SYRIA/DAMASCUS （シリア・ダマスカス）軍事国家の街並み

1995/10/28 - 1995/10/29

トルコから入国して最初の村で地元の小学生らしき集団を見かけた。
なんと彼らの制服は、一人前の兵隊が着る軍服のミニチュア版だった。

イスラエルと戦争体制に入っているこの国では、子供まで日常的に軍服着用なのだろうか？
そして、この首都ダマスカスでも、兵隊が街を埋め尽くしていた。

エリア ダマスカス(シリア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス

砂漠を渡ってたどり着いたシリアの首都は、ビックリするほど都会だった。

さすがに一般人は普通の格好をしていた。
女性のモスリム・ファッションも他のイスラム諸国と大差は無い。

しかし、街中な漂うこの静かな緊張感は何だろう？

大きな建物には、よく肖像画が掲げられていた。
イランでもよく見た光景だ。

シリア中でよく見かけるこの肖像画は、国王なのだろうか？

＜シリアで一番大きいイスラム教のモスクにて＞

どことなく、イランのイスファーンのモスクに似ている立派なモスクだった。

モスクの天井を飾る、蜂の巣状の装飾。

本当にイランのモスクとそっくりだ。
同じイスラム教国でも、モスクの装飾は千差万別なのだが、この国のモスクはペルシャ文化と関係が深いのだろうか？