2010/05/01 - 2010/05/05
67位(同エリア116件中)
KEIさん
三峡の絶景と三国志の史跡を巡る4泊5日の旅行記
三峡クルーズ(神農渓を含む)、赤壁、
荊州古城、白帝城、関陵、長坂坡 を巡りました。
観光地の紹介はネット検索すればいくらでも出てきますし
実際行った者の体験としてはあまり意味ないと思うので
飛行機、街中の様子や船内生活、食事などを中心に
観光ガイドには出てこない情報を旅行記にしてみたいと思います。
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
中国東方航空、行きの機内食、
ちなみに帰りも全く一緒でした・・・
メイン左側は鶏肉とにんにくと唐辛子の炒め物、
右側はサヤエンドウの炒め物です。
味は普通です、言われてるほどまずいということは
無かったです。
ただ中国での食事になれる前だったので
辛さにやられました。 -
同行者の機内食。
ビーフといわれて注文したとのことですが・・・
ビーフンの聞き間違えだったようです。 -
宿泊したホテル、ホリデイイン天安 武漢です。
-
角部屋で広くはありませんでしたが
2方向が見渡せて面白かったです。
テレビはNHKのBSアナログ放送が映りました。
部屋の清潔感も問題ないレベルでした。
部屋備え付けの冷蔵庫の青島ビールは10元、
ホテルを出てすぐの酒屋の青島ビールは
2.5元(5元だったかも)程度だったと思います。
日本から見ればどちらも十分に安いですが・・・ -
同じく洗面所、こちらも特に問題なし。
-
同じく浴槽、これも問題なしです。
-
1日目の夕食
ホテルのレストランで歓迎宴でした。
一番美味しかった料理です。
旅行中、昼食と夕食はビールが水がわりのように出るのですが、良く冷えたビールが出る店はほとんどありません。
そして炭酸飲料水が必ずのように提供されます。
意外にも烏龍茶が出る店はなかったです。
お酒もビール、白酒、茅台酒が主流、中国酒としてメジャーな紹興酒は料理酒として使われることがほとんどで、飲む人はあまり居ないとのことでした。
料理は全体的に中華特有の香りが強く
日本人好みの味付けとは言えなかったと思います。
きっと地元の人にとっては最高なのでしょうね。 -
ホテル近所にあるショッピングモール内の
食品コーナーです。
品ぞろえも豊富で日本のスーパーと比べても
遜色ありません。
価格は地元価格ですので日本から見れば
何でもすごく安いです。
カルチャーショックだったのは卵のB級品コーナーです
割れた卵やとても汚れた卵が対面販売で
売られていました。 -
2日目の朝食
ホテル27階の朝食ビュッフェです。
お味はまあまあです。 -
2日目の朝食続き
このピータン入りの朝がゆは最高でした。 -
表通りに面したところは古い建物が取り壊され
新しい建物に置き換わっていっていますが
少し裏に目を向けるとまだ古い町並みを
見ることができます。
しかしこれも後10年もしたら無くなってしまうのでしょうね。 -
多くの日本車や高級車が走り回っている
武漢市街地ですが交差点に目をやればまだまだこんな
光景を目にすることができます。 -
中央分離帯の柵を清掃する車です。
この車は最終日の朝にも見ることができました。
武漢の街には日本車が沢山走っています。
特にホンダの工場があることからホンダ車は人気が高いそうですが、一番見かけたのは日産のティアナでした。たまたま目についただけかもしれませんけど・・・ -
武漢郊外の車窓からの風景です。
ちょっと市街地を離れるとこんなところが沢山あります。 -
赤壁へ向かう途中、高速道路上のサービスエリアの
ショップです。
とても殺風景です、この辺が共産圏かと
感じさせてくれる数少ないポイントです。
サービスエリアや観光名所でのトイレ事情はまだまだ発展途上、鍵がかからないのは当たり前、扉が閉まらないトイレも普通にあります。男性用便器の方も外から丸見えだったり、便器がただの壁だったり・・・ニーハオトイレ健在といったところです。
トイレ革命は田舎の方までは行き届いていないようです。 -
赤壁といっても壁に書いてあるだけです。
当所の情景を想像豊かに想いを馳せる場所です。
博物館もありますがコレといって
凄いものはありません。
期待が大きかっただけにちょっと期待はずれでした。
パッケージに入っていれば別ですが
わざわざ赴くほどのところではないと感じました。 -
2日目の昼食
前日の夕食が日本人好みの味付けではなかったのに
対して、こちらの食事はまあまあ行けました。
ただ綺麗な店ではなかったです。 -
関羽が守っていた荊州古城の門です。
荊州市の一角の城壁に囲まれたエリア全てが
荊州古城跡です。
城壁の上をずっと遠くまで回れそうですし
景色もいいです。
周囲にはお土産店などもあり赤壁より面白そうです。
しかし今回の旅は急ぎ足だったので
周辺散策も何もできず消化不良です。 -
2日目から2泊した長江明殊号です。
以前は欧米人向けに運用されていたクルーズ船だそうですが、
今は主に中国人向けのクルーズに使われているようでちょっと古さが目立つ船でした。
川だから当たり前かもしれませんが揺れも無く乗り心地はよかったです。 -
長江明殊号のデッキガイドです。
-
船のロビーの様子
-
ほとんどがこのタイプの部屋です。
普通のホテルの部屋よりは狭いです。
床がベコベコいう部分があったり、部屋の扉の建付が悪かったり・・・
老朽化した船でしたが部屋で過ごす時間はほとんど無く
