ブルボン家のビリー城

2009/10/03 - 2009/10/03

オーヴェルニュ地方に入って　しばらくしたら、標識に「BILLY」っていう町の名前が　出てきた。

「ビリー」って、なんだか　ロックなアメリカ人の名前みたい。（注：勝手なイメージ）
フランスの小さな村とは似つかわしい名前だなぁ、なんて　思っていたら　ふと　目の前がひらけて、石でできた巨大なお城が見えてきた。(後で知ったんだけど、このお城はブルボン家のお城で13-14世紀のものらしい。)

名前とお城に魅かれて、ちょっと立ち寄ってみることに。

このビリー（Billy）は、オーヴェルニュ地方(Auvergne)のアリエ(Allier)にある人口1000人足らずの村。

ほんとに小さな村なんだけど、お城のすぐ横には　ちゃんと　ツーリストオフィスがあって、親切なお姉さんが　色々丁寧に教えてくれた。（やっぱり　田舎の人は優しい。）統計をとっているらしく「どこから来たんですか？」って聞かれた。この村を訪れた日本人の数が　少し気になるところだ。

お城の中はガイド付きのツアーでしか入れなくて、次は１時間も待たなければならないとのこと。その間に　この辺りのお散歩コースを提案してもらったけれど、時間をもてあましてしまうので　外をぐるりと見てまわるだけにした。

今度　また　通りすがることがあれば、お城の中も　見てみたいなぁ。

エリア フランス

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: レンタカー

通り過ぎる人にも会わず、ひっそりとした印象の町。

名前は「ビリー」

遠くから見ても　巨大な印象を受けた、このビリー城。

近くで見たら　もっと　ど迫力。

フランスの田舎町の（私の勝手な）イメージ通りの家。

ビリー城(Le Chateau de Billy)

現在残っているこの遺跡は　12世紀の終わりごろ　に建てられた。

13世紀にブルボン家のアーシャンボール8世（Archambaud VIII)の城となった。

要塞や牢屋として使われた歴史もある。フランス革命までは　威厳のあるお城だった。

ポストカードを見て知ったんだけど、お城は6角形になっていて、中は　ぽっかり穴があいているよう。中庭になっているようだ。

お城のすぐ横には　民家があって、お散歩コースの標識もでていた。

かわいい家が並ぶ。

お城の真横のツーリストオフィス。

資料も豊富においてある。

開館時間は「Nous contacter」（聞いてください）、って書いてあった・・・。