2010/05/07 - 2010/05/07
230位(同エリア238件中)
ソフィさん
2010年5月7日(金)
駅前で出会ったDさんと私は、小雨の中をDさんの運転で、本日の打ち合わせ会場のある熊取レンガ館に向かった。
熊取レンガ館は、昭和の初めに建てられた綿織物の工場が廃屋になっていたものを、町民の集まり場所としてリニューアルされた。
空間にゆとりを感じ、何よりもレトロな感覚が郷愁を刺激する。
工場と言う産業生産空間の文化的空間への再利用は、国の方針にも合っており、かつデザイン的にも優れていると評価されたのだろう。
産業経済省の表彰額が、誇らしげに飾られていて、錦上花を添えている。
「昭和の初めなのに、何故レンガだったのでしょうか?」
この質問には明快な答えがなく、私にとってこれからの研究課題だ。
広い屋内展示空間に、立派なだんじりが、堂々と飾られている。
値段は一億円を優に超えているようだが、それだけにきめ細かな彫刻が見事である。
「いまどきこんな細工ができるんですねぇ!」
感心しながら、しばらく見入る。
ここでも監視の人がじっと見つめており、駅前の監視人を思い出す。
綿栽培の歴史は古く、戦国時代をさらにさかのぼり、600余年前の室町時代に始まったという。
だが、これで驚いてはいけない。
綿が日本にやって来たのは、1200年以上昔の799年(延暦18年)、三河に漂着した外国の若者が種を持っており、それを日本各地で栽培したようだ。
平安京への遷都が794年だから、その直後なのだ。
しかし日本での栽培に失敗し、100年後には断絶したらしい。
再度栽培が始まったのはその500年後、朝鮮から伝来したとする説と、ポルトガル人持ってきたとする説があるようだ。
綿栽培と並行して綿工業も盛んになり、熊取の辺りは日本有数の中心地だったのだろう。
熊取町と姉妹都市である、オーストリアの町からの寄贈だろう。
アボリジニ美術も、興味深い。
煉瓦館には、面白そうなものがいっぱい飾られている。
二つある会議室の一つで、本日の打ち合わせ関係の方が待っておられた。
町の名刺を持っておられる方が二人と、ボランチアの方が三人。
街を盛んにする活動で、このような公私混合チームの役割は大きいと考える。
お互いに、適不適が補い合えるからだ。
写真は「ソフィーさんのマイページ」(訪問54カ国、文章1,590件 写真6,770枚)、
http://4travel.jp/traveler/katase/
スイスの写真が美しい「片瀬貴文さんのマイページ」(文章625件 写真2,400枚)
http://4travel.jp/traveler/takafumi/
ブログの作成日順に並んでいる「片瀬貴文の記録」(文章1,650件)
http://blog.alc.co.jp/d/2001114
(片瀬貴文)
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