2010/03/31 - 2010/04/03
29133位(同エリア43987件中)
ももらんさん
③「神社もお寺もお城も桜づくし」
安井金比羅宮・建仁寺を拝観後、
生麩とゆばの半兵衛麩でランチ。
午後は平野神社・上品蓮台寺を巡り、
夜は二条城のライトアップへ。
京都は修学旅行を筆頭に何度か訪れています。
ファミリーで、友人と、結婚してからは夫とも旅行しました。
ところが大抵が秋から冬にかけての時期だったので、
京都の桜を見た事はなかったのです。
JR東海のCM・・・
TV視聴者に春は桜を、
そして秋は紅葉をこれでもかと見せつけ、
旅心の煩悩を刺激し続ける、
ある意味罪作りな例のコマーシャル。。。
あの音楽とナレーションを聞いているうちに、
京都で桜を見ようと決めた!
古い都なので桜を引き立てる神社仏閣は数知れず。
さらに雅な町の様子も桜にピッタリ!
と言うことで今年の春は京都桜旅です。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 徒歩
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-
4月2日。
明け方の5時半頃に一度目が覚めた。
雨は?と
外を見たらどうやら上がっているみたい。
部屋は11F。
堀川通り方面に面していた。 -
四条通り沿いのお総菜・お弁当やさん。
ホテル(ホテルマイステイズ京都四条)から
烏丸通り方面に歩くとすぐ。
店内は和風・洋風・中華風など
かなりの数のお総菜が並んでいる。
サイズ別にあるプラの空容器に
セルフで好きなだけ詰め、
最後にレジで支払うシステム。
グラム単位の値段が書いてあるので、
同じグラムの物は一緒に詰めてもいいとのこと。
各種おにぎりやお赤飯もあり。
お弁当は注文してから出来上がるのを待つみたい。
値段も手頃だし美味しいので二晩続けて利用した。
オススメです! -
今日もホテルのフロントで
市バス専用一日乗車券カード(¥500)を購入。
まず向かったのは東山安井の安井金比羅宮。
こちらは悪縁を絶ち良縁を結ぶ
縁切り・縁結びのご利益で知られている。
社務所前の縁切り・縁結びの碑(いし)は、
その姿が見えないほどの神札が貼られていた。 -
奉納された絵馬。
本数は少ないけれど境内の桜は見頃だった。 -
奥の建物は絵馬館。
-
3分ほど西に歩くと建仁寺に着く。
ここは祇園の花見小路の突き当たりに位置する。
白壁から頭を出す桜はほぼ満開! -
花見小路から境内に入り、
まず目に付くのが陀羅尼(だらに)の鐘。
焦げ茶の柱に白壁。
シックな建物に桜が似合う。 -
そして桜越しには堂々たる法堂が。
ここの天井画も楽しみの一つ。
桜の本数は少ないが
立派な建物に花を添える感じです。 -
拝観料¥500で中へ。
陶板の風神雷神図。
もう、建仁寺と言えばこれでしょう!
いくらレブリカといえども、
薄暗い座敷の奥にある姿は
見る者に圧倒的な存在感を感じさせます。 -
潮音庭越しに風神雷神図の屏風も望める。
こちらもレプリカで、
本物は京都国立博物館に寄託されている。
凜とした空気の中、国宝を眺める。
なんていう贅沢。。。 -
そして拝見したかった金澤翔子書の風神雷神。
すごい迫力。
これが先ほどの屏風と並んでいるのだ。
金澤翔子さんは1985年生まれの若い書家です。
たまたまTVでこの方のドキュメンタリーを観て、
強く印象に残っていました。
建仁寺のHPにも紹介されています。
http://www.kenninji.jp/news/?p=98 -
そして法堂の天井には双龍図。
日本画家小泉淳作氏が約2年の歳月をかけて
完成させた畳18枚分もある巨大な天井画で、
2002年4月に開眼法要が行われたそうだ。
鎌倉時代の創建以来、建仁寺にとって
初めての天井画だとか。
最近の作品とは思えぬほど法堂に馴染んでいた。
この他にも建仁寺には素晴らしい庭園や、
秀吉にゆかりのある茶室などがある。
なかなか見応えのある禅寺です。 -
五条大橋近く、
京麩・京ゆばの老舗「半兵衛麩」でランチ。 -
こちらの「むし養い料理」は
お麩好きにはたまらないでしょう。
(¥3150 要予約)
ここは二度目。
生麩が大好物なので
食後、店舗で購入も。
茶房はカウンターとテーブル席があり、
カーペット敷きなので靴を脱いで
ゆっくりといただける。 -
上の写真の他、
こちらのお麩とゆばのみぞれ和えや
よもぎ麩の白味噌仕立てなど
四品が頃合いを見て運ばれてくる。
お麩は結構お腹にたまるので
コースの最後にはもう満腹〜! -
-
店舗の二階にはミニ博物館があり、
お公家さんのお弁当箱などが展示されていた。 -
購入した物を包んでもらうまで、
中庭に面したこちらのお席で
桜茶をふるまっていただいた。
京都に行く度に訪れたいお店です。 -
お腹もいっぱいになり、
再び京の町に繰り出す。
しかし、今日の寒さと言ったら!
