ロンドン郊外 D線上の貴婦人

2010/05/28 - 2010/05/28

広大なキューガーデンを歩き疲れてロンドンへ帰る途上､
D線(district line)からホテルのあるP線(piccadilly line)へ乗り換えのためTurnham Green駅で隣のホームへ移りました｡
ところがやってきたP線の電車は目の前を通り過ぎてしまう｡｡
そういえばホームには｢通過電車に注意｣と書いてある｡嫌な予感｡

後ろから､
｢あなたたち｡そこで待っていてもP線の電車はこの駅には止まらないわよ｡こちらの電車に乗りなさい！｣
慌てて後ろのホームのD線に飛び乗る｡

｢どこへ行くの？そう｡その駅は知らないけど､とにかくP線なのね｡
それなら三つ先のハマースミスの駅で乗り換えなさい｡｣

声をかけてくれたのは､70歳前後のご婦人｡
白人女性にありがちな例の体型ではなく､なかなか引き締まった素敵な方｡

おそらく､困った人を助けるのはイギリス紳士(淑女)として当然の行動とされているのでしょう｡

今回の旅ではこういった親切になんども出会いました｡
大英帝国の紳士道はいまだ健在｡

補足:｢**ぶ'10年版｣にはこの駅で乗り換え可能と表記されています｡地元の地下鉄地図ではもちろん乗り換え不可能表記になっていました｡

エリア ロンドン(イギリス)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

キューガーデンの水連
睡蓮というのは水面に浮かんでいるかと思っていましたがこんな蓮 みたいな咲き方もあるのか