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御釜神社( おかまじんじゃ )<br /><br />所在地 宮城県塩竈市本町6-1 <br />主祭神 鹽土老翁神 (しおつちのおじのかみ)<br />社格等 鹽竃神社境外末社 <br /><br />「塩竈」と言う地名の由来となった鹽竈神社の神器「神竈」を安置しています。<br /><br />○鹽竈神社境外末社の「御釜神社」は <br />鹽竈神社の東参道(裏参道)入口の鳥居から南に約100m行った塩竈市中心部の商店街にあります。

松尾芭蕉も訪れました【 御釜神社 】 の 史跡と伝説  塩竈市 宮城県

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2008/03/30 - 2008/03/30

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sintabi

sintabiさん

御釜神社( おかまじんじゃ )

所在地 宮城県塩竈市本町6-1
主祭神 鹽土老翁神 (しおつちのおじのかみ)
社格等 鹽竃神社境外末社

「塩竈」と言う地名の由来となった鹽竈神社の神器「神竈」を安置しています。

○鹽竈神社境外末社の「御釜神社」は
鹽竈神社の東参道(裏参道)入口の鳥居から南に約100m行った塩竈市中心部の商店街にあります。

旅行の満足度
4.5
交通手段
自家用車 徒歩

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  • 御釜神社( おかまじんじゃ )<br /><br />主祭神 :鹽土老翁神 (しおつちのおじのかみ)<br />社格等 :鹽竃神社境外末社 <br />創建  :不明 <br />本殿の様式 :流造 <br /><br />御釜神社には、4口の竈が安置されており、『鹽竈社神籍』によれば、この竈は神代において鹽土老翁神が海水を煮て製塩する方法を人に教えた時のものであるとしている。

    御釜神社( おかまじんじゃ )

    主祭神 :鹽土老翁神 (しおつちのおじのかみ)
    社格等 :鹽竃神社境外末社
    創建  :不明
    本殿の様式 :流造

    御釜神社には、4口の竈が安置されており、『鹽竈社神籍』によれば、この竈は神代において鹽土老翁神が海水を煮て製塩する方法を人に教えた時のものであるとしている。

  • 御釜神社 鳥居

    御釜神社 鳥居

  • 鳥居をくぐり正面に御釜神社の社殿が有ります

    鳥居をくぐり正面に御釜神社の社殿が有ります

  • 神竈奉置所<br /><br />御釜神社には、鹽竈神社の神器とされる4口の竈が安置されています。<br />塩竈の地名はこの神器に由来するといわれています。<br />御釜の伝説<br />四つの神釜には屋根がありませんが、ここに湛(たた)えられている水は、<br />常に溢(あふ)れることも涸(か)れることもないとされ、江戸時代には、世に変事ある時、その前触れとして御釜の水の色が変るといわれていました。<br />

    神竈奉置所

    御釜神社には、鹽竈神社の神器とされる4口の竈が安置されています。
    塩竈の地名はこの神器に由来するといわれています。
    御釜の伝説
    四つの神釜には屋根がありませんが、ここに湛(たた)えられている水は、
    常に溢(あふ)れることも涸(か)れることもないとされ、江戸時代には、世に変事ある時、その前触れとして御釜の水の色が変るといわれていました。

  • 「日本三奇」<br /><br />御釜神社の神竈は「兵庫県にある生石神社(おうしこじんじゃ)の<br />石の宝殿、鹿児島県にある霧島神宮の天逆鉾(あめのさかほこ)と<br />ともに「日本三奇」の一つとされています。

    「日本三奇」

    御釜神社の神竈は「兵庫県にある生石神社(おうしこじんじゃ)の
    石の宝殿、鹿児島県にある霧島神宮の天逆鉾(あめのさかほこ)と
    ともに「日本三奇」の一つとされています。

  • 松尾芭蕉が『奥の細道』の旅を行った際には、当社に立ち寄ったとされる。『奥の細道』の旅に随伴した河合曾良の『曾良旅日記』によれば、元禄2年(1689年)5月8日未の刻に2人は塩竈へ到着。塩竈のかまを見物後、その夜は法蓮寺門前に宿を取ったと記録している。<br /><br />御釜神社<br /> 元禄二年五月八日(陽暦六月二十四日)、仙台をたった芭蕉は<br />「未 の尅、塩竃ニ着。湯漬など喰。…… 出初ニ塩竃ノかまを見ル。……」 <br />(曽良旅日記)、御釜神社―塩土老翁神が製塩に使用したと伝えら れている御神釜四口が奉直―を 詣でた後、歌枕巡覧に出発する。 <br />(案内板より)<br /><br /><br />御釜神社<br />元禄2年(1689年)5月8日(陽暦6月24日)、<br />仙台をたった芭蕉は未の尅、 <br />塩竈ニ着。湯漬など喰。…<br />…出初めニ塩竈ノかまを見ル。……」<br />(曽良旅日記)、御釜神社――鹽土老翁神が<br />製塩に使用したと伝えられている御神釜四口が奉直――<br />を詣でた後、歌枕巡覧に出発する。

