2010/04/30 - 2010/05/05
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costinさん
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バスを乗り継ぎ大移動
サムイ島ーバンコクーノンカイービエンチャンーバンビエンーハノイ
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【The shadow of Thai smile】
「微笑みの国」タイ。
だが近づき過ぎ、或る一線を越えると・・般若の薄笑いが見えてくる。
バンコク行きチケットは、いつもの華僑の店。650B
ラマイ12:00
ナトン12:40
フェリー出港13:30
ドンサック到着15:10
ドンサック出発16:00
スラタニ中継所到着17:00
18:00 19:00の二本バンコク行きがあったが満席で乗れず。
20:30の最終便になる。 -
カオサンには予想通り5時過ぎには到着してくれた。
運転手が他のバスを何台も追い越していたので、早くバンコクに到着したい個人的な理由があったのだろう。
カオサンで香港人らしきカップルから船着き場を聞かれたので教えてあげた。
これからイサーン行きのバスセンター、モーチット・マイ迄辿りつかねばならない。
適当に乗ったバスの車掌にモーチットへの行き方を聞いてみる。
すると前に座る華僑の小母さんが、
「このバスの終点が戦勝記念塔だから、そこで乗り換えね。番号は確か・・」
ここまで聞けばしめたもの。
戦勝記念塔で確認の為聞くと、77と509らしい。
盛んに77を薦めるw そこで77に乗り込む。
車掌にモーチットマイに着いたら教えてくれと言っておく。
だがその必要は無かった。
街道をUターンして巨大なバスターミナルの裏口が終点。
そこがモーチット・マイだとのこと。
bus feeは各々15-20B程度
バンコク到着05:20 迄ジョイントチケット650Bラマイで購入。
カオサンー戦勝記念塔15B
戦勝記念塔ーモーチットマイ15B
バンコクーノーンカイ450B -
ここで降りた人たちと一緒に通路のよな商店街を抜けて、巨大なチケット売り場に辿り着く。全部タイ語。Jさんお勧めのチャーンツァーに辿りつけるだろうか?
係員らしい人に聞くと、3階に行けとのこと。
3階もチケット売り場がずらり並んでいるw
利害関係の薄そうな携帯売り場のおっさんに、
「チャーンツァーの切符売り場ってどこ?」
ニヤリとされて、ぐいっと隣を指差された。
おぉ、隣か、ありがとう。
窓口で、
「ビエンチャン行きないか?」
聞いてみる。
「ノンカーイで乗り換えね。」
すんなり理解できる。
「じゃそれ一枚ね。で、バス乗り場はどこ?」
「奥にフードコートがあるでしょ?あの右手が入口ね。」
ふむふむ。中々的確な指示だ。
バンコクーノンカイ450B
バンコク7:30---ノンカイ16:30 -
モーチットバスターミナル・フードコート
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バーミー35B
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弁当・水。
スナック・ジュース。
出発早々配られる。
「これは疲れない。良いバス旅だ。」 -
ノンカイ歩道市場
焼きおにぎり5B
五平餅 10B -
コンケーン13:30到着 公園で赤シャツの集会を目にする。
ウドン16:00出発
ノンカイ18:00出発
ラオスイミグレでエントリーフィー2500kip徴収される。
ビエンチャン19:15到着 -
ホテル19:40発見 14$で決着。
ホテルで缶コーラ5000kip
コンビニで水2500kip スムージー4500kip
場所はバスターミナルから徒歩5分
新築のホテル。
今ビエンチャンはホテルの新築ラッシュ。
値段は結構高く20~50$
ホテル隣の食堂でソンタム・ラオとカオスワイ40B -
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フロントの姉妹のママは、サイゴンから来たと言っていた。
wifiを設置したらどうか?と聞いてみたら、
「ビエンチャンでwifiは月額400$くらい係るので、私のとこみたいに小さいホテルじゃ無理です。」
との答えだった。 -
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ビエンチャンーバンビエン30000kip
ビエンチャンーハノイ230000kip
バンビエンバスターミナルー川沿い宿7000kip
ビエンチャン南バスターミナルーセントラルバスターミナル5000kip ソンテウ -
ロンビエン行き普通バス30000kip
13:00---17:00 -
ビエンチャンーノンカイ60Bの隣のプラット・ホームから出発
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ノンカイービエンチャン国際バス、ラオ民族衣装のかわいい車掌に聞く。
ハノイ行きのインターナショナルバスはビエンチャン南バスターミナルから発着との事。ホテル近所のタイ向けのターミナルより9kmバス有り。5000kip -
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途中の村での祭礼。
男性が厚化粧で神輿を担いでいた。 -
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バンビエンの部屋からの眺め。
100,000kip/n -
