2010/05/09 - 2010/05/10
439位(同エリア1386件中)
ECMさん
南イタリア新婚旅行2日目。
今回は都市間の移動のみ送迎が着いているプランなので、
滞在都市での行動は全て自由。
旅の計画時、(1)ナポリ街歩き (2)カプリ島青の洞窟 (3)ポンペイ遺跡探索
以上の三つが選択肢にあり、
奥さんの意向に従い、ナポリ街歩きを選択。
サンタルチア港や王宮、スパッカナポリ、ヴォメロの丘などを巡った。
街並みや教会はもちろん、ピザやスイーツなど食も堪能。
朝から動いたけど、それほど治安の悪さを感じることも無く、
歩きまくって疲れながらも、楽しく観光できた。
ナポリ歴史地区、いい味出てます。
<旅の日程>
5月8日 新千歳〜成田〜ローマ〜ナポリ(ナポリ泊)
5月9日 ナポリ(ナポリ泊)
5月10日 ナポリ〜アマルフィ(アマルフィ泊)
5月11日 アマルフィ〜サレルノ〜マテーラ(マテーラ泊)
5月12日 マテーラ〜アルベロベッロ(アルベロベッロ泊)
5月13日 アルベロベッロ(アルベロベッロ泊)
5月14日〜15日 アルベロベッロ〜バーリ〜ローマ〜成田〜新千歳
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
朝方、ホテルのベランダに出てみると、
隣のホテルとの合間から卵城が。
かろうじてオーシャンビュー。
昨日の夜の喧噪はなんだったのかと思うくらいの
静かな朝。 -
朝食は2階の食堂にていただく。
パンやハム、フルーツ、ヨーグルト、シリアルなどのブッフェスタイル。
パンがやはり美味しい。
全体的に満足いく朝食だった。
そして何よりこの眺めが素晴らしい。
サンタルチア港のすぐそばで漁をしていた。 -
朝食後、ホテルの屋上に出てみる。
見事な眺め。
天気も良く、
空気も澄んでいる気がした。
そして海沿いをジョガーがひっきりなしに走る。
こちらのジョガーは団体で走る人が多かった。
治安のためかな?
サンタルチア港と卵城の眺めがすばらしい。 -
ホテル屋上より北側の眺め。
家々が連なる。
これもまた味わい深い。 -
ホテルにはプールもあった。
入らなかったけども。
何日か滞在するなら、
ここでのんびり日中を過ごすというのも良さそう。 -
朝食後身支度を整え、
いざ街歩きへ。
朝のナポリは清々しかった。
海沿いには猫が結構いた。 -
日曜日の朝だからだろうか。
釣りをする人を何人か見かけた。
ベスヴィオ山を望みながら、
ティレニア海で釣りをする若者。
すぐにでも海に飛び込めそうな出で立ちだった。
こちらで見かけた釣り人は皆大体
エサ釣りのようだった。
ルアーは使ってないみたい。
こちらでソルトウォーター用のワーム売ったら売れるんじゃないだろうか。 -
ホテルから海沿いの道を歩き、
道ばたの売店でミネラルウォーターを買ったり、
写真を撮ったりしながら10分ほど歩くと、
王宮、そしてプレビシート広場に着いた。
とても広い。
そして昨日何かのイベントをやっていたようで
作業員が何やら後片付けをしている。
これのせいで昨晩人出が多かったのかな? -
ウンベルト1世のガレリアを横目にトレド通りを北上。
この日は母の日で、街角ではバラの花が至る所で売っていた。
バラを片手に歩く男性が多かった。
写真はダンテ広場のあたり。
植物が南国の風情。
建物の色も南国風に見えてくる。 -
ダンテ広場の辺りから、
スパッカナポリを横断し、
まずはドゥオーモを目指す。
人気の無い路地にドキドキしながら足を踏み入れる。 -
ラクガキは街の至る所に。
そしてゴミもいっぱい。
変な匂いもしたりする。 -
そう、ナポリというか、
今回訪れた南イタリアの街には、
放し飼いの犬かただの野良犬か、
リードのついていない犬が街角に結構いた。
それも中型犬とか、それなりに大きい犬だったりするので、犬嫌いの人には厳しいかも。
南国らしく?
