2010/05/06 - 2010/05/09
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鹿野健太郎さん
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知っている限りのフランス語も照れずに大きな声で言えるようになり始めたパリ滞在の後半です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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バスティーユ周辺からリヨン駅に向けて散歩です。
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リヨン駅に向かう途中の花屋さん。ちょっとアジアを意識した感じかな?
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リヨン駅に到着。ずんぐりした建物だけど、重苦しさを感じさせない軽やかな色の時計台です。
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リヨン駅構内。南仏やイタリアへ向かう場合はこの駅から出発することになるから、きっと次回お世話になるだろうと思いました。
椰子の木なんかが置かれていて、地中海の明るい太陽を思い起こさせる計らいがされています。 -
リヨン駅のお目当ては、ここの名物レストラン
「Le Train Bleu」。
「Mr.Bean」や「ニキータ」にも登場しています。味そのものよりは、本格的な給仕と素晴らしいインテリアに期待して行きました。
生牛肉のタルタルをいただいたが、目の前で調理してくれて、しかも最高に美味しかった!入って左奥のトイレ(これまた雰囲気良し)に行く方向にはお茶のできるラウンジのようなスペースもあり、こちらもゆったりしていていい感じだった。
次回はここからTGVに乗るまでの時間をここで過ごそう! -
内装の豪華さはもちろん、壁画もかつてここから出発していた列車が向かった風光明媚な名所が生き生きと描かれていて興味深い。
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食後も散歩。サン・ルイ島に到着。
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一人旅だと誰かに自分の写真を撮ってもらうのが一苦労です。適当に広〜く撮ってもらい、後でフォトショップで傾きを直しいいアングルで切り取るしかありません。
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サン・ルイ島の閑静な住宅街。
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サン・ルイ島には生活の匂いもあります。でもきっとかなりの高級食材なのでしょう。左は何の肉だろう?Pouletとあるので若鶏か?
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サン・ルイ島の花屋さん
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アルシュヴェシェ橋より
シテ島のノートルダム大聖堂 -
ノートルダムへ入るための長蛇の列
搭には登らなかったけど、ステンドグラスは見たかったので、並びました。
※ステンドグラスで有名な隣りのサント・シャペルはステンドグラスの修復工事中のようです。 -
ノートルダムのバラ窓
パイプオルガンの音に包まれてしばし、座ってバラ窓を鑑賞しました。
でも、残念なのは内部は祈るどころではないほどの騒がしさだったことです。特に中国人の団体旅行客!大声で仲間を呼び合ったり、フラッシュをたいて写真を撮りまくったり、祈りの場にお邪魔していることが分からないのかな?とあきれてしまいました。同じアジア系として軽蔑されたくないので、彼らには極力近づかないようにしました。 -
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イチオシ
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マレ地区方面に向かいます。
到着後、予想外に寒い日が続き、コートを購入。 -
セーヌ川を渡ると、瀟洒なパリ市庁舎。
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パリでも一番おしゃれなエリアの一つ、マレ地区の街並み
歩く人たちを眺めて着こなしの勉強! -
この辺りは、文化的な活動もさかんな様子。
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ポンピドゥー芸術文化センターでは北野武映画特集をやっていました。
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イチオシ
西日に映えるサントスタッシュ教会
この明るさでも、確か夜の8時くらいだったはず。
機会があれば、ここのパイプオルガンの演奏を聴いてみたい。 -
友人に頼まれたラデュレのお菓子を買いに、プランタンへ。その途中、隣りのギャラリー・ラファイエットの屋上に景色を楽しんでいる人影が見えたので、登ってみました。
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オペラ座の裏手にあります。
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モンマルトルも建物の隙間からかろうじて見えました。
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パリらしいショッピング街の街並み
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午後はゆっくりとモネの睡蓮を鑑賞しに、オランジェリー美術館へ行きました。ここにはユトリロのコレクションもあり、実はルーブルよりも見て見たいと思っていました。
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睡蓮の部屋は楕円形で、縦に2部屋並んでいます。この絵のために設計された空間…というコンセプトも興味深いです。
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少し離れてしばらく眺めていると、だんだん蓮が水面に浮いて見えてきます。
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オランジェリー美術館の後はルーブル美術館へ。
手を振ると彼女はニコッとしてくれたけど、ちょっとシャッターチャンスが遅れて素敵な笑顔を逃してしまいました。 -
こんな風景が日常なんて、贅沢すぎる…。「美しい」とかつぶやいてしまってもキザじゃないくらい本当に美しい眺めです。この街の美しさが暮らす人々の人格や思想の形成に及ぼす影響や如何に…。
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イチオシ
ルーブルに到着。改めて建物の大きさに唖然とします。これを全部歩いて美術品をちゃんと鑑賞していたら、いったい何日かかるのか?