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バンビエンの喧騒に辟易する。
外人は少なからず居たとしても、もそっとのんびり滞在してるのかと思ったら、昼はディズニーランド、夜はパッポン並みの騒々しさに翌日の移動を決意。 -
バスで知り合ったふたりと晩飯
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バンビエンの旅行代理店前に行き先別プライスの看板がある。
『バンビエンーハノイ 170,000kip 含むバンビエンービエンチャン50,000kip』
これだと実質ビエンチャンーハノイが、120,000kipになる。
「安過ぎる・・」
中に入り、聞いてみる。
「バスはどんなバスだ?」
「こんなバスだ。」
ちゃんと、VIPバスと書いてある。
「時間はどれくらいかかるんだ?」
「此処出発が午後1時、ハノイ着が翌日夕方6-7時頃。」
「ルートは?」
壁に掛けられた大型のマップを指で辿って示してくれた。
折角、バンビエン迄来たのに折り返すのは一寸癪に障るが、実際こちらの方が道も良く早いのだろう。
購入。 -
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水3000
コーラ6000
晩飯100000
たばこ15000
ジュース6000
水3000
ネット6000 -
朝飯
wifi 1時間フリーになる食堂で朝麺。10000kip -
パイナップル・シェイク10000kip
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バンビエンービエンチャンのトイレ休憩
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ビエンチャンには17:00過ぎに到着。
待ち構えていたツクツクに乗ったのは日本人ふたりだけ。
「どちらまで?」
「ダナンです。」
「ハノイまで。」
「と云う事は・・同じバスなのかな?」
ツクツクで南ターミナルの裏手の乗り場まで連れて行かれる。
ダナン行きとハノイ行きは別のバスのようだ。
それにしても、・・これはVPバスとは程遠い・・。
「じゃ、これに乗って。」
その中でも殊更旧式のバスを差し示される。
『まぁ・・あの値段じゃこんなもんだろ。』
俺はこれからの24時間を覚悟した。
乗り込むと既に満席に近い。
空いてそうな席に座ろうとすると、
「ハノイ行きは、後ろ!」
後ろって・・座席の2/3から後ろはシート自体が無い。
お座敷状態なのだ。
もう一度、俺は新たに覚悟を決めたw
半裸の若者が5-6人、飯場帰りのおっさん風が3^4人既に座敷牢に屯している。
俺は新入り然と入口脇の窓際に荷物と共に腰を下ろした。
どう考えても、このバスは旅行者向けのバスではないw
そのうち、鶏の篭をぶら下げたおっさんも俺の隣に乗り込んでくる。
バスの天井にも荷物が積まれているようだ。
ゴトゴトと音がする。
期待と不安ではち切れんばかりの胸の鼓動を感じながら、予定より1時間遅れの19:00近くに・・バスはターミナルを滑り出した。
走り出して暫らくすると緊張も解れ、バンビエンからずっとトイレに行ってなかったのを思い出す。少なくとも数時間はこのバスは停まらないだろう。それを考えるとちょっと憂鬱になった。
出発して2時間後の9時頃、バスは停まった。
外に出ると男どもは道端に「立ちション」している。
俺も並んで「つれション」してみる。
その後、食堂で食事となったが、余り食欲はない。
誰かが食っていたお粥10,000kipを食う事にする。
食事が済むと旅行者は俺一人なので物珍しいのか?
人が周りに集まってくる。
色々問いかけられるが、全く解からず困り果てていると、英語の解かる若い夫婦が通訳に回ってくれた。
「ハノイに何しに行くんだ?」
「嫁探しさ。実はこれで3度目のハノイだ。前の2回の嫁探しは失敗したんだ。」
本気にしたか?冗談と取ったか分からぬが、それ以降はありとあらゆる質問が寄せられたw
俺を旅行者としてではなく、「面白い隣人」と見なし始めたのが、彼らの会話の距離で分かる。
当初1.5mほどだったサークルが、終いには50cm迄縮まっていた。
ひとりの野郎なんか・・いつのまにか俺の腕に絡みついているw
『なるほど・・ベトナム人ってのは他人との距離感覚は無いんだなw』 -
左 わがお座敷バス
右 vipバス
最初どうなることやらと想った「お座敷バス」も、動き出してみると中々快適な事が判明した。
旅客機でも最近お目見えした「フルフラット・シート」。
あれだと想えば良いw
シートと違い腰への負担が無い。
ただ、足は・・・三重・四重に折り重なってしまうんだけどねw -
13:30バンビエン出発
17:15ビエンチャン到着
17:30ツクツクにて南バスターミナル到着
19:00出発
01:30ボーダー到着
パスポートをまとめて提出するのでと、バス係員に
40$要求されるが却下。 -
バスはエアコンを切られるので、暑くて寝苦しい。
路上で寝込む白人娘もいる。
彼女等随分しょ気かえっているので理由を聞くと、詐欺まがいのバス代二重取りをされたらしかった。
ホテル内の旅行代理店で、ハノイ行きのVIPバスチケットを350000kipで買わされて、挙句の果て現場では、
「このチケットでは、VIPバスには乗れない。こっちの古いバスだ。」
と言われたそうだ。抗議したが、チケットを見せろと言われ見せたところ。
「このチケットのどこにVIPバスと書いてある? 値段さへ書いてないじゃないか。」
見ると、実際料金欄は空白になっている。
「もし、こちらに乗りたければ追加で20$必要だ。」
と言われ、「タコ部屋バス」に乗る勇気もないので、泣く泣く支払ったらしい。 -
