夢幻し　インド２

2007/02 - 2007/03

お恵みで　頂いた3600- インドルピーを私は手にした・・・どうしようこの大事なお金！
私はまだ　彼らには御礼に　“ありがとう”だけ

エアーインデァの女性に、彼らに私は帰国してお礼の品物を贈りたいので住所を、お尋ねました。
彼女は、即そのような事はまったく意味が無い！・・・と言います。

日本からの品物を彼らが受け取る意味は、その品物の輸入評価価額にプラス数倍の輸入税が必要、貧しい生活の彼らには厳しい事になるからです、外国からの贈り物を受け取る事は、彼らにはまったく不可能なのです。　

それならばホテルに戻り、旅行で持参した品物をプレゼントしたいから、彼らの住所を？
何をあなたは言いますか！　インドをまったく判っていませんね。
私たちインド人でさえも　彼らの家に行く事は出来ないのですよ！

え〜？　
彼らの家は危険な場所なんですよ、あなたがそこに行けば　まず行方不明でしょう、ホテルに戻れないと思いますよ！　そういう場所は外国人には判りません。

あなたは彼らの好意を受ければよい、何もする必要は有りません！インドでは、誰も返礼を考える人はいませんよ　隣の女性に向かって同意を求めるしぐさをした。

でも私は日本人　育った私の文化は、とてもありがとう！だけの挨拶では終わらせられない気分なのです・・・が（彼女には意味不明な感じ）

しつこく！
では私の気持ちを彼らに返す方法には、どんな方法が有りますか？
隣の女性と暫く話し合って
あなたがホテルに帰り、ホテルのマネージャーから彼らの携帯電話（インドで携帯電話はとても安い）に電話をしてもらい　ホテルに来てもらう方法がベストで安全です。・・・・・・・彼らを呼びつけるのに　申し訳ない気分なれど、やもえず！

ホテルで持ち物の中から　音楽ウオークマン、録音用レコーダー、お土産に買った品物、
彼らにあげる物、全部持ってマネージャーに説明して　呼び寄せるお願いした。
マネージャー、まったくそんな必要ない！と繰り返す。
お恵みのお金から、え~ィ　寸志試みる、
すごい大きな声　怒鳴っている様子、彼らと会話が終わって、
彼らはホテルに来るが、ここには入れない！
え〜ィ・・・効くか？　寸志、
レストランの奥の隅に場所を指定され、そこで話すように！
マネージャーは上の階級　ランクが下は逆らう事が出来ないインド社会を見ました。

エリア ムンバイ(インド)

ボンベイ　エアーインデァ　オフイスにて
盗難にあった私に、インドの旅行中に災難に遭い
申し訳無い！　と彼らの生活では高額なお金を私に置いていった　優しいインド人のご家族です。

最初に私の盗難を聞いて
お金を置いて下さったインドの優しい人です。
お顔　けして忘れません！

彼は５年間の契約で、サウジアラビヤの油田作業に従事していると当時聞きました。

盗難よりも　貧しい生活で人への優しさが自然に行動に出る素晴らしさは仏陀の施し　
今回の旅は、デリーから東へガンガーを巡りながら
インド仏陀の足跡を巡る旅でしたが、ここで　
お釈迦様に巡り会いました！

予約をお願いした彼は、静かなガンガーで沐浴をするように！　朝４時に迎えに来ました。
そこにはまだ誰も来ていません。
家族を弔う人たちを見ながら、そこに神聖な印象を受けます。

そ〜と優しいしぐさでロープを外し　ボートを出し、
真暗な河に　神聖ガンガーを漕ぎ　水面を拝みながら
進みました。

時々指差しを、ここは生と死の交差する場所、心清まる想いが、湧き出てきます。

ただの河では有りません！
全て生きている、を感じられるから場所だったのです。

だんだんと明るくなってきました。
欧米人の団体がつぎつぎ現れました、
大声に大笑い、大勢の人たち、
エンジンが付いたボート　突然あった静寂が消えます、
かまわず興味本位のカメラのフラシュ
とても痛い感覚を覚えます。　

彼は黙って足早に
ボートを元の出発した場所へ戻りはじめました。

私の１０日間は、彼が私を守ってくれました。
色々な場所で、初めて遭遇する出来事や災難

服を握って離さず　金品を要求する人
勝手に私のポッケに手を入れるやから
寺院で高額な金額を要求する、怪しげで怖い人から
持ち物をひったくるとても臭い、汚い人から
彼は私がお願いした場所に案内してくれるドライバーです。
災難に遭遇すると、彼の大きな声で威嚇、怖そうな会話で追い払う、ここは危険と私の持ち物を持ってくれる助っ人でした。

１０日間で、彼と大の親友になりました。
しかしインドの社会制度は、彼の良さを受け入れる場所は無いように聞きました。
生れた場所　そこだけが生きる場所　
彼が受け入れられる社会のようでした。

この旅行記へのコメント （1）

• HandTさん 2011/03/02 13:50:31

  ガンガー素晴らしいです♪

  夢幻インド１,２を拝見させて頂きました。
  
  大事件が有りホント大変そうでしたが無事で何よりの旅行でしたね。
  
  最後のガンジス河沐浴の写真では、河自身の神々しさに感動しました。
  
  私達もいつかインド巡りに行きたく模索中なもので・・・(*^･^)
  
  とにかく無事でなによりでしたね。
  
  HandT♂