2010/04/29 - 2010/04/30
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hirootaniさん
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今日は、済州島めぐり本番。一日で、島を一周して2つの世界遺産をはじめ、観光ポイントを網羅。
予定は以下のとおり:
三姓穴
万丈窟<世界遺産>
城山日出峰<世界遺産>
昼食は鮑ビビンバ
天帝淵瀑布
大浦海岸柱状節理帯
漢拏山
夕食は黒豚カルビ
このコースは、オプションで追加したもの。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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今日のツアーのピックアップは9時。朝食がついていなかったので、朝食をとるため近所を散策。
周りを結構回ったが、日本のように喫茶店というような場所を見つけられない。 -
港の先までいってみると、魚の料理店がならぶ。昨日の夜は電気が煌々とついていたが、朝はほとんど店を開けていない。
一店だけ、開いていて、「朝食はどう」と声をかけられたが、遠慮。
結局、開いていたのは、ダンキンドーナッツとマクドナルド。仕方なく、ダンキンドーナッツでコーヒーとドーナッツを食べた。なんとドーナッツでキムチ入りというのがあるので、選んでみたが、カレー入りでカレーパンのよう。悪くない。 -
9時にガイドの文さんと待ち合わせ。今日も、我々だけでタクシーでの専属ツアー。
最初に訪問したのは、ホテルから程近い「三姓穴」。
ここは、かつて済州島が独立国であった頃の「耽羅」を創始したといわれる高、梁、夫の三神人の誕生伝説が伝えられている国家史跡。 -
門の両サイドをトルハルバンがしっかり守っている。
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左の「崇報堂」という昔の学舎で、耽羅国の伝説を紹介したアニメを日本語で見せてくれる。とてもわかりやすいので、済州島では、ここを最初に訪れるのは正解。
奥の建物は、典祀庁 -
ここが「三姓穴」。この穴から3神人が現れたといわれている。この写真ではみれないが、上から見ると3つの穴があいている。
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奥の建物は、「三聖堂」といい、三神人が祭られており、ここで年に2回祭祀が行われる。
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ここは、木々に囲まれており、夏でもすずしい。かつては、結婚したカップルが記念写真を撮りにきていたという。
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最近建設された展示館内には、三姓穴と関連のある遺跡地の模型等が飾られている。
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当時の服装
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次に訪れたのは、島の北東に位置する万丈窟(マンジャングル)。2007年に世界自然遺産に登録されている。
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この洞窟は、漢拏山の噴火で、溶岩が通った穴。世界最長の7.4キロの溶岩洞のうち、約1キロが観光コースとして公開されている。
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洞窟の入口。
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洞窟内は、足元に明かりを照らしている。
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「流線」と呼ばれる溶岩の流れた跡。
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「溶岩漂石」と呼ばれる天井から溶流に落ちた岩盤が固まった岩石の塊。この岩は「石カメ」とよばれ、済州島とそっくりな形をしている。
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「溶岩棚」
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「溶岩石柱」と呼ばれ、天井(上層窟)に沿って流れていた溶岩が下層窟の床面に滴り落ちてできた柱状の生成物。高さ7.6mで世界最大規模。
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1キロの公開区間を往復して出口へ。
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次の目的地「城山日出峰」に向かう前に、腹ごしらえとなった。
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昼のメニューは、鮑ビビンバ。昨日の鮑雑炊とは異なり、鮑が贅沢に使われている。
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贅沢ついでに、ガイドさんに薦められるままに鮑のバター焼きも注文。一皿1500円。
さすがに両方ともとてもおいしい。この店の客はすべて日本人。観光コースの一環のようだ。 -
次に向かったのは、2つ目の世界自然遺産「城山日出峰」。済州島の最東端の海に突き出た形の寄生火山で、周囲は1.5キロ。2007年に世界自然遺産に登録された。
ここから望む朝日が美しいので、この名がつけられた。
海抜180mの噴火口には30分ほどで登ることができる。 -
途中、花々が美しい。
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途中の奇岩
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以前は、陸と離れていたのだが、次第に砂が集積して、陸地とつながった。そこに道路をつけたという。
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奇岩。
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このような階段を登って行く。
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頂上に近づくにつれ、下界の美しい風景が広がる。
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頂上は噴火口となっている。