    イチオシ

    松尾芭蕉が『奥の細道』の旅を行った際には、当社に立ち寄ったとされる。『奥の細道』の旅に随伴した河合曾良の『曾良旅日記』によれば、元禄2年(1689年)5月8日未の刻に2人は塩竈へ到着。塩竈のかまを見物後、その夜は法蓮寺門前に宿を取ったと記録している。

    御釜神社
     元禄二年五月八日(陽暦六月二十四日)、仙台をたった芭蕉は
    「未 の尅、塩竃ニ着。湯漬など喰。…… 出初ニ塩竃ノかまを見ル。……」
    (曽良旅日記)、御釜神社―塩土老翁神が製塩に使用したと伝えら れている御神釜四口が奉直―を 詣でた後、歌枕巡覧に出発する。
    (案内板より)


    御釜神社
    元禄2年(1689年)5月8日(陽暦6月24日)、
    仙台をたった芭蕉は未の尅、 
    塩竈ニ着。湯漬など喰。…
    …出初めニ塩竈ノかまを見ル。……」
    (曽良旅日記)、御釜神社――鹽土老翁神が
    製塩に使用したと伝えられている御神釜四口が奉直――
    を詣でた後、歌枕巡覧に出発する。

  • 【藻塩焼神事】<br /><br />7月4日〜7月6日の3日間に渡って藻塩焼神事(もしおやきしんじ)が当社で行われます。<br /><br />御釜神社には、4口の竈が安置されており、『鹽竈社神籍』によれば、この竈は神代において鹽土老翁神が海水を煮て製塩する方法を人に教えた時のものであるとしている。この説に従えば、御釜神社の草創は神代ということになる。1300年頃の作とする『遊行聖人縁起絵』には塩竈津の風景に2口の竈が描かれており、この頃には既に塩竈のシンボルとして認識されていたと思われます。<br />

    【藻塩焼神事】

    7月4日〜7月6日の3日間に渡って藻塩焼神事(もしおやきしんじ)が当社で行われます。

    御釜神社には、4口の竈が安置されており、『鹽竈社神籍』によれば、この竈は神代において鹽土老翁神が海水を煮て製塩する方法を人に教えた時のものであるとしている。この説に従えば、御釜神社の草創は神代ということになる。1300年頃の作とする『遊行聖人縁起絵』には塩竈津の風景に2口の竈が描かれており、この頃には既に塩竈のシンボルとして認識されていたと思われます。

    御釜神社 寺・神社・教会

  • 牛石藤鞭社(うしいしふじむちしゃ)<br /><br />藤鞭社と牛石<br />昔、和賀佐彦(わかさひこ)という神様が七歳の子供の姿となって、塩を載(の)せた牛を曳(ひ)かれました。その牛が石になったとされるのが牛石です。底の池の中には、今もなお牛の背を思わせる石が沈んでおり、一年に一度の水替え神事の際、その姿を見る事ができます。又この池の水は海と繋がっているとも言われています。また神様が立てかけ置いた藤の鞭に枝葉が茂り、藤の花が咲いたのをお祀りしたのが藤鞭社(藤鞭の祠)といわれています。<br />藤鞭社と牛石。神釜とともに、塩造りの深い関わりを今日に伝えています。<br /><br />案内板【御釜神社の史跡と伝説】より

    牛石藤鞭社(うしいしふじむちしゃ)

    藤鞭社と牛石
    昔、和賀佐彦(わかさひこ)という神様が七歳の子供の姿となって、塩を載(の)せた牛を曳(ひ)かれました。その牛が石になったとされるのが牛石です。底の池の中には、今もなお牛の背を思わせる石が沈んでおり、一年に一度の水替え神事の際、その姿を見る事ができます。又この池の水は海と繋がっているとも言われています。また神様が立てかけ置いた藤の鞭に枝葉が茂り、藤の花が咲いたのをお祀りしたのが藤鞭社(藤鞭の祠)といわれています。
    藤鞭社と牛石。神釜とともに、塩造りの深い関わりを今日に伝えています。

    案内板【御釜神社の史跡と伝説】より

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