2010/02/25 - 2010/02/25
2822位(同エリア3060件中)
つみきさん
建て替えのため、4月でさようならになった歌舞伎座。
だもんで今年は、いつもより多めに歌舞伎を見に行きました。
これは、私の「最後の歌舞伎座」となった
二月大歌舞伎の思い出です。
-
今回は、そんなに早めにチケットを取ったわけでもなく
ふと「もう埋まってるんだろうなぁ」と
松竹のサイトをのぞいたら
二階の最前列に1席残っていたので
即、買っちゃったのです。
多分、キャンセルが出たのかな?
三月四月は、ますます混む事が予想されたので
「これが最後の歌舞伎座だろう」と
ちょっと覚悟してた部分もありました。 -
ちょっと早めに銀座に出て
歌舞伎座に直行し
売店を先に利用させてもらいました。
昼の部を上演中に、横から入れてもらえるんです。
劇場内に居残らないように
札を渡されるんですけどね(笑)
奥に見えるカーテンが、実は入り口。 -
歌舞伎座で買い物を済ませて一安心。
これで休憩時間に慌てることも無いし
ごった返す売店で焦る必要もありません。
係りの方に札をお返しし、外に出ました。
そこは、ちょうど
幕見席を求める方が、並ぶ場所。
歌舞伎は、昼の部、夜の部で区切りとなっていますが、
幕見席とはその中の一つの幕のみを見る席の事で
1000円前後で歌舞伎を見ることが出来ます。
ただ、席は少ないので
人気の演目だと、入れない場合もあります。
そして限りなく天井に近い席なので
役者さんの頭のてっぺんが見えるようなアングルになります。
また、専用の出入り口を使い
館内の飲食店や売店を利用することが出来ません。
でも、とりあえず、ちょっと見てみたいって方には
お安くてよいかも。
夜の部の開演1時間半前でしたが
20人ほどの方が並んでいました。
この日は、若い方が多かったですね。
この日の演目を描いた絵看板を撮影。
これは鳥居派初の女性絵師である鳥居清光さんが描かれているそうです。 -
せっかくなので外観も撮影。
本日、「千秋楽」でございます。
本来「千秋楽」は「秋」という字を用いますが
歌舞伎座は、火事の災害にもあっているので
「火」の字の変わりに、演技のよい「亀」を使うんだそうです。 -
歌舞伎座は、さよなら公演になってから
このカウントダウンボードが設置されました。
もう残すところ65日なんですねぇ。 -
さて、三越にお弁当を買いに行きましょう。
私の目的は「弁松総本店」
http://www.benmatsu.com/
このお弁当を買いました。
味付けが濃くて、酒にあいます
まだまだ時間もあるので
喫茶店にでも行きましょう。 -
思いついた場所から一番近かったので
三越の二階にある「ラデュレ」というお店に入りました。
後でわかりましたが、パリの老舗なんだそうです。
高級チョコレートでお名前が有名な
ピエールエルメ氏が、ここのシェフパティシエだったんだとか。
お菓子は、かなりお高そう
調べたら、マカロン1個244円。
ケーキは500〜800円くらいかな。 -
テーブルにはお花。
紅茶をいただいて
夜の部がはじまるまで
のんびりさせていただきました。
さて、そろそろ歌舞伎座に戻ろうかな。 -
交差点には珍しくおまわりさん。
白バイも居て、一生懸命交通整理されていました。
16時頃のの東銀座は
夜の部に向けて集まってくる人々と
昼の部を見て、かえって行く人々で
交差点もかなりの混みようなんです。
でも、そんな景色も
4月までなんだろうなぁ。 -
今回、歌舞伎に行こうとした
もう一つの理由は「席」でした。
二階席の再前列、右端の席が1つ空いていたのです。
前に人は居ませんし
舞台下手(左側)にある花道も見えるでしょう。
これが、その写真。
黒いかばんの席が、私の座席です。
すぐ右斜め前に、二回の桟敷席があります。
でも、今回良く見てわかったのですが
二回の桟敷席、意外と舞台が見づらい。
桟敷席の机があったり
提灯の飾りがあったり
ちょっと邪魔なんです。
まぁ、ゆったりしている点では
このうえないんですけどね。 -
最初の演目は「壺坂霊験記」。
元々、人形浄瑠璃のために作られたお話で
それも明治に入ってからの、比較的新しいお話。
細かくは書きませんが
最後に観音様が出てきて、めでたしめでたし。という話。
(え?はしょりすぎ?)