人が近づいても我関せずという犬ばかり。
狂犬病とか大丈夫なのか後で心配になった。 -
まだ朝だからか、
店はまだ閉まっていた。
八百屋は空いていたが、
まだ客は居ないようだった。 -
こちらは魚屋。
ぼけてしまったが、
店頭に大きなカジキマグロの頭が。
店の看板のように、
長い角を天井に向かって伸ばしていた。 -
路地から上を見上げると、
洗濯物がはためく。
そして朽ち果てたようなベランダが。
味があるけど、
写真ではなかなか伝わらないな〜、
やはり実際見た印象を写真で捉えるというのは難しいなぁ。 -
しばらくスパッカナポリを堪能したのち、
ドゥオーモに到着。
家々がごちゃごちゃ詰まったエリアの中で、
ひときわ大きな建物。
ナポリでも有数の観光スポットなので、
人も朝だけどそれなりに居る。
中に入ると薄暗いが、
奥から太陽光が差し込み、幻想的な雰囲気。
空気はひんやり。
スパッカナポリの賑やかさが嘘のよう。 -
-
-
-
-
ドゥオーモの横の辺りから、
ギリシア・ローマ時代の遺跡に入れるようなのだけど、
今は修復中らしく入れず。
遺跡の手前に西洋で一番古いと言われる洗礼堂があり、
モザイク画が残っている。
ちなみに洗礼堂には入場料1.5ユーロくらいかかりました。 -
有名らしい、「人形の病院」
-
土産物屋は観光客を目当てに早くから店を開けていた。
段々昼に近づくにつれ、人も多くなり、
店も開き始めた。
狭い路地をけっこうな数のツアー客が行き交う。
ただ、土産物屋は思った程売り込んでこない。
南イタリアとかなら、うるさい程話しかけられるんじゃないだろうかと思っていたからちょっと拍子抜け。
割とクールなスパッカナポリ。 -
サン・ロレンツォ・マッジョーレ教会の地下にあるローマ時代の遺跡へ行ってみた。
思ったより広く、見応えもある。
併設の博物館もなかなか。
博物館の照明がセンサー式になっていて、
展示室に入ると電気がつくというふうになっていたが、
一部電気がつかない部屋もあった。
適当だなぁ。 -
サン・パオロ・マッジョーレ教会の入口付近にて。
残念ながら教会内でミサか何かやっているようで、
入れなかった。
写真中央部に写っているのはパトカー。
スパッカナポリでは狭い路地を
よく警察車両がパトロールしていた。
やはりいるといないとでは安心感が違う。
幸い危険な目には遭いませんでした。 -
なんだかとても印象的な絵だったので撮ってみた。
街角にて。 -
本日のハイライトの一つ、
サンセヴェーロ礼拝堂。
内部は残念ながら撮影禁止。
しかしながら、内部に展示されている「ヴェールに包まれたキリスト」は素晴らしかったです。
凄く狭い路地のわかりづらいところにあるのだけど、
混んでいた。列に並んで入場。
スパッカナポリを訪れるならぜひオススメです。 -
街角に停まっていた車。
どこのメーカーだろう?
ライトは無いわ、ボディはベコベコ、
おまけにバンパーがへこんで、ナンバーは針金で吊ってある。
ミラーが片方無い車とかもザラだった。
多分狭い道を行き交ってぶつけて無くすんだろうね。
縦列駐車ではバンパーをぶつけながら停めるし、
無傷な車を探すのは至難の業です。
今回行った街ではダントツにナポリの交通事情はひどそうだった。
大型車は無理だねこれは。 -
ドンキホーテに勝る圧縮陳列。
老舗っぽいお店だった。 -
そうそう、
ナポリに限らず、
バイク、スクーターがとても多かった。
車では厳しい場所にもスイスイ。
気持ち良さそうにたくさんのバイクが走っていた。 -
続いてのハイライト、
サンタ・キアーラ教会。
ここの見所は、
教会の裏手から入る「キオストロ」(回廊付き中庭)
確か5ユーロくらいで中へ。 -
-
回廊部分。
-
キオストロにはマヨルカ焼の美しい装飾が。
南イタリアを感じる。 -
中庭にはオレンジかレモンだろうか、
たわわに実る。
地中海性気候だね。 -
ここも街の喧噪が嘘のような、
ゆっくりとした時間が流れていました。 -
ナポリは人口が多いそうで、
移民っぽい人も多い。
他の街よりも黒人が多かったので、
やはりヒップホップが人気あるのかな?
東洋人は少なかった。
そして海外ならどこの街でもみかける中華料理屋があまり無かった。
カモッラの力が強いのだろうか? -
お昼は、ピッツェリア「トリアノン」へ。
老舗らしい。
2階の奥の席へ。
東洋人が珍しいのか、まわりの人にジロジロ見られる。
無愛想なカメリエーレにオーダーし、
出てきました石窯焼きたてマルゲリータ。
ナポリ発祥の名物。
皿からはみ出すピッツァ!
