります。
  よろしくお願いいたします。
  
  
  　　　　　roko
  
  
  

  ゆんこさん からの返信 2010/06/11 16:29:22

  RE: 灯台下暗し

  rokoさん、こんにちは〜♪
  
  いつもいつもありがとうございます。
  今週は二つの旅行記だったので、なかなか皆さんのところにお邪魔できません。＾＾；
  
  > シラネアオイ好きになっていただいて嬉しいです(^^)v
  > ありがとう、こんなにたくさんシラネアオイ見せていただいて感激！
  
  小さなお花も可憐で好きだけど、ひときわ存在感があるけど、控えめな清楚な感じで静かに咲いているシラネアオイ、大好きになりました。
  本当は、rokoさんに生で見せてあげたいくらい見事でした。
  
  > いろんなお花が楽しめて、いい山ですね、
  > ミヤマアズマギクは初めて見ました、可愛いですね。
  > 新しいお花発見はたぶんグンナイフウロでしょうか。
  
  グンナイフウロ！
  こうやって一つ一つお花の名前を覚えていくんですね。
  今中さんがrokoさんはお花の先生だからと言っていました。
  今後とも、ご指導よろしくお願いいたします。m(_ _)m
  
  > 花とゆんこさん　絵になってますね、
  > そして山頂でバンザイは微笑ましいショットです。
  
  昨年のスイスからなぜか山頂で万歳をするのが我が家の掟になりまして。(笑)
  「花とおばさん」も定番になりつつあります。(大爆笑してくださいね)
  
  > 来年はぜひとも伺いたいです、
  > 今年の大雪の二の舞ならないよう頑張ります。
  > よろしくお願いいたします。
  
  はい、本当にいらしてくださいね！
  お会い出来るのを来年まで首を長くして お待ち申し上げておりま〜す。
  
  　　　★ゆんこ★

• はなかみno王子さん 2010/06/07 23:01:49

  ミヤマオダマキ（苧環）

  ゆんこさま。。！！
  
  これって、王子が今週日曜に、六甲高山植物園で
  見かけた「ミヤマオダマキ（苧環）」と同じです。。
  というより、そのもの。。。
  
  天然、自生・・なんとすばらしい光景ですね。。
  
  王子

  ゆんこさん からの返信 2010/06/09 11:57:36

  RE: ミヤマオダマキ（苧環）

  王子さま！！
  
  > これって、王子が今週日曜に、六甲高山植物園で
  > 見かけた「ミヤマオダマキ（苧環）」と同じです。。
  > というより、そのもの。。。
  
  調べる手間を省いていただきありがとうございま〜す。（笑）
  行くたびに新しいお花を見つけるのはとても楽しいのですが、帰ってきてからの作業が大変！
  いつも、あちこち調べまくっています。
  時には、他のトラベラーさんや今中さんからご指摘があり助けられていますけど、ね。
  
  > 天然、自生・・なんとすばらしい光景ですね。。
  
  伊達紋別岳、すごいです！侮れませんよ〜。
  本当に１週間と言わずに新しいお花が咲き始めていたり、これからどんなのが咲くのかなというのがあちこちで見かけられます。
  アポイ岳のように固有種は少ないかもしれないけど、種類で言えば全然引けはとらないと思います。
  
  ６月、伊達紋別岳いい季節ですよ〜。
  地球岬と合わせて、いかがですか〜！ヾ(*´∀｀)ノ
  
  
  　　　★ゆんこ★