2009/05/27 - 2009/05/27
32位(同エリア94件中)
ベームさん
旅の前半ヘッセの旅は終わり。これからはミュンヘンまで南ドイツの古都巡りになります。
シュタインアムライン:ボーデン湖からライン川が流れ出てまもなくの所、ここはスイス。中世の家に描かれたフレスコ画の壁画、まさに「ラインの宝石」と呼ばれるにふさわしい美しい町。
鉄道の駅と旧市街はライン川を挟んで向かい合っており、駅は左岸、旧市街は右岸にある。
コンスタンツ:ボーデン湖の西端に位置するスイスとの国境の町。100年頃すでにローマ人の砦があった。590年司教座が置かれる。中世はイタリアとの交易、宗教都市として栄えた。
1414~1418年ここでコンスタンツ公宗教会議が開かれ、3教皇鼎立の事態を解消した。しかしこの会議で教会の腐敗を説くヤン・フスを異端者と断罪、火刑に処した。先の大戦の被害を受けていない。
写真はコンスタンツ、ボーデン湖畔のインペリアの像。艶めかしい。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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5月27日、8日目。
シュタインアムライン/ライン川の宝石。
ガイエンホーフェンでヘッセの住居などを見てからバスで20数分。ここはスイス、どこで国境を越えたか分からない。終点の鉄道の駅の一つ手前で降りる。ここの方が市街地に近い。なんだか町の裏口から入ることになる。 -
シュタインアムライン:最初に目に入るのが市教会の尖塔。
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シュタインアムライン:市教会。
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シュタインアムライン:市教会。
簡素な内装から、プロテスタントの教会と分かる。 -
シュタイン・アム・ライン:ツォイクハウス。
昔の武器庫。 -
シュタインアムライン:聖ゲオルゲン修道院。
11世紀。市教会と隣接している。 -
シュタインアムライン:聖ゲオルゲン修道院。
子供たちの社会見学か。ドイツの美術館とか博物館、教会で小学生くらいの生徒が先生に引率され美術品の説明を聴いている光景をよく見かける。私の孫も小学生だが、校外学習といって遊園地や水族館には時々行くようだが美術館、博物館に行ったという話は聞かない。 -
シュタインアムライン:聖ゲオルゲン修道院。
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シュタインアムライン:市庁舎。
ここから西に向かう300mほどの通りがメインストリート。壁面にフレスコ画が描かれた建物が並ぶ。
逆光でよく撮れなかった。 -
シュタインアムライン:市庁舎の壁画。
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シュタインアムライン:ホテルアドラーの壁画。
アロイカリジェ作。 -
シュタインアムライン。
ホテルアドラー。 -
不貞を働いた2人でしょう。
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シュタインアムライン。
メインストリートの両側はすべてこのような壁画の描かれた建物が並んでいる。 -
シュタインアムライン。
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シュタインアムライン。
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シュタインアムライン。
ここら辺りのテラスでオムレツとビールの昼食、チップ込みで20ユーロ、高い。観光地価格か。スイスだけれどユーロが通用する。メニューの値段はスイスフランとユーロの二本立て。 -
相席の方に撮っていただいた写真。
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シュタインアムライン。
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シュタインアムライン。
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シュタインアムライン:オーバートーア。
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シュタインアムライン:オーバートーアの外側。
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シュタインアムライン。
メインストリートの西の端、突き当たりにウンタートーア。 -
シュタインアムライン:ウンタートーア。
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シュタインアムライン:ウンタートーア。
反対側から。 -
シュタインアムライン:リントヴルム美術館。
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リントヴルム美術館。
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シュタインアムライン:噴水をあちこちで見かける。
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噴水。
馬などの水飲み場としても使われていたのだろう。 -
シュタインアムライン:橋の上から。
市教会。 -
シュタインアムライン。
市教会と聖ゲオルゲン修道院。 -
シュタインアムラインのライン川。
ここから少し下るとシャフハウゼンの町と有名なラインの滝がある。 -
シュタインアムラインのライン川。
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シュタインアムラインのライン川。
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コンスタンツからは船でも行ける。その航路図。方角は上が東、下が西。
上方にボーデン湖とコンスタンツ。そこからライン川が流れ出る。
ライヒェナウ島がありその下にガイエンホーフェン。真ん中やや下にシュタインアムライン。一番下の先にシャフハウゼンがある。 -
コンスタンツ中央駅。
シュタインアムラインからバスで一旦ラードルフツェルに戻り電車でコンスタンツに行く。鉄道で約25分。この駅のホームの真ん中でドイツ鉄道とスイス鉄道とに分かれる。 -
コンスタンツ中央駅。
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コンスタンツ駅前。銀行です。
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コンスタンツ:和議の館。
1414~1418年コンスタンツ公宗教会議が開かれ、3教皇鼎立を解決した。また1415年この会議でヤン・フスを異端者として火刑に処した。 -
コンスタンツ:和議の館と船着場。
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コンスタンツ:インペリアの像、船着場の突端に建っていてゆっくり回転している。なかなか艶かしくおわします。
後記:艶めかしいはずです。インペリアは15世紀初めころのローマの有名な高級娼婦で、コンスタンツ公宗教会議の時この地に集まったカトリックの枢機卿、大司教、修道院長、王侯などをその美貌と才知で足元に這いつくばらせた美女だったそうです。当時のカトリックの腐敗・堕落を揶揄しているそうです。 -
コンスタンツ:インペリアの像とボーデン湖。
そのインペリアの巨像を、しかもこのようなあで姿で堂々とおったてるとはコンスタンツ市もなかなかやるなあ。ちなみにコンスタンツは宗教改革時にはプロテスタント側に与した町でした。納得。 -
コンスタンツ:ボーデン湖。
琵琶湖の約80%の面積を持つドイツ最大の湖。ドイツ、スイス、オーストリアの国境が接している。北側がドイツ、南側の大部分がスイス、東南端の一部がオーストリア。 -
湖畔のツェッペリン記念碑。
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コンスタンツ:ツェッペリン記念碑。
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コンスタンツ:元ドミニカ修道院。現インゼルホテル。