この大きさで4ユーロしないからびっくり。
味も大満足でした。 -
隣の席の家族が、
帰り際にうちらの写真を撮ってくれた。
お父さんサービス精神旺盛で何枚も撮ってくれる。
ありがとうお父さん。
なんだかいい気分。
写真はトリアノンの外観を撮ってみた。
場所は有名なダ・ミケーレのそばです。 -
何年か前にナポリの清掃業者のストライキがあって、
社会問題になっていた。
今はそこまでひどい状況では無いようだが、
街角にはゴミも多い。
街角には至る所にゴミ箱が設置されていて、
誰でもいつでも捨てられる状況になっている。
それはそれで便利なんだけど、
おそらくそれがゴミへの意識の低さに繋がっているような気がした。
「ナポリを見て死ね」という言葉は最近、
「ナポリが死なない内に見ておけ」という皮肉的な意味が込められることもあるそう。 -
ジェズ・ヌオーヴォ教会。
内部はミサだったので撮り逃してしまったけど、
美しく見応えがあった。 -
ジェズ・ヌオーヴォ広場、
インマコラータの塔。
お昼過ぎでお店も午睡。
人通りも一気にまばらに。 -
フニコラーレのモンテサント線に乗って、
ヴォメロの丘を目指すことに。
乗車券は1.1ユーロ。
駅舎は新しく、
ナポリの街に浮くくらいモダン。 -
駅舎は新しくても、
車両は古い。
これはこれで味が。
そして間違ってこのクマーナ鉄道?(もしくはフレグレア周遊鉄道)に乗ってしまって、
一駅行ったとこで「これ違うよね?」と気づいて再び引き返した。
一瞬焦る。 -
改めてフニコラーレ(ケーブルカー)に乗ってヴォメロの丘へ。
ホーム内で乗り換えれるので、
切符も問題無し。 -
コチラが丘の上の駅舎。
-
丘の上は少し雰囲気が違う。
アッパータウンの雰囲気が漂う。
スパッカナポリの様な賑やかさは無い。
落ち着いている感じ。 -
サンテルモ城付近からナポリの街とヴェスヴィオ山が綺麗に見えた。
この眺めを目当てにか、展望台の様な場所になっていた。
上品そうな初老の夫婦に写真も撮ってもらった。
ありがとうございました。 -
展望しつつ真下を眺めると、、、
ゴミが、、、
これもナポリか。 -
なんだか入口がよくわからなくて、
しばらく付近をウロウロした後、
ようやく国立サンマルティーノ美術館に入場。
元々が修道院とのこと。
装飾が見事。 -
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-
ここに限らず、
南イタリアではドクロのモチーフが多かった。
理由は知らない。 -
美術品もさることながら、
この美術館は眺めが素晴らしい。
良く晴れていたこともあって島までよく見えた。
カプリ島だろうか? -
-
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聖書の一説を人形で表した作品。
非常に作りが細かい。 -
展示してあった馬車の装飾。
-
美術館内部。真ん中には井戸がある。
-
美術館から帰り際、
ふと縦列駐車の車を見ると。
マラドーナ。
ナポリの英雄は未だ健在。 -
帰りはチェントラーレ線のフニコラーレに乗車。
なかなか駅の場所がわからず、
犬を散歩していたおばさんに地図を指差しながら聞いてみたら、親切に教えてくれた。ありがとう! -
フニコラーレ内部。
-
コチラはチェントラーレ線の下の駅舎。
ウンベルト一世ガッレリアのすぐ側。 -
日曜日だからかガッレリアのブティックは閉まっていた。
ガッレリアの端にある、ラ・スフォリアテッラ・マリィにてスイーツ「スフォリアテッラ」と「ババ」を購入。
人気店とのことで、結構混んでいた。
空いている店の少ないガッレリアには移民系っぽい行商人や、
サッカーに興じる子供達がいて、
ガッレリアというより公園のようになっていた。 -
ヌオーヴォ城。
日曜日は休みなので外観のみ。 -
海沿いの道はやはり渋滞。
ここでは運転したくないな〜
ナポリの人たちは自動車が行き交う中も信号を使わず堂々と徒歩で横断していく。
あのテクニックは小さいころから培われたのだろうな。
うちらは無理です。
かといって事故が少ない訳でもないようで、
道ばたの花束も少なからず見かけた。
観光客は安全第一で行った方がいいと思います。 -
ヌオーヴォ城そばに咲いていた花。
何だろう?