幕間(休憩時間)に、ふと思い立って
今まで行ったことのなかった
カレースタンドへ行ってみました。
幕間は、もう1回あるので
次で食事にすればいいんですが
なんかお腹空いちゃって
弁松のお弁当は、味が濃いから
明日でも大丈夫だろうしね。
歌舞伎座には、料亭も入っていますが
おそばとかカレーとかお手ごろな食事もあるんです。
昔は寿司屋もあったらしいけど
新しい歌舞伎座には、どんなお店が入るんでしょうね。 -
食券を買い(こちらも歌舞伎会で100円引き)
カウンターの一番奥の席で、カレー食べちゃいました。
カウンター以外にもテーブル席があるので
トレイでカレーを運び、食べてる人も居ましたね。
ビールの小瓶もあったけど、ま、それは後で。 -
食券販売機の横には、彼が。
うーん。魅力的(笑)
彼は、これからどうなるんだろう? -
ここではコーヒーもいただけるらしいです。
でもほとんどコーヒーの香りがしなかったから
味は、おして知るべしってとこかな。 -
歌舞伎座を入ってすぐは階段になっており
左手に筋書き売り場があるのですが
今回は、先代の勘三郎さんのお写真が飾ってありました。
この前で、記念写真を撮ってらっしゃる方もいましたよ。
二幕目は「高杯」。
初演が昭和八年と、これもまた新しい。
先代の尾上菊五郎が「下駄でタップを踊りたい」
と言って生まれた長唄の舞踊劇。
内容は、太郎冠者と次郎冠者が出てくるお話。
酔っ払った次郎冠者(当代勘三郎)が
下駄で踊る姿を見て「あ!」と思い出しました。
私テレビで、先代の「高杯」を見ています。
お顔が大きくて、あまり「ダンス」とは縁の無さそうな先代が
それはそれは楽しそうに、コミカルに踊っておられました。
子供心にも、楽しい舞踊劇でした。
踊りの終盤、まるでスピードスケートのような振り付けが入り
観客から歓声が。
だって、オリンピック中ですもんね
ところが、その瞬間、下駄が脱げた!
みんなが「あっ!」と思ったら
なんと勘三郎さん、紐を結ぶ真似をしてウインク!
織田信成のアクシデントを再現したわけです。
おまけにスパイラルポーズまで決めてました。
これね、どうやら
本当にアクシデントだったようなんです。
別の日に見に行った方によると
スペードスケートのような振りはあったけど
下駄は脱げなかったし、ポーズも無かったって
ぱっと切り替えるあたり
勘三郎さんの反応の速さは、さすがですねー。 -
今回も、歌舞伎は楽しゅうございました。
行ってよかった。 -
さぁ、帰ろうかい。と思ったら
あれ?絵看板が無い! -
入れ替え作業なんて始めてみました。
夜の部が終わった途端に、次の月の絵看板に変えるんですねぇ。 -
ついでに、歌舞伎座ビルの方へ行ってみました。
どんな人が出待ちしてるのか、野次馬です。
みなさん、熱心なファンなんでしょうねぇ。 -
私は、別の出口から、小道具を運び出す人の方が気になってました。
さっき見た演目の小道具を持った人が
このトラックの荷札に運び入れておりました。
え?小道具って、レンタルなの? -
最後に、おまけで銀座の顔「和光」のウィンドウを。
今回のテーマは「多」。
HPを参照すると
>画一的よりも、多様なものが生き残れる。
>生物においても、文化においても。
>とるに足らない色とりどりの小さな布地を用いて、
>世界地図を造形してみると
>多様性は希望であり、可能性だと思った。
>地球をハート型に膨らませることで、その印象を強めようと考えた。 -
このウィンドウは
これからもずっと続けて欲しいなぁ〜。 -
今回は、先に売店を利用したので
買ったものもご紹介しておきます。
まずこちらは「歌舞伎座写真集」。
老後に「昔の歌舞伎座が懐かしいねぇ…」と
しみじみする為のツールです(笑) -
初めて写真も買いました。
玉三郎さんの花魁姿。
今回、夜の部にしたのも
玉三郎さんの花魁役で出演すると知ったからでした。
お姿がきれいなうちに
ちゃんと拝見しておきたかったのです。
だって確か、もう還暦だったかと
子供の頃、お姿が美しいなぁ…と思ったのは
玉三郎さんと仁左衛門さん。
「孝玉コンビ」なんて言われてましたからね。
ちなみに今回、仁左衛門さんは
玉三郎さんの間夫役でした(笑) -
それから、手ぬぐい。
国内で使うには、あまりに渋すぎる柄ですが
海外だと良いかもしれません。 -
もちろんいつもの筋書(1200円)も買いました。
いわゆるパンフレットですね。
歌舞伎界会員なので100円引き。
私は歌舞伎以外の演劇を見ないので
比較できませんが
筋書きは、内容が濃いです。
お話の筋や、出演者一覧はもちろん
出演する役者さんのインタビューや
今回は、先代の勘三郎さんの追善興行でしたから
勘三郎さんにまつわるお話や写真も。
出演者の顔写真一覧や
同じ演目を過去にいつ誰がどんな組み合わせで演じたか
一覧表まで載っています。
この筋書きは、会期の半ばあたりで内容が変わります。
それは、舞台写真が入るのです。
熱心なファンの方は、両方買ったりするようです。 -
そして、今回は初めて英語版パンフ購入。
-
簡略版ではありますが、わかりやすくていいかも。
ちなみにこちらは500円。
歌舞伎会は50円引き。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
銀座・有楽町・日比谷(東京) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
28