★バイク旅★　謎解き１０００キロの旅（４）・・・パノムルン＆ムアンタム

2010/05/11 - 2010/05/11

パノムルン遺跡とムアンタム遺跡でリンガ探し
バンコクのデモに釘付けだったので記憶が曖昧・・・

エリア パノム・ルン遺跡周辺(タイ)

５月１１日　　↓（３）からの続きです

http://4travel.jp/traveler/thaibikegolf/album/10462170/

振り返るとタイ人観光客やお坊様

汗をぬぐってイザ！

＊＊　パノムルン遺跡　＊＊

アンコールワットよりは小ぶりだけど

十分　いにしえの趣

パノムルンとは「大きい山」の意味とか・・・

１０世紀半ばから１３世紀初頭にかけて建造

アンコールワットより古い

ヒンドゥー教の宇宙観を元に建てられている

ヒンドゥー教シヴァ派の宗教施設

こりゃぁ、期待できるぞ

回廊や本殿のある部分は

あまり広くはない

保存状態はかなり良い

素人目にも細かい細工や

素晴らしいレリーフ

古代クメールの人たちに感謝、感謝！

奇麗な写真は他の４トラベラーさんや

ネットのサイトや書物におまかせするとして

私は　左図１１（赤丸）へ突入！

その本殿前にある聖牛

＊タイ人のかなりの人が牛肉を食べない

仏様を乗せている牛車を引いている動物だからと

説明されるが、もっと昔のヒンドゥー教から

来ているのでは・・・とブヒブヒはにらんでいる

そして本殿中央に堂々と鎮座する

リンガ！！

破壊と創造の神・シヴァ神の象徴

リンガ（男性器）と台座はヨーニ（女性器）

本殿周囲にも４つのヨーニが祀られていた

原始宗教の生殖信仰に近い

裏側からはイサーンの大地と

ドンレック山脈が見渡せる

当時このあたりを治めていたのはクメールの人々

下界を見渡す　獅子像



それにしても君のお尻

カワイイね〜！

帰る道すがら　小僧さんたちに会う

観光？　修行？　お参り？

仏教とヒンドゥー教、教義上　矛盾しないの？

タイの仏教も寛大なようですね

駐車場前のお土産屋

やっぱりクメール語しか聞こえてこない

ここはあなたたちの遠い祖先たちが築いたのですよ

パノムルン遺跡から東南方向へ

緩い上り道

今度は緩い下り道

なかなか見晴らし良し

この大きな池が見えたらもうすぐ

もしかして古代の人工池？

ムアンタム・ツーリスト・インフォメーション

係りの人たち（家族？）が　ゴザひいて寝ていた

あっ、気にせず寝ていてください

特にめぼしいものは無い

これは復元模型

駐車場横のお土産物屋

数軒しかない

ここでも店員はクメール人と思われる

＊＊　ムアンタム遺跡　＊＊

パノムルン遺跡から約８キロ

ここが入り口

遺跡は広い公園の奥にある

訪れる人も少ないが必見！

パノムルンよりもコンパクト

４つの鍵形の池が本殿を囲んでいる

池の縁には５つの頭を持つナーガ像

（写真無し）

ムアンタム遺跡は１１世紀頃の建造とされる

１２０メートル、１２７メートルの四角い回廊

これもヒンドゥー教寺院

レリーフもすばらしい

左図　赤丸が本殿

　　　左右、後方に４つの祠堂

４つの祠堂にはヨーニが収められていた

４つの祠堂の前に本殿があった

しかし残念ながら完全に崩落し

今は土台部分しか残っていない

そしてそこに祀られていたものは

（左写真・中央・赤）

その解説板にあるように（左・赤下線）

本殿中央にはシヴァ・リンガが鎮座していたのだ

ホテルに戻りシャワーを浴びる

彼女に電話しようかかなり迷った　↓

http://4travel.jp/traveler/thaibikegolf/album/10462170/

しかし暑い中　遺跡を歩き回ったので

私は疲れ切っていた　←　情けない・・・

街中の屋台

２４号線沿いにはたくさんのイサーン屋台

このあたりはカオニャオ（もち米）がメインか？

↑　旅のテーマになりえる

久しぶりにおいしいガイヤーンでした

ソムタム・ターイもおいしかった

カオニャオ１０バーツでこんなにたくさん！

ビッグちゃん、ごめんね〜！

来月また来るからね〜、

そしたら美味しいものご馳走するからね〜！

　　　　　　　　　　足長おじさんより

この旅行記へのコメント （2）

• keng-kengさん 2010/05/23 01:34:44

  やはりリンガがラックムアンのルーツですか！

  ブヒブヒさん、こんばんは。
  第４弾、ついに完結編ですね！
  
  もともとヒンドゥー教のリンガだったものが
  仏教に帰依したスコータイ王朝とかアユタヤー王朝に取り込まれていくうちにやがて
  なんだかよく分からん柱みたいなモノになった、ということでしょうか？
  ブヒブヒさん、これ、本出せますよ！
  そしてラックの「中心」「柱」って「カラダの中心」「カラダの柱」って意味になりますよね〜。
  う〜ん、この先ますますラックムアン巡りが楽しくなりそうな検証の旅でした。
  おつかれさまでした。来月はぜひビッグちゃんとの食事を楽しんで下さい。
  
  その前にカンボジア、どうぞお気をつけて。。。
  
  keng-keng
  
  PS　ネット、昨夜２１時〜２２時ごろ（タイ時間）、僕も不調を体験しました。
  　　異様に不安定で接続が時々切れるんで、旅行記への写真アップロードは出来ませんでした。
  　　時々この怪現象が発生するんですが、困ったもんですね。

  ブヒブヒさん からの返信 2010/05/23 02:34:11

  バイク旅（５）の予告です

  keng-kengさん、どうもです〜！　お互い、元気が何より！
  
  御賢察のとおり、私はそう確信するにいたりました。
  次の（５）編で、ブヒブヒはサケーオのラックムアンを探すんです。　それはなんと○×△＊遺跡と瓜二つの祠堂の並び方、そして五つ頭のナーガもあったんですよ。 　
  「中心」というのはもしかしたらヒンドゥー教の宇宙観にもとづく中心を表しているような気がします。　ヒンドゥー教は多神教ですが、その中でもシヴァ神・リンガ信仰は農耕民族の土着信仰である「生殖」と結びついてメインになったのではないかと・・・。　仏教が入ってきて、リンガはその守護神になったのでは・・・。　ラックムアンは市の守護神ですからね。
  あの周辺のお土産屋の店員、皆クメール人。　ビッグちゃんの件もあるので６月のゴルフ合宿の時に、もう一度寄ってクメール人の村を探すぞっと！
  24日からカンボジアぐうたら旅行なので早く書き上げたいのですが、ネットが遅くて苦労しております。　これからもうひと踏ん張りしますかね。
  、ということで・・・　　早くも眠いブヒブヒより　(T（●●）T)/~~~