パリの街は遠近法を意識した都市設計がなされたのか?日本で借景などの概念があるように見えている景色を二次元の絵のように考えてるのと違うような…それについて勉強したわけではないけど、直感でそんな印象を受けました。 -
比較的空いているはずの入り口は閉まっていたので、素直にピラミッドから入場です。
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二つのピラミッド
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さぁ、これからどこに行こうか。見所が多すぎてみんな作戦会議。
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力強い勝利の女神、そしてドラマチックな空間利用です。彫像は古代ギリシャの「サモトラケのニケ(Victoire de Samothrace)」。映画「タイタニック」でヒロインが甲板の先端に立ってとっていたポーズのモデルですね…。
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ミロのビーナス(Αφροδίτη της Μήλου)に対面。圧倒的な美しさ!しかもこれが今から2000年以上も前に作られたとは。ルーブルに展示されて以来、海外に出たのは何と1964年の京都、1度だけだと言います。
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せっかくなので、いつもあまり見慣れない角度からもゆっくり鑑賞しました。
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実は結構な人の多さです。ここでも中国人団体客の騒音に周りはみんなあきれていました。ここは遊園地じゃないんだけどなぁ。
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モナリザの人気はやはりルーブルNo.1でしょう。単なる記念撮影スポットと化してしまっています。人の少ない時間帯を探して、また次回にゆっくり来ることにしましょう。
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修復などをしている部屋でしょうか?作業をしている人がいました。
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ピラミッドの下から
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メトロでパスツールにあるちょっと気になっていたアーミーグッズのお店に買出し。パリ市の消防士のセーターなどをゲットしました。他にもフランス海軍のバッグなども調達。
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イチオシ
暗くなる頃、モンパルナスタワーの屋上に夜景を見に行きました。地上階のチケット売り場でもめている団体客がいて、屋上に到着したらこんなに暗くなってしまいました。残念!
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パリに来た実感を胸にしたためておきたいのに、ここでもまた中国人の集団数十人が来襲!静かになるまで極寒の中待ちました…。
ロンドンもそうだったけど、ヨーロッパの夜景はアジアやアメリカの大都市と比べて断然暗いようです。デジカメのオートフォーカス機能では全然ピントが合いません…。 -
イチオシ
夜11時半頃になってしまいましたが、ルーブルのピラミッドの夜景も見て見たかったので、寄り道です。
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三脚を使って自分を入れてみたり…。同じようなことをしている人が、こんな夜遅くなのに10人くらいいました。
そしてこの直後0時にライトアップの照明は真っ暗になりました。間に合ってよかった! -
まもなくライトアップもおしまい。
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翌日は土曜日。蚤の市は、モントルイユがいいという話を聞いていたので、行ってみました。
が、ここは僕が求めていた蚤の市ではなかったようです。 -
中東、アフリカ、そして中国系の人たちがガラクタを売るばかりで、戦利品は一つもありませんでした。
モロッコのミントティーを飲めるようなグラスも探しましたが、アンティークの質の良いような物はありませんでした。次回は別の蚤の市にトライです。 -
サン・ジャックの塔。16世紀に建てられてフランス革命で鐘塔だけが残ったそうです。来るまで知らなかったけど、江戸時代初期には、パスカルがこの塔にのぼり気圧の存在を証明したとか。景色も良さそうで、登ってみたかった。
