パリからの小旅行（6）　プロヴァンへ

2009/12/29 - 2009/12/29

午前6：30、パリのホテルで目を覚ます。
タバコを吸う為、着替えを済ませ、ホテルの外へ。
2009年からパリ市内のホテルは全室禁煙なのです。法律だから仕方がない・・・。最近は日本でも公共の場所は禁煙が増えてきましたから。

本日の天気は、昨日の良い天気が打って変わって雨空です。
出発前の計画では、この日は「セーヌ川と橋」をテーマにパリを散策しようと考えていたのですが、これでは無理そうです。
そこで、急いでガイドブックを開き、本日の行き先を物色。
「あ、パリの近くに訪れた事の無い世界遺産があった！！」
という事で、世界遺産「中世市場都市プロヴァン」への小旅行へ出発します。

エリア フランス

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: エールフランス

パリからプロヴァンへ行く場合の旅の出発はパリ東駅です。
イル・ド・フランスへの旅の場合、SNCFのチケット売り場ではなく、イル・ド・フランス専用のチケット売り場があります。
写真の左奥が専用のチケット売り場です。
プロヴァンへの列車のチケットは、モビリス（Mobilis 1-6Zone）でOKとのこと。
モビリスはプロヴァンへの往復＋パリ市内乗り放題のチケットで、€16.7でした。最近、フランス国鉄は頻繁に値上げしています。

パリから約2時間でプロヴァン駅に到着しました。
雨のパリを忌避してプロヴァンに来たのですが、プロヴァンも雨模様。
傘を差す程ではないのですが・・・。
とりあえずガイドブックを片手に歩き出します。

プロヴァン市内は尖塔が多く、街歩きの良い目印になります。
11世紀に建てられた、サン・タユール教会です。
現在、改修中とのこと。

サント＝クロワ（聖十字）教会。
イエス・キリストが磔刑された十字架の破片があるそうです。
内部の見学は出来ませんが、正面扉口の彫刻は素晴らしかったです。

プロヴァンのシンボル、セザール塔です。
塔の上からはプロヴァン市内を一望できますが、入場出来るのは午後からだそうです。
聞いてないよ〜。

プロヴァンの街並。
可愛らしい家が建ち並んでいます。

プロヴァン旧市街の中心地、シャテル広場。
奥に見える十字架は、勅令の十字架と呼ばれ、ここで政治的な布告がなされたそうです。

プロヴァン旧市街を取り囲む城壁です。
また雨が降り出しました。

地下道で有名な、十分の一税用の倉庫 La grange aux dîmes です。
ここもOPENは午後からです。
雨の為か、シーズンオフのためか、殆ど人とすれ違う事もありませんでした。
毎年6月には「中世祭り」が催され、中世の服装や甲冑姿の人で賑わうそうです。

次に訪れる時は、もう少し下調べをしてからにします。

午後2時頃、パリに戻ってきました。
何と、めちゃくちゃ良い天気です！！
それならば、と急いでモンマルトル散策に向かいます。ところがメトロを出ると雨が降り出しました。

今日は「旅行の神様」に見放された一日でした・・・。