風も強く冷た〜い!
でもまだまだ桜を求め、
バスを乗り継ぎ平野神社へ。
鴨川沿いの五条から金閣寺に程近い
平野神社までは結構時間が掛かる。
満腹のせいもあり車内でウトウト。。。 -
桜の神社として有名だが、
神紋も桜なんだ!
とっても可愛い〜。 -
雨は上がったが午前中は曇り。
午後になり、やっと青空が見えてきた。 -
鳥居と参道。
たくさんの人で賑わっている。
今回は市バスの衣笠校前で下車したので
神社の西側(露店が並んでいる)から入って行った。 -
参道から続くシックな楼門。
朱色の燈籠と桜のコラボがキレイ。
ここは多くの人の撮影スポットとなっていた。 -
拝殿ではコンサートが行われていた様子。
-
平野神社、桜苑は夜桜でも有名だ。
約50種400本とも500本とも言われる桜の園は
さぞかし見事な夜桜見物が出来るのだろう。 -
そして宴会の準備も怠りなく。。。
こちらは桜苑の外側で、
狭い通路の両側に露店がぎっしりと並んでいる。 -
上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)
平野神社からは歩ける距離と思われるが、
一日乗車カードもある事だし、
夜の二条城ライトアップも予定しているし、
体力温存でバス利用。
衣笠高前から北大路ターミナル行きに乗ったので
千本北大路で下車したが、
一番近いバス亭はライトハウス前みたいだ。
とても静かなお寺です。 -
こちらが境内。
地元の方がお孫さんを連れて桜見物をしていた。
カメラを手にした方も一人二人訪れていたが、
時の経つのを忘れてしまいそうな空間だ。 -
ソメイヨシノは満開!
-
すっごいキレイ〜。
ここは境内を右手に行ったあたり。
裏手には墓所があり、
お墓参りに訪れていた人も。
観光寺院・・・といった感じではないので、
静かに雰囲気を壊さぬよう
桜を見物させていただきますね。。。 -
濃いピンクの枝垂れ桜。
この日は結構風が強く、
可憐な花びらが風に揺れてブレブレ。。。 -
濃いピンクも美しい。
淡い薄紅色も可愛い。
桜って本当にキレイだわ。。。 -
白壁と瓦屋根を背景に。
-
境内には枝垂れ桜が点在し、
それが静かなお寺の雰囲気に合い
とてもステキだ。
でも、
満開には早過ぎたようで、
お寺の方も「あと4〜5日では」と
仰っていた。 -
ふさふさと咲いている部分をズームで。
-
うーーん、
これが満開だったら
どれほど美しいものか。。。
残念〜! -
上品蓮台寺からバスで一旦ホテルに戻る。
小休止してから二条城に向かう。
ホテルからは乗り換えなしでわりと近い。
往復バス利用で、今日はいったい何本乗ったことか。
一日乗車カードありがたい!
こちらは18寺半頃の清流園の様子。
東大手門から入り、
順路沿いにある桜の園はまだまだ蕾が多かったが
こちらはかなり開花しているみたい。
ワクワクして来た! -
香雲亭と横の桜も良い感じ。
-
ふと振り返ると夕焼けが。
-
暮れていく中の桜って妖しくて好きだなぁ。。。
-
行燈の灯りの先は北大手門。
-
完全に真っ暗になる前、
薄藍色の空に桜が映える。 -
時間とともに空の色が濃くなっていく。
-
群青色に暮れた空がとてもキレイ。
観光客はそれはもうインターナショナル!
英語はもちろん中国語もかなり飛び交っていた。 -
清流園の桜はほぼ満開だった。
桜は強烈なライトを浴びているけれど、
足元はかなり暗い。 -
夜桜ってなんでこんなに美しいんだろ。。。
いつまでも眺めていたい。 -
時刻は19時。
空はもう真っ暗。
寒さにも負けず堪能しました!
ちなみにライトアップは18時から。
大人¥400で和装の方は無料だとか。 -
二の丸御殿台所はいけばなで飾られ、
箏曲の演奏も行われていた。
まさしく和の世界。
この後、他のライトアップも見に行こうかな、
と思ったがさすがに足にきました。。。
それにスプリングコートの身には
今晩の寒さはキツイ・・・
なんせ夜になってますます寒くなって来たのだ。
ダウンを着ている人が羨ましくなるほど。。。
おとなしくホテルに戻り、部屋で夕飯。
室内の暖房が心地よかった~。
明日は最終日。
平安神宮あたりをブラブラする予定だ。
④に続きます。
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