たいして気にはなりませんでした。
備え付けのティーカップの一つに謎の水が残されていました・・・
上のフロアを歩く音が聞こえる状態でしたから、
歩く度にベコベコいってた場所は下の部屋の人にはうるさかっただろうなぁ。 -
トイレと洗面台、清潔面では特に問題なかったです。
-
シャワーブース、バスタブはありません。
このシャワーブース、洗面エリアとの仕切りは
カーテンのみで3センチ程度下がっているだけなので
シャワーを浴びたあとはトイレ前が水浸しになります・・・
シャワーの湯量や温度は全く問題ありませんが、
同じグループの方曰く時間帯によっては
なかなかお湯が出ないことがあるようです。 -
2日目の夕食
船の上でビュッフェでした。
夕食のお料理は基本的に全て中華です。
各料理の写真は撮り忘れましたが大体お皿に乗ってます。 -
三峡ダムの水門です。このダムの上流と下流では水位差が80m程度あるそうです。
1つのドックに長江明殊号と同程度の大きさの船が
2隻横に並んだ状態で6隻程度入ることができます。 -
ドック内部です。横の壁の色の暗い部分と白い部分の境界まで水位が上昇し、船を一段上の水門と同じレベルまで持ち上げ前の門を開き次のドックに入っていきます。
この工程を4回程度繰り返して上流に上ります。
前の扉は1枚600トンの重量があるそうです。 -
3日目の朝食
バイキングの様子です。
おかずが8品程度にサラダ、パン、おかゆ、フルーツなどが並びます。 -
3日目の朝食
船では基本的に三食ともビュッフェ形式です。
朝食は洋食と中華です。
味はまあ無難といったところです。 -
ここから神農渓クルーズの小型船に乗り換えます。
この街はダムの完成により川底に沈んでしまった村に住んでいた少数民族を移住させるために作られた新興都市だそうです。
住む場所は立派になりましたが収入は以前と変わらず生活は苦しいまま、とガイドさんのお話でした。 -
神農渓です。
さらに手漕ぎの小舟に乗り換えて奥へと進みます。
昔は岸から舟を引っ張って進んだそうですが
三峡ダムの完成で水位が上がり手漕ぎへと変わったそうです。
折り返し地点で舟を引いてもらう体験が少しだけ出来ます。
実際に住んでいた村が沈んでしまったという
土家族のガイドさんの寂しそうな顔は忘れられません。 -
3日目の昼食
お味はまあまあです。 -
巫峡です。
この渓谷が延々続きます、絶景です。 -
瞿塘峡です、絶景ですがこの後から雨が降り始め嵐のようになりました。
中国の古代の食器 瞿と塘に形が似ていることから瞿塘峡と呼ばれているとのことでした。
どんな食器かは謎です。 -
白帝城、
劉備終焉の地です。
ここには劉備に関係する文物の他に土家族の木棺の展示があります。 -
3日目の夕食
乗船2日目の夕食のみ船長主催の歓迎宴とのことで
着席式の夕食となりました。
この後いろいろな料理が運ばれてきましたが
なんとなく量が足りない気が・・・
もちろん余った料理もあったのですが・・・
この旅行で量が足りないのではと思ったのは
この食事が最初で最後でした。 -
船長主催の歓迎宴の後、船員さんによるショーが有りました。
-
目が覚めてカーテンを開けると広がっていた早朝の長江、幻想的です。
-
4日目の朝食
お味は相変わらずです。 -
4日目の朝食続き
-
長坂坡公園です。
趙雲の像などが飾られ長坂の戦いでの偉業が讃えられています。 -
長坂坡公園の外の壁に貼ってあった求人と住宅販売の広告です。
求人は月1,000元前後(約15,000円)のものが多いです。
売り物件も300万円も出せば買えるものが多いです。 -
関陵です。
この奥に関羽の墓陵があります。
この墓陵は体のみが葬られており、頭部は別の場所に葬られているそうです。 -
移動途中のサービスエリアの売店で見つけたポッキーです。
5.9元でした。 -
荊州博物館です。
ここには紀元前のミイラが安置されています。
そのミイラは一般的なミイラではなく、ほとんど腐敗していない、亡くなってすぐのようなミイラです。
一見の価値はありますがグロテスクなものが苦手な方にはお勧めできません。 -
4日目の昼食
荊州市交通局内にある公営のレストランにての食事です。
本旅行の中でこの昼食とこの日の夕食が一番美味しかったです。
味に慣れてきたという話もありますが・・・ -
黄鶴楼
三名楼の一つです。
とはいっても現存のものは現代建築です。
最初に建てられたのは三国時代のものだそうですが、
戦火にて焼失し何度も建て替えられ形も変わってきているそうです。
雨が降ってたのが残念でした。 -
4日目の夕食
武漢の街中のレストランで夕食です。
今回の旅行ではこのチンゲン菜の炒め物とスイカがお約束のように出ます。
ここもお昼同様美味しかったです。
本旅行中いちばんおしゃれなレストランでした。
と言ってもこれだけの写真ではよくわからないですね。
お店の名前は・・・不明です。
黄鶴楼から程近い場所だったと思います。 -
帰国前日も到着日の夜と同じホテルです。
部屋は少し変わりましたが基本的には一緒です。 -
5日目の朝食
2日目の朝食と同じところです。
この日もピータン入りの塩粥を食べました。 -
武漢天河国際空港の待合室のショップです。
ここで買うビールは高いです。機内でアルコールサービスが見込めないときは出国審査前にある売店での購入がおすすめです。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
51