飛行機遅延で強行インド3日の旅　④　デリー

2007/08/11 - 2007/08/15

お盆休みを利用して4泊5日間のインドへの旅♪
のはずがエアインディアの大幅な遅延で実質現地3日間旅行に。
（厳密にはお昼過ぎに着いたので2日半・・・）

着いた日は移動だけで終わりました。
2日間でジャイプール、アグラ、デリーと回るのはかなり強行スケジュールで駆け足の旅だったけど、2年ほど観光での海外旅行はしていなかったので楽しめました。

インドに着いて3日目。最終日。タージマハル観光後アグラからデリーへ。
1日デリー観光のはずが時間短縮で半日弱で回る事になりました。

1日目：飛行機遅延で日本泊まり
2日目：朝：関空発→昼：デリー着　デリー→ジャイプール移動
3日目：ジャイプール観光→アグラ
4日目：アグラ観光→デリー観光　夜：デリー発
5日目：朝：関空着

エリア デリー(インド)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: エアインディア
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ランチの後、アグラからデリーへ。

タイトなスケジュールの中、最初に訪れたのはQutb Minar and Its Monuments (クトゥブミナール複合建築群）。

インドで最古とされているイスラム遺跡群だそうです。

繊細なのに深い彫が施されていてため息がでます。

12世紀にこんな建物が作られたなんて・・・

横から見ると様々な石が使われている事が更によく分かります。

これは近隣のジャイナ教やヒンドゥ教の寺院を解体してその石を使っているからだそう・・・

クトゥブミナールは戦勝記念に建てられた塔だそうです。

1119年から建てられた塔の高さは73mですが、高く感じられます。

下がどっしりとしていて、上に行くにつれて細くなる設計だからなんだとか。

壁一面に彫られた彫刻は圧倒的。

アラーウッディーンハルジーの墓所にもびっしりと彫刻が施されていました。

次はフマユーン廟へ。

インドでは大抵インド人の料金と外国人の料金設定が別々に設定されていました。

インド人は10ルピー、外国人はUS5ドルか250ルピー・・・

そしてビデオチケットが＋25ルピー。
これは英語でしか書いていないから、現地の人には適用されないのかな？
それにしてもすごい違い。

1560年代にペルシャ出身の妃ハージーペーガムによって作られた墓所。

タージマハルもこのフマユーン廟に影響されたとか。

建物の形、庭の配置など、午前中に見たタージマハルとそっくりだと思ったけど、納得。

建物から正門の方を見た景色までタージマハルとそっくりでした。

（こちらの方が先ですが・・・）

透かし彫りもキレイ♪

本当はラールキラーも訪れる予定でしたが、翌日の独立記念日の首相演説の準備のため訪問できず残念。
時間もなかったので仕方ありません・・・

車が止まると寄って来る子供達。

中南米やアジアの中で、これほど物売り＆物乞いがしつこい国は初めて。

そして車は空港へ。
あっと言う間の2日半のインド旅行でした。

帰りの飛行機も数時間遅れましたが、やっぱりと言う感じ。
来る時の遅延に比べたら、まだまだ可愛いもの。

とはいえ二度と乗らないと決めたエアインディアでした。

短い滞在でしたが、とてもエネルギッシュな国でした。
また行きたいと言う気持ちと、正直もう充分という気持ちが入り交ざる不思議な場所。

もし、またインドを訪問する事があったら、今度は南の方に行って見たいな♪