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頂上からの風景
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遠くに済州島全景が見える。
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登山道の脇にはきれいな花が
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崖下では、海女たちが漁の実演を行っている。
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ガイドさんの話では、この島では、昔は海女さんをはじめとして、女性が主たる働き手で、男性は髪結いの亭主のごとくぶらぶらしていたのだという。
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さすがに、島内随一の観光名所だけあって、ものすごい数の観光客。ちょうど修学旅行のシーズンということで、韓国本土から大勢の高校生が訪れていた。
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次に、済州島の南部にある観光リゾート「中文観光団地」に近い天帝淵瀑布に向かう。
途中、運転手さんがところどころで、車を止めて島の中央にそびえる漢拏山を撮影させてくれた。 -
漢拏山は、標高1950mで韓国の最高峰。済州島は、この山の噴火でできた火山島。2007年に韓国初の世界自然遺産に登録された。
山は雲に隠れることが多く、今日は非常にラッキーだという。山は、髪の長い女性が横たわっているように見える。
登山には、半日以上かかる。 -
次に訪れたのは、「大浦海岸柱状節理」。ここにも、大勢の修学旅行の高校生がいて、展望コースは大渋滞。
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地上に噴出したマグマが海水との温度差などにより結晶して形成された多角形の柱のようなものが連なったものを柱状節理と呼ぶ。
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ここにも、トルハルバン
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最後の観光ポイントは、柱状節理からも程近い「天帝淵瀑布」。
ここは3段の滝からなる済州島最大の滝。伝説によるとこの滝に夜な夜な7人の天女が舞い降り、沐浴をしたという。
天帝渓谷にかかる仙臨橋は、7人の天女のモチーフで飾られている。 -
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この建物は、天帝淵瀑布見学の休憩所とのこと。
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亀、おしどり、豚、龍等の幸運を呼ぶ動物をかたどった噴水。
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天帝淵瀑布は3段滝だが、今の時期は2段しか滝の水が見えない。大きな滝は真ん中の滝。
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アーチ型の仙臨橋を渡って、滝のそばまで歩く。
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上の滝
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遠くに漢拏山を望む
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望遠で撮るとこう。
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滝の近くまで降りてみる。
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上段の滝。水はほとんど流れていない。
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こんなチョロチョロで、なぜ中段の滝はあれほどの推量があるのだろう。きっと、途中から湧き水がくわわるのだろう。
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最後は、済州島名物の黒豚カルビの焼肉を食べる。
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済州島では、牛よりもこの黒豚が焼肉のメインだそう。やわらかくてとてもおいしい。
ここでも、追加で冷麺を頼んだ。 -
翌日は、最終日。飛行機の時間が11:55分であり、ホテルピックアップは10:20と観光の時間がない。
朝食を再び外で食べて、歩いていける範囲の済州牧官衛を再び訪れ、中をゆっくり見てまわった。 -
中大門
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「友蓮堂」宴会場所および貢物を捧げる場所。
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回廊
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「友蓮堂」
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「弘化閣」節制使が執務した場所
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「望京楼」北斗星により、王様がいるソウルを望みながら王様の恩徳を称える聖地。
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「橘林堂」牧使が暇な時に碁を打ったり、詩を詠みながら休息を取った場所。
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「観徳亭」
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ここにもやっぱりトルハルバン
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11:55の名古屋行きの大韓航空直行便で帰国。
実質、たった一日の済州島観光だったが、天気にめぐまれ、専属ガイドと運転手つきの豪華で、盛りだくさんの観光旅行だった。パック旅行もそんなに悪くはないので、次もトライしてみたい。
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