ベネチア気まま旅（2009年11月旅行記）

2009/11/19 - 2009/11/24

テレビでベネチア見て行きたいと思って11月オフシーズンに出掛けて来ました。
今回は妻のお姉さん一家誘ったら一緒に行きたいと言うので、うちら夫婦とお姉さん家族（甥っ子と姪っ子）の５人旅です。

エリア ベネチア(イタリア)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船
• 航空会社: エールフランス

成田を21:55発のエールフランス機で、パリ経由のイタリアにあるベネチアへ行ってきました。
とりあえず最初の機内食です。
エールフランスはＣＡがしつこく動かないので（ある意味働かない）気楽です。
飲み物が欲しければフリードリンクでギャレーに置いてあるし。
小腹が空いたらカップ麺貰えるし♪
もちろんフランスワインもたっぷり頂きました。

パリのシャルルドゴール空港で乗り継ぎます。
まだ朝の７時くらいなので暗いです。
この後係員に空港内で写真はダメですって注意されました(^^)>

ベネチアの空港へ向かうところで、ようやく夜が明けて来ました。

ベネチアの空港に到着。

ベネチアの空港からベネチア本島のローマ広場まで直通バスがあります。
早速乗車しようとしたら「ノー！ベネチア」って運転手が話しながら、このバスは乗れないよって手振りで合図している？
？？？と思いながら、近くにいた係員のお姉さんにバス指差して「ベネチア？」って聞いてＯＫと言ったから乗っちゃいました。

嫌な予感が当たり、バスはベネチア本島まで行かずに手前のメストレという町の駅で降ろされてしまいました。
うーん。まーイタリアだし。と思って仕方ないから電車でベネチア本島を目指します。
多少下調べしといたので良かった。
メストレ駅からベネチア本島へは１駅です。
窓口で「ベネチア サンタ・ルチア ステーション？」と言えば判ってくれて切符を買えました。
ホームで電車を待ちます。

電車で無事にベネチアのサンタ・ルチア駅へ到着。
電車の窓から並行するベネチアへ向かう道路を見ていたら、ものすごい大渋滞！
これでバスのダイヤ狂っちゃてたのかもね。

駅を出ると、おーベネチアだ！
本当に運河だ！

とりあえずホテルに荷物を預けて早速運河を行き来するヴァポレットという水上バスに乗ります。
チケットは空港のインフォメーションで乗り放題のフリーパスを買っておきました。乗るときにピッとかざすだけのチケットです。

ベネチアといえばゴンドラ！
至るところにゴンドラがいます。

実際に行ってみないと分からないと思いますが、家や建物が全部海の上に浮いているかのようで、本当に不思議な街です。

とりあえず水上バスで観光の中心地サンマルコ広場へ

サンマルコ広場は大変賑やかで人も多いですが、迷路のような裏道をいろいろ歩いてみると、ひっそりとしていて地元の人だけが通るような所も沢山あります。
今回３日間滞在しましたがまだまだ足りない感じでした。
裏道にもいろんなお店があったりして、健脚の人にはとても面白い街だと思います。

サンマルコ広場で鐘楼に登ると街全体が見渡せます。
冬だし天気もずっと曇りだったので、イマイチ写真が綺麗ではありませんが、夏の青空の陽気だったら素晴らしい景色なんだろうなと思います。
写真が無いですが、ベネチアガラスで有名なムラーノ島などへも水上バスで出かけ、ガラス細工のお店が豊富で、見ているだけでも楽しいところでした。
ムラーノ島は本島から水上バスで３０分くらいで行けます。

いろいろなレストランも行きましたが、せっかくイタリアに来たので生ハムも有名だろうということで、スーパーで一番高い生ハムを量り売りで買ってきて食べました。
一番高いといっても１００ｇで数百円程度です。
ローマ広場の大運河沿いにスーパーがあり、写真のような感じで売っていますので、買いたいハムを指差してグラム数を言えばスライスしてくれます。

部屋に持帰り早速頂きます。
スーパーで他にもいろいろとお惣菜やワインを買い込んで豪華な？部屋食になりました。
やっぱり、生ハムは極ウマです！

トマトも買って食べました。
こんな風に売ってて、日本じゃめったに味わえない濃厚な甘みです。

ちなみに泊まったホテルは、元修道院というこちらのホテル アッバツィアです。
朝鐘の音が聞こえてとても静かで雰囲気が最高でした。
部屋も綺麗で広く、朝ごはんも美味しかった。
サンタルチア駅から徒歩1分です。

ちょうどベネチア滞在中の11月21日は、Festa della Salute (聖母マリア奉献祭)というお祭りの日でした。
この日１日だけ、サルーテ教会へお参りするための臨時の橋が大運河にかけられます。

聖母マリア奉献祭のための臨時の橋です。
ものすごい人の波です！
日本の初詣の雰囲気に似ていて、みんなローソクをサルーテ教会に奉納するようで、ローソク売りの屋台がたくさんでていました。

橋を渡って教会に続く道は、こんな感じでたくさんの屋台が出ていました。
売っているのは甘いお菓子類が中心です。
祭日ですが、観光地ということでほとんどすべてのお店は通常通り営業していました。

隣の島に渡り、サンジョルジョマジョーレ教会の鐘楼からベネチアを眺めます。
ここは、ほとんど観光客もおらず静かな所です。
ここから眺めたほうが、ベネチア全体を見るのにいいかなーと思います。
季節的に天気がイマイチだったのが残念。
まだまだ歩いていない路地がたくさんあるので、今度は夏の時期に来て見たいと思う街でした。