1235年。ここで1838年、飛行船の発明者ツェッペリン伯が生れた。 -
インゼルホテル。
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コンスタンツ:ボーデン湖からライン川が流れ出るところ。と言ってもライン川の源は遠くスイスアルプスの山中にあり、ブレゲンツの近くでボーデン湖に流れ込みコンスタンツから流れ出る。いわばボーデン湖はライン川の上流にある大きな胃袋みたいなもの。
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コンスタンツ:ラインの塔。
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コンスタンツ:ラインの塔。
12世紀、市壁の一部。ボーデン湖からライン川が流れ出るところに建っている。 -
コンスタンツ。
ラインの塔。 -
コンスタンツ:ライン河畔の火薬塔。
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コンスタンツ:シュネッツ塔。
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コンスタンツ:シュネッツ塔。反対側より。
14世紀。市の南の境界の門。 -
コンスタンツ:フス博物館。
フスは1415年この町で火刑に処された。 -
フス博物館のプレート。
フスがコンスタンツの宗教会議に呼ばれた時の宿とされている。 -
コンスタンツ:マルクシュテッテ。
コンスタンツのメインストリート。 -
コンスタンツ:マルクシュテッテのインペリアの泉。
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コンスタンツ。
市庁舎正面。フレスコ画が描かれている。 -
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コンスタンツ市庁舎中庭。
14世紀。 -
コンスタンツ:ホテルグラーフ・ツェッペリン。
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コンスタンツ:市立劇場。
1610年、ドイツ最古の市立劇場。 -
コンスタンツ:ロスガルテン博物館。
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コンスタンツの街並み。
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コンスタンツの街。
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コンスタンツ:聖シュテファン教会。
コンスタンツで1番古い教会。 -
コンスタンツ:聖シュテファン教会。
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コンスタンツ。
聖シュテファン教会。 -
コンスタンツ:聖シュテファン教会。
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コンスタンツ:聖シュテファン教会。
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コンスタンツ:三位一体教会。
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コンスタンツ:三位一体教会。
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コンスタンツ:三位一体教会。
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コンスタンツ。
三位一体教会。 -
コンスタンツ:三位一体教会。
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いよいよコンスタンツ大聖堂。
高さ76m。 -
コンスタンツ大聖堂。
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コンスタンツ大聖堂。
基礎は11世紀。フスの異端審問はここで行われた。 -
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コンスタンツ大聖堂。
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コンスタンツ大聖堂。
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コンスタンツ大聖堂。
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コンスタンツ大聖堂。
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コンスタンツ大聖堂。
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コンスタンツ大聖堂。
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コンスタンツ大聖堂。
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258段の階段を昇る。コンスタンツ大聖堂からの眺め。尖塔は聖シュテファン教会。
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コンスタンツ大聖堂からの眺め。ボーデン湖。絶景。
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コンスタンツ大聖堂からの眺め。ラインの塔とライン川。
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コンスタンツ大聖堂からの眺め。
中央の大きな建物は和議の館。 -
コンスタンツ:大聖堂前の広場。
写真左の小さなピラミッド、この下にローマ軍団の遺跡がある。 -
ピラミッドから覗いた地面の下のローマ軍団の砦の遺跡。分厚いガラスに覆われていてよく分からない。
明日はボーデン湖東端の町リンダウを経てランツベルクに行きます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- frau.himmelさん 2011/01/20 22:04:48
- シュタイン・アム・ライン 懐かしいです♪
- ベームさま こんばんは!
ベームさまの旅行記リストを見せてもらっていましたら、なんと懐かしい地名を見つけました。
シュタイン・アム・ライン、コンスタンツ、シャフハウゼン
私も5年前行きました。
コンスタンツを基盤に、シュタイン・アム・ラインにもシャフハウゼンにも行きました。
ここのところ、2010年の旅行記を作るのに忙殺されていて、上記の地名すら思い出さない毎日でした。
そうでしたー! シュタイン・アム・ラインではアロイス・カリジェの壁絵を見て感激したものでした。
前年、日本橋高島屋でアロイス・カリジェ絵本展をたまたま見てトリコになった私、いつかカリジェを探す旅をしたいと思い続けていた時でしたので、本当に嬉しかったんです。
ベーム様もいろんなところにお出かけでいらっしゃいますね。
暇を見つけて、ベーム様のところでお宝を探す旅をしたいと思います。
frau.himmel
- ベームさん からの返信 2011/01/21 14:02:06
- RE: シュタイン・アム・ライン 懐かしいです♪
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frau.himmel様
ご訪問ならびに投票有難うございます。昨日ほぼ同じ時間に私もhimmelさまのヴュルツブルク旅行記を拝見し掲示板に書き込みしています。偶然ですね。
シュタインアムラインはボーデン湖畔の町ラードルフツェルに2泊してヘッセゆかりの町ガイエンホーフェンとかコンスタンツを訪ねた時でした。
見所だけならほんの30分ほどで周れてしまいますがそれだけに本当に宝石のように小さな珠玉の町でした。ラードルフツェルとの往復のバスの車窓も良かったです。スイスの国なので広場のレストランのテラスで”ユーロで支払えますか?”と訊いたらにこやかなウエイトレスが”ナチューリッヒ!”
と答えてくれました。
次の旅行記楽しみにしています。
ベーム
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