松陰先生と竜馬

2010/05/01 - 2010/05/02

GWに、母と、萩へ行ってきました。
おりしも大河ドラマで竜馬ブーム。
萩市でも松陰先生と竜馬にちなんだトークショーや企画展がいっぱい。市内一周がわずか１００円でできる循環バス「松陰先生」と「晋作くん」を使えば、居ながらにして萩市のよさを実感できます。
萩博物館の企画展「討幕エネルギーの系譜」は６月２０日まで。今がチャンスです。
歴女にお勧め。

エリア 萩(山口)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 自家用車

市内の堀川と、阿武川を遊覧する「萩八景遊覧船」に乗りました。船頭さんも優しくて説明上手。初夏の風もさわやかで、天気の日はお勧めです。風の強い日は、少し寒いかも。波が静かなら、海にも漕ぎ出してくださいます。乗って損なし。

萩八景遊覧船からは、釣りバカ日誌のロケ地や、田中義一邸なども見えます。

１００円で、約１時間半かけて市内を巡るバス。
東周り「松陰先生」号
西回り「晋作君」号
これはお得で楽しいです。
この二つに乗った後、行きたい場所を決めて、車で行きました。

萩博物館です。
広大な敷地をぜいたくに使った日本建築様式。
落ち着いたしっとり感と、明るい館内。とても工夫ある展示に参りました。
企画展「討幕エネルギーの系譜」は素晴らしかったです。おりしも学芸員の一坂太郎氏の解説もあり、一粒で二度おいしい旅でした。

パンフレットです。
とにかく訪れた町では、観光協会や、インフォメーションセンターでパンフや割引券をゲットするに限ります。
今回は、明倫館でのトークショーの情報もゲットし、竜馬と萩のつながりについて詳しく知ることができました。

藩校「明倫館」内の「有備館」です。竜馬ブームでか、特別公開に合わせ、「竜馬立志の萩」というトークショーもしていました。

有備館内部です。
黒光りする床板には、竜馬や高杉晋作の汗もしみ込んでいます。
入ることができてラッキー。

歴史の町「萩」では、消防署さえもこんなに景色に溶け込んでいます。
この町をこのように整備する企画を立てた方々を尊敬します。

萩市では、毎年GW期間中に、大萩焼市があります。
今年もまた買ってしまった。

市内を流れる「藍場川」です。鯉も泳いでいて風情あり。たしか、内田康夫さんの「津和野殺人事件」にも登場しました。
車で行くには道も狭いので、椿大橋の北側たもとの無料駐車場を利用しました。車を止めて階段を降り、１９１号線の下をくぐると、もうそこは歴史地区です。何度も萩に来ていますが、今回初めてここを訪れ、感激でした。

今回の旅で買ったお土産。紅葉型の萩焼のはし置き。幕末トランプ。一筆箋。クリアファイル。

一番面白いのはこれです。
萩博物館のミュージアムショップで買った、幕末トランプ。
ポーカーのように役があります。
一番強い役は、５カードの「大政奉還」
徳川慶喜・坂本竜馬・後藤象二郎・山内容堂・明治天皇という、五枚のカードを揃えます。
歴史の勉強にぴったり。
ちなみに一番弱い役は１ペアの「親子」
孝明天皇・明治天皇の２枚でてきます。
お土産用にもっと買えばよかった。（便利堂）のホームページからも買えそうです。１５００円でした。

萩といえば、夏ミカン。GWはちょうどシーズン。街角にも普通の人家にこんな看板が。だいたい一個５０円から１００円でした。

山口市から萩に向かう「萩有料道路」が４月２０日から無料になっていました。
途中にある道の駅、「萩往還公園」は、松陰博物館も併設されていて、付加価値の高いスポットです。萩へ入る前には、ここでお得な情報や割引チケットなどをたくさん仕入れておくといいですね。
ちなみに、萩焼や、夏ミカンもお得。イカ焼きは食べごろサイズで１００円でした。

ランチを食べた「サンマルコ」です。「松陰先生」号も、「晋作君」号も停まる「熊谷美術館」の斜め前にあって分かりやすいですよ。パスタやグラタン、ドリア中心にメニューも豊富です。