春の田んぼ三昧☆　砺波の散居村 ・ 輪島の千枚田

2010/05/04 - 2010/05/06

●散居村
富山県砺波市の平野には、屋敷林（カイニョ）に囲まれた家々と
水田が整然と散らばり、壮大な風景を作っています。
代掻きが終わって稲が育つまでの短い期間だけ見られる、
夕日に照らされる水田の美しさは日本の原風景ですね。

●千枚田
二度目の訪問。
青い海と鮮やかな緑の棚田の組み合わせがきれいでした。
田植えは半分ほど終わっていました。

●金沢
4か月ぶりの訪問。
21世紀美術館、香林坊などをぶらり。

その他、車で走れる海岸『千里浜なぎさドライブウェイ』など。

エリア 砺波(富山)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー ANAグループ JR特急

JR金沢駅。
4ヶ月前に来た時は気温2℃でした。

『金沢21世紀美術館』は盛況。

せっかくなので「ヤン・ファーブルと舟越桂展」を
見ましたが、特に何の感想も持たず。
現代美術はよく分かりません。

美術館内の有名なスイミングプール。
水で満たされているように見えますが、
実は上部だけに浅い水盤があって、
無水のプール内は人が出入りできる仕掛けに。

香林坊近くの『尾山神社』

お正月は初詣客でいっぱいでしたが、
この日は閑散としていました。
ギヤマンが陽に照らされてきれいでした。

同じく尾山神社。
金沢はあちこちで八重桜が満開でした。

夕食は香林坊にある割烹料理『あまつぼ』で
治部煮やホタルイカの沖漬、白エビの唐揚げなど
加賀料理を。

ローストビーフが美味しかったです。
和牛の石焼はお値段の割に少量でがっかりでした。

2日目はこの旅のメイン、砺波平野の『散居村』へ。

平野を見渡せる『夢の平散居村展望台』に
10時頃到着。

ちなみに砺波平野はチューリップフェアも有名らしく、
GW期間中も混雑していたもよう。

モヤっとしており眺めはイマイチ。

リベンジで翌日の16:40頃、再び展望台へ。
日が傾きかけて水田が反射し、
前日よりもきれいに見えました。

水が入っている田は全体の7割程度でしょうか。
5月下旬辺りが見ごろかも知れません。

富山空港でもらったパンフレット。
いつかこの表紙のような夕闇の散居村が見たい！

展望台近くの『夢の平コスモス荘』にある水仙畑。
上方には水仙でつくった「となみ」の文字が。

展望台近くの棚田。

立派なカイニョを持つ民家。

砺波平野では田植えシーズン真っ最中でした。

石川県羽咋市にある『千里浜なぎさドライブウェイ』

海岸を車で8kmも走れるようになっています。
なかなか爽快な風景です。

千里浜周辺で砂浜をよく見ると、
さくら貝が少し落ちています。
割れているものがほとんどですが。

子どもの頃来た時は、もっとたくさん
落ちていたのですが。

この日の宿は和倉温泉の『多田屋』

ハイクラスの宿ではありますが、
私たちが利用したのは多田屋では安価のプラン。
よって部屋も食事もお値段それなりのものでした。

部屋からの眺め。
七尾湾が一望できます。

多田屋の周辺を散策中にあった大正からの建物。
かつては温泉宿だったようです。

有名な高級温泉宿「加賀屋」そばの海中にいた
巨大ウミウシたち。
20cmくらいあるように見えました！

3日目は輪島方面へ。

道中の風景。
田んぼの向こうは海。

道中に見かけた駅。
はげかけたペンキが味わい深い気がします。

この旅の二つ目の目的、
輪島市にある『白米千枚田』

棚田は1004枚もあるそうです。
「道の駅・千枚田ポケットパーク」から
眺められます。

結構な高低差があります。
わき道を歩けるようになっています。

代掻きが終わり、半分ほど田植え済みでした。

こんなに小さくても立派な田んぼです。

千枚田から少し北上した曽々木海岸。

曽々木海岸の窓岩。
観光客がいません。

輪島市も羽咋市もランチを食べられるお店が
少なくて、店探しに苦労しました。

帰りの富山空港のデッキから。

遠くに立山が見えます。
十数年前に登りましたが、登山超初心者だったので
なかなか大変でした。

砺波と立山にいつかまた出かけたいです。

富山空港のお土産屋で撮影させてもらったかまぼこ。
金沢も富山もかわいいモチーフのかまぼこが
たくさん売られていました。