2010年4月　パプアニューギニア旅行　その８：ニューギニア航空の機内食

2010/04/24 - 2010/04/29

ニューギニア航空の機内食です。

成田からポートモレスビー間は、夕食（1食目）と
リフレッシュメント（2食目）がサービスされます。

■区間：成田⇒ポートモレスビー
■便名：ニューギニア航空55便
■クラス：エコノミークラス
■評価：★★★★☆
■寸評：
機内食は日本航空グループのTFKが担当しています。
TFKの機内食はあまり評判が良くありません。

ということで、あまり機内食には期待していなかった
のですが、予想を裏切る内容・美味しさ…でした。

まずドリンクサービス。
パプアニューギニアには自国でビールを製造しています
ので、数種類からチョイスが可能です。
南国のビールらしく飲み口が軽く、飲みやすいのが特徴。

機内でサーブするワインはオーストラリアワインです。

メインはビーフとフィッシュからの選択となります。

私はビーフを選択。
ワントレイにメインとなるビーフの大きな器があり、
その下に透明の平らなお皿が置いてあるのはオシャレ。

下敷きの紙のデザインもオシャレ。

少し大きめのパン、サーモンのマリネ、デザートという内容。

ビーフの器には多めのカットビーフに人参、椎茸、青菜が
添えられており、ふりかけのかかった御飯が入っています。

デザートはブルーベリーンムース。

全体的に味は…美味しい。

不思議なのはなぜ同じTFKの日本航空の機内食がイマイチ
なのに、ニューギニア航空は美味しいのか？？？

多分、1食あたりの予算の違いなのでしょう。

なお、ナイフ・フォーク・スプーンはプラスチック製でした。

御馳走様でした。

到着、1時間前にはリフレッシュメントが配布されます。

白い箱とワイングラスのようなかわいいカップに水。
箱を開けるとリンゴのデニッシュ、オレンジジュース、
おしぼりが入っていました。

早朝4時30分到着（日本時間で3時30分）なのでこれで十分。

とても美味しい。
ということで、評価も★4つ！！！

日本の航空会社ももっと機内食のレベルを上げて欲しいと
感じました。

エリア ポートモレスビー(パプアニューギニア)

成田⇒ポートモレスビー

ニューギニア航空55便
1食目（夕食）です。

成田⇒ポートモレスビー

ニューギニア航空55便
2食目（リフレッシュメント）です。

成田⇒ポートモレスビー

ニューギニア航空55便
2食目（リフレッシュメント）です。

この旅行記へのコメント （2）

• しょうちゃんさん 2010/05/10 11:00:58

  RE:機内食について

  まささん　今日は
  　機内食についてですが。機内食の予算は、各社とも同じです。なぜなら、各社間の協定（金額）で決まっているからです。
  　協定で決まった予算内で、各社はメニューを考えるわけですから、違いがあるとすれば、中身です。ニューギニア航空の注文量（発注量）は限定されたものです。ＪＡＬの機内食があまりおいしくない、と考えられる理由は、同じ食事の発注量が多いからでしょう（原因の一つ）。同一メニューの発注量が多ければ、コスト削減できるし、保管・輸送が効率的になるからです。　昨年、バンクーバーに行く際にＪＡＬを利用しましたが、べジタリアン・ミールを注文したら、パンがかたかったです（おそらく作りおき？、冷凍されていたか？高度を飛んでいた関係か？）。ノースの場合も同じでした。ＳＵのミールがおいしかったという、コメントが4Tで見受けられますが、同じ理由でしょう（発注量が少なければ、出発まえに調理するからです。その結果、新鮮な食事内容になる）。
  　なお、各社の最終発注量が決まるのは、出発の２４時間まえです。その数字を見て、ＴＦＫなりの会社は調理するわけです。事前に人数（予約数・団体客）がわかっていれば、作りおきができます。もちろん、使用する食材はそれ以前から一定量は確保・保管しておりますが。

  まささん からの返信 2010/05/10 23:34:11

  RE: RE:機内食について

  しょうちゃんさん
  
  こんにちは。
  コメントありがとうございます。
  
  しょうちゃんさんからコメントをいただき、ちょうどうちの会社に営業に来ていた航空会社の営業マンを何人かつかまえて機内食について聞いてみました。
  
  まず、協定で機内食の金額が決まっているというのは、過去の話。
  今は、各社自由に機内食の金額を決めているそうです。
  但し、いくら自由に金額を決めて良いと言っても、コストダウンを念頭においてケータリング会社と交渉しているとの事です。
  
  日系航空会社は路線によって機内食の内容が異なりますので、バジェット（機内食の単価）をケータリング会社に伝え、プレゼンテーションを行っているそうです。
  
  さて、確かにしょうちゃんさんの仰る通り、日系の航空会社は自国出発の為、それだけ機内食の発注数が多いことになり、週2便運航のニューギニア航空とは交渉力が違ってくると思います。
  
  逆に日本航空の機内食があまり美味しくないと書きましたが、これは同じ食事の発注数が多いからではなく、やはり徹底的にコストダウンを行っているからだと思います。
  これは20年前の機内食の写真と見比べると一目瞭然です。
  過去、50社以上、300回以上の国際線に乗ってきましたが、ここ数年の機内食の質量低下は航空会社に限らず酷いものがあります。
  
  なお、食材の保管は数日前から発注数に応じて行っていますが、食事の作り置きは一切していないとの事。出発時間に応じて、路線ごとに作り始めるそうです。
  
  ＜注意＞
  私も航空会社の機内食担当ではありませんし、航空会社の営業に聞いた話なのでどこまで本当の話かは分かりません。機会があれば、本職の人に聞いてみたいと思っています。