2009/03 - 2009/03
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Weiwojingさん
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宣教師としてあるいは建築家として活躍したウイリアム・メレル・ヴォーリズが、静岡に素晴らしい建築物を残していることはあまり知られていません。彼が建てた旧マッケンジー邸を訪ねて、2009年3月に春の1日静岡へ出かけてみました。
旧マッケンジー邸は太平洋の海岸沿いに建つ、白い壁が美しい洋館で、戦前に建てられた洋風建築物の中で、県内唯一現存する建物だそうです。ここでも随所にヴォーリズの特徴を見ることができ、大変興味を覚えました。
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旧マツケンジー邸の入口です。すぐそばに太平洋が広がり、波音だけが聞こえる静かな環境のなかに建っています。
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門柱には当時のままの「高松2852 D.J. MacKenzie デー.ジエ.マッケンジー」と書かれ表札が掲げられていてます。マッケンジーとはどんな人物だったのでしょうか。
彼は大正7年に来日し、日本茶を輸出する貿易会社アウイン・ハリソン・クロスフィルード日本支社で働き、かなり財をなした人物でした。 -
旧マッケンジー邸の全景です。国の登録有形文化財に指定されています。建物は木造地上2階建で、地下1階、搭屋付きです。中央に3階の部分が見えますが、ここが搭屋です。
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建物を西側から撮ってみました。側には大きな蘇鉄の木が建物の1階部分を覆うように茂っています。
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玄関入口です。隣の窓と共に丸いドアがスパ二シュ風な感じを受けますね。
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これは真鍮で出来た玄関ドアのノブですが、ヴォーリズ建築の特徴を示すひとつです。
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玄関を入ると、広々としたホールがあります。右側には2階へ上がる階段があります。
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マッケンジー夫妻の古びた写真が展示されています。夫のダンカン・ジョゼフと妻のエメリー・マーガレッタです。2人の間に愛犬の姿も見えます。
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玄関ホールに吊り下げられているシャンデリアです。かなり古そうですが、当時からのものでしょうか。
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暖炉のある部屋がいくつもあります。ここは確かマッケンジーの書斎だったような気がします。
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別の部屋の暖炉です。勿論今ではもう使用することは出来ませんが、周囲が白い石で出来た暖炉はなかなか立派です。
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この電灯もかなり古そうです。昔のままです。
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玄関を入って左側に大きなダイニングルームがあります。夫妻はいつも大勢の客を迎えて、食事をしたのでしょうね。
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部屋の中央に大きなテーブルが置かれています。
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ダイニングルームの南側には広いスペースがあり、そこはサンルームのようになっています。太陽の光が存分に差し込み、冬でも暖かそうです。
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食堂の隣には、広いキッチンがあります。白い色で統一された部屋は清潔感で満ちあふれています。
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当時の最新式のアメリカ製レンジが置かれています。大変機能的なキッチンです。
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応接室が1階北側にあります。そんなに大きな部屋ではありませんが、ここで来客を迎え、接待したのでしょう。
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階段を上がって2階へ行って見ましょう。
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階段の手すりもヴォーリズらしさを表しています。
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階段の踊り場には上から下まで大きなガラス窓が作れています。これもまたヴォーリズの作品にみられる特徴です。
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この階段を上がっていくと、3階搭屋に出ます。
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マッケンジーは天体観測が趣味で、よく夜になるとこの搭屋に来て、天体を眺めていました。今でも周囲には大きな建物はありませんので、当時も天体観測には最適な場所だったと思われます。
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2階廊下の部分です。階段が2か所あり、写真手前にと一番奥にもあります。1番奥の階段は使用人用の階段です。
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2階の端には女中部屋が2つあります。2つともひとつの出入口でつながっています。
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女中部屋はどちらも6畳位の和室で、スチーム暖房がついています。
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ゲスト用の寝室です。パイプのべッドと白いべッドカバーがまるで病院の病室みたいですね。
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ゲストルームがもう一つあり、2つのゲストルームから使えるようになっている、このような洗面室があります。
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この部屋は夫人専用の裁縫室です。
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マッケンジー夫妻の寝室です。
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建物の北側から2階の部分を見てみました。
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ローソク型の照明器具。これもヴォーリズのオリジナルでしょうね。
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このドアのノブも玄関のと形が全く同じで、しかも真鍮製です。
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東側から建物を撮ってみました。
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庭にはこのような噴水があります。
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庭の一隅には日本風な庭園も設らえてあり、灯篭が置かれています。
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マッケンジーは天観測が趣味で、夜になるとよく3階搭屋で夜空を観察していたそうです。
彼はこの屋敷を「べカサス座のホマム」と呼んでいました。庭の一隅には“HOMAM“(「勇者の幸福な星」の意)と書かれた石碑が立つています。
* 旧マッケンジー邸に関してもつと多くの情報を必要とされる方は、次のURLを検索してみてください。
http://www.city.shizuoka.jp/deps/bunkazai_hogo_mackenzie_index.html
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