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コンシェルジュリー
ここは、フランス革命時にマリー・アントワネットが最期の時を過ごした牢獄として知られています。 -
入り口から階段を下ると、中世の姿のまま残されているこんな空間が広がります。
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マリー・アントワネットの独房を復元した部屋
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牢で使われた鍵
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囚人の残した遺書
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ちょっと暗い気分でコンシェルジュリーから出てくると、花市がありました。こうゆう日常生活を送れる日がいつ来るのか…。
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この首巻きが流行っていた様子。
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セーヌ河を渡り…
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シテ島を後にします。
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これからマレに戻ります。大学時代の親友が卒業後ドイツに就職して既に10数年。1泊でわざわざパリまで来てくれたので久しぶりの再開を楽しみました。お互い昔のままで嬉しかった。
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今日はセーヌ河沿いの通りは歩行者専用。
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待ち合わせのカフェでしばし人間ウォッチング。今日は心地の良い陽気だ。
今は無き原宿(明治通り)にあったオープンカフェ、オーバカナル(AUX BACCHANALES)に座ってパリを夢見てた頃をふと思い出す。こうして本物のパリのカフェに座ってる自分の幸福を大事に噛みしめる感慨深さ。 -
あぁ、楽しかった。この後、友人と北駅周辺で夜食。
明日の朝でパリともしばしお別れ。何なんだろう…一人で来たのにとても寂しい気分。これはきっと、パリの街に恋をしたということなんでしょう。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Bonheurさん 2010/06/05 02:01:53
- はじめまして
- 鹿野 健太郎さま
旅行記、楽しく拝見させていただきました。
写真のアングルなども素敵で 前編もユトリロの画まで載せていたところが素晴らしい♪ 私はオランジュリー美術館に行けなかったので(何故かその日閉館でした)
次回の楽しみに取っています?!
ラ・ファイエットの屋上はいいビュー・スポットらしいですね。
リヨン駅もゆっくり行きたいところです。
パリは見所がありすぎて困るくらいですね。
息子も興味を持ってくれたら 母は喜んで一緒に旅するのに・・
って、母とじゃ行かないでしょうね(笑)
これからも旅行を楽しんで 旅行記を書いてくださいね。
「全仏オープンテニス」を見ながら テレビ観戦もやめられない(ナダル戦なのです)
Bonheurでした。
- 鹿野健太郎さん からの返信 2010/07/07 19:38:34
- RE: はじめまして
- こんにちは。コメントをいただきながらお返事が遅くなりまして申し訳ありませんでした。お返事を差し上げたつもりでおりましたが、今日再確認したところ、まだ送信できていないようでした。
>写真のアングルなども素敵で 前編もユトリロの画まで載せていたところが素晴らしい♪ 私はオランジュリー美術館に行けなかったので(何故かその日閉館でした)次回の楽しみに取っています?!
…ユトリロは特に日本での人気が高い画家なのでしょうかね?僕の目で見た陽気な初夏のモンマルトルと、彼の作品の中の孤独感の漂う色彩にはかなりのギャップがありましたが、きっと冬の曇天に一人でふらっと訪れたら彼のような気持ちで街を眺められるのかなと思いました。
> 息子も興味を持ってくれたら 母は喜んで一緒に旅するのに・・
> って、母とじゃ行かないでしょうね(笑)
…そうですか?僕は母の方が感性が合うので、よく一緒に旅をしますよ。普段家族のために全てを犠牲にして頑張ってきた「日本の母」ですから、いたわってあげたいなと思う歳になりましたし、それで母が自分独りでは行くのはちょっと大変そうな場所を中心に誘っています。
息子さんとのご旅行が実現するといいですね。きっといい思い出になるはずです。
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