南国系な感じ。 -
良く手入れされたきれいなチンクエチェント。
ジローラモみたいなおっさんがたくさん乗っていて
微笑ましかった。
ナポリでは定員いっぱい乗ってる車を多く見た気がする。
混んでるからかな? -
一度ホテルの方へ戻ろうと思って、
プレビシート広場を抜ける時、
端の方で何やら大人達の元気な声。
見たらサッカーをしていた。
しかもかなり本気。
下は当たり前ながら石畳で、
こけたら結構大変だろうけど、
ばしばしボディコンタクト。
すげーなイタリア。 -
-
もちろん普通のフットサルコートもあった。
-
サンタルチア港付近から夕刻のヴェスヴィオ山。
おそらく19時か20時くらい。
日は長く、暖かかった。 -
漁師の小屋か何か。
日本には無い格好良さ。 -
朝にミネラルウォーターを買った売店は夜も元気に営業していた。
-
サンタルチア港の辺りは夜になり、
リストランテやピッツェリアが営業を初めていた。
観光客も多い。 -
夜は奥さんがあまりお腹空いていないというので、
カフェで軽くパニーニを食べる。
美味しかった。
お店はラ・カフェティエーラという
地球の歩き方にも乗っていた老舗カフェ。
ベテランカメリエーレ(給仕人)の所作が素敵でした。
イタリアのビールはさっぱりめで、
濃いめのビール好きとしてはもうひとパンチ欲しい所。 -
カフェで食事を済ませるともう真っ暗。22時くらい。
ホテルに戻るまでの道のりが少し心配だったけども、
何事も無かった。
ただ、怪しそうな人はそれなりにいるので、
もし出歩く方は十分に注意を。
夜景を撮り、
ホテルのバーでエスプレッソを一杯。
ナポリは色んな意味で濃い街だった。
一部だけだけど、歩き回れて本当に良かった。
1日ではもったいないと思った。2〜3日いてもいいんじゃないだろうか。
見るところも、食も素晴らしく、
治安にさえ気をつけていれば、すごく楽しい街だと思う。
しかしながら旅の日程は残念ながら決まっているわけで。
ちょっと名残惜しさを感じつつ、明日はアマルフィに向かいます。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- てっちゃんさん 2010/05/23 20:00:45
- 初めまして。
- ECMさん、こんばんは。
ナポリは確かに濃い街です。
でも、新婚旅行でフリープランの旅行とは立派です。
ナポリ市内もしっかりと廻られてますね。
私達も昨年南イタリアを夫婦でまわりました。
アマルフィからの旅行記アップを楽しみにしてます。
では、宜しく。
- ECMさん からの返信 2010/05/23 22:20:25
- RE: 初めまして。
- てっちゃんさん、はじめまして。
旅行記も拝見しました。
何度もイタリアいってらっしゃるんですね!
今まで個人旅行しかしたことが無いので、
多分自分には合ってるんだと思います。
奥さんのプランニングも大きいですが、
ナポリはすごく楽しめました。
アマルフィもアップしましたらぜひ見てみて下さい。
よろしくお願いします。
-
- kaiさん 2010/05/23 09:50:54
- 私もナポリ行きました
- ナポリいいですよね。
景色が綺麗ですし、町並みが絵になります。
歌にもありますし・・・サンタールチイイア・・・・・・・
新婚旅行でナポリなんて素敵です。
ただ、治安は良くないですね?
妻は日中歩いていてスリに会いました。
ECMさんはだいじょうぶでしたか?
- ECMさん からの返信 2010/05/23 11:49:26
- RE: 私もナポリ行きました
- kaiさんどうも初めまして。
ナポリ良かったです。
きれいな物も、汚いもの(ゴミなど)もごちゃ混ぜにあって、
人間のパワーみたいなのをすごく感じる街だったと思います。
大阪みたいというか。(パワーがあるという意味で)
確かに治安は良くないですよね。
今回の滞在中には幸い何事もありませんでしたが、
過去に訪れたヨーロッパのどの都市よりも治安の雰囲気は悪いと思いました。
(ロンドン、パリ、フランクフルトとかと比べて)
荷物は肌身離さず、
奥さんにはなるべく車道側を歩かせない、
後ろからの物音には必ず確認する、
とか注意してました。
あと幸い街中であまり人ごみには出くわさなかったので、
その辺が良かったのかもしれません。
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