7:00 イミグレ開始
ラオスのイミグレが完了すると、徒歩でベトナムのイミグレまで歩く。
ベトナムのイミグレで1$ -
鶏二羽が入ったポリタンクw
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お座敷バスはこんな感じw
これに10人ほどが足を絡ませ雑魚寝する。
袋に詰め込まれてほどけなくなった数匹の蛇の気持ちをちょっと理解出来た今回の「お座敷バス」だったw -
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昼飯
通訳の夫婦者が手招きで呼んでくれたので相席して食う。
聞くと、夫婦共々プーケットの旅行代理店で働いているそうだ。
ソンクラーンが終わる時期からは暇になるで、2か月間の休暇をもらって里帰りとの事だった。 -
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知り合ったばかりの仲間がひとり・ふたり笑顔で降りて行く。
「シンチャオ」
「ヘンガップライ」 -
ハノイ、ロンビエン駅脇に一プロック全てが市場になっている場所がある。
旧市街の北側に位置するこの場所に宿をとった。
ビエンチャンからハノイ南ターミナルに19:00に着いたら、早速呼び込みが話しかけてくる。
「個室、バス・トイレ付、テレビ・冷蔵庫・エアコン・インターネット完備 8$」
笑っちまうくらい完璧だが、果たしてどこまでが本当かw
だがいつもの15$の宿よりは兎に角安そうだ。
問題はロケーションだが、一晩だけと想えば我慢できる。
南バスターミナルから西洋人ふたりと俺と日本人もうひとり、そして案内人含めて5人でタクシーに相乗り。
タクシーは旧市街の北門に停まった。100,000donを案内人を含め5人でシェアする。
ホテルの場所は、APTゲストハウスとは目と鼻の先だ。
部屋も案内され見てみると、ほぼ言った通りの内容だ。文句ない。
インターネットはあるにはあるが、部屋では出来ずフロント脇でやる感じだ。
これで8$なら嬉しい。 -
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朝飯
あずき粥
小5000vnd
大10000vnd -
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市場は朝も薄暗いうちから既に蠢いている。
俺が散歩に出かけた6時半には、もう店じまいにかかっいるタナさへある。
良く動く、そして活力が漲っている。
1000donの歩道茶を啜り、7時を廻る頃の大通りでは、整然と静けささへ取り戻している。
店前の歩道の掃き掃除でもしながら開店準備完了だ。
昔の日本もこんな感じで働いていたのだろうと想わせる働きっぷりだ。
ここには、働くのは金を得る為の手段としてではなく、働く事が当たり前の社会が存在している。
それは共産主義などのイデオロギーとは全く無関係な、昔から連綿と続いて来たであろう社会秩序のようなものかも知れない。
『日本に存在する「働いたら負け」という思想は、根本的な労働を否定しているものではないと想う。こんな社会状況では働きたくない、働けない。と敏感に社会の歪さを嗅ぎ取っているのだという気がしてならない。
「何をそんな甘っちょろい事を・・」
と却下するのは簡単だが、それでは病巣は奥深く進行するばかりだろう。』
ベトナム戦争で北がアメリカを退けた一旦を窺い知る思いだ。
これは単なる偶然ではない。必ずやそこには何らかの必然が隠されている。
・・・などと、ハノイの朝の雑踏を眺めては、次の目的地に想いを馳せる俺だった。 -
前 49 タイ サムイ島 ラマイの休日
http://4travel.jp/traveler/costin/album/10451989/
後 51 ベトナム ハイフォンの魅力
http://4travel.jp/traveler/costin/album/10460550/
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この旅行記へのコメント (2)
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- josanさん 2010/05/18 22:38:28
- チャア〜ンツァ〜如何でしたか。
- 今晩はcostinさん、お座敷バスは私は初めて拝見しました。(笑)
私の住む地方のタイの農民は、イスに座るより、床に座る事を好む民族です、食器もテーブルには乗せずに、床にゴザを敷き乗せて食べます。
私の住むタイの田舎では、食事は未だ手で食べています、ですのでイサーン地方の田舎では、お米は8割方カアニアオと言うもち米が主です、何故なら手で食べるのに適して居るからです。(笑)
口の悪いファランは、スアンナプーン空港では、他の国の空港に比べて極端に座る椅子が少ないのは、地面に座るタイ人の国民性が原因なんだと笑いながら言います。(笑)
- costinさん からの返信 2010/05/19 02:20:10
- RE: チャア〜ンツァ〜如何でしたか。
- こんばんわjosanさん
チャンツァー良かったですよ。
値段もさることながら、疲労度がバスにしたら少なかったです。
私の主義として、「地元民が食う様に食う」というのがあります。
寿司やおむすびをナイフとフォークで食べないのと同義です。
見よう見真似でカオニャオをクイッとふた握りくらいして、ソンタム・ラオを一緒に抓んで食べていると、
「あなた・・まるでタイ人みたい・・」
と固唾を飲んで見つめられたことがありますw
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