山里歩き☆冬の花を探して・・諸輪 白鳥神社

2010/01/14 - 2010/01/14

正月もすぎ、寒さも一段と厳しくなってきました。晴れて温かな午後、冬の花を探して近くの神社を歩いてきました。野や山は茶色一色で、冬枯れの寒々しい光景が広がっていました。

写真は、朱色に色付くクチナシの実。

エリア 尾張旭・日進(愛知)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

白鳥神社・拝殿

正月も過ぎ閑散とした神社の境内。参拝客は私だけのようです。静かな神社の昼下がり。

お参りしたあと裏の森を一回り・・。

注連縄のはられた鎮守の道

椎や楠木が生い茂る鎮守の森。木漏れ日がスポットライトのように幾筋も差し込んでいました。
赤い実のつくヤブコウジ（藪柑子）でもないかと探しましたが見当たらず・・。

砂利の小道をザクザクと歩きます。神聖なる感・・。

赤い鳥居のトンネル夫婦稲荷

森を一回りしました。
境内社には稲荷神社、御嶽神社が祀られています。

鳥居から拝殿までの左右に庭があり
木々や草花が植えられています。
今日は、そちらを拝見するのがメインです。

白い花が咲く

早咲きの梅の花かと思ったら、
四季桜でした。

咲きっぷりは秋ほどではないですが
秋からズーッとポツリポツリと
咲きつづけているようです。

まだ咲いている四季桜

寒さに負けず・・

小さな5弁の花

四季桜は豊田市小原の桜が有名で、
子や孫木約8000本が増やされた原木も健在です。

四季桜の原木見学記は下記でどうぞ・・。

小さな旅●小原の四季桜（前洞の四季桜）
http://4travel.jp/traveler/breeze63/album/10205534/

陽をあびて・・

真っ赤な実

春、黄色い花を咲かせる
サンシュの実。

サンシュの実

南天の赤い実

冬鳥に食べられて丸坊主になった実が多い中で、
健在な南天の実が夕日に光っていました。

山茶花の花

花びらをバックに・・

時期を過ぎた山茶花の花びらが
落下し真っ赤な

ジュータンを敷き詰めていた。

サザンカ咲く

ピンクの山茶花

水面をバックに・・

南天の赤い葉と赤い実。

水仙のはな

爽やかな匂いが漂います。

赤い実クチナシ

梔子の実

良いにおいの白い花が咲くクチナシの実は、久し振りに目にしました。

餅つきの時、色粉の代用として使われていた実です。
朱色の実から黄色の餅ができあがり、不思議に思った子供の頃・・。

くちばし→クチナシ

クチナシの実は熟しても口が
開かないことから
「くちなし」の名が付いたとか、

実にある突起が
鳥のくちばしに似ていることから
「くちばし」が変化して
クチナシになったとか、
説はいろいろ。

花は匂い良く、果実は食品の
染料にも使われる有益な植物です。

諸輪 白鳥神社

日本武尊他を祀る神社。創建は不詳のようですが、室町時代には存在して社だそです。
今の大鳥居は石造ですが、それ以前のものは熱田神宮から移築されたものだったとか・・。
正面大鳥居前から見る神社。鳥居をくぐり田圃の畦道を少し歩きます。花は咲いているでしょうか？

田園が広がる社の東

野花もまだまだのようです。
一面茶色の世界・・。


〜おわり〜