2007/08/25 - 2007/08/25
46位(同エリア106件中)
京妓さん
まずは生誕の地アイゼナッハからからスタート!
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子供のころ、ピアノを弾いていたのですが、
どうしてもヨハン・セバスティアン・バッハが好きになれませんでした。
運指が難しいばかりで、弾いていて全く楽しくなかったんです。
ところが、大人になって音楽史や曲の構造など色々知るにつれ、
今度はたまらなくバッハが好きになり、
好きと尊敬が高じて、足跡を辿ってみたくなりました。
というわけで、没後257年目(なんと半端な…)の追っかけの旅です。
バッハの生涯に沿って順に辿れていないところや
ときどき脱線して普通のドイツ観光に走っているあたりは、
現世の諸事情ということで見逃してください。
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【 8/25(土)】
DBエアフルト駅。
今日はバッハ生誕の地アイゼナッハへ行きます。 -
【DBエアフルト駅】
駅構内は明るくて安全な雰囲気です。 -
【DBエアフルト駅】
ICE1652 10:19エアフルト→10:55アイゼナッハ
特急なので18ユーロ。 -
【DBアイゼナッハ中央駅】
-
【アイゼナッハ】
アイゼナッハは
宗教改革のマルティン・ルターが過ごした街として有名。
というわけで、
大半の観光客はまずヴァルトブルグ城へ向かうようですが
私はバッハ・ハウスへ直行します。 -
【ニコライ教会】
バッハ・ハウスには、
観光バスやタクシーで来ている人が多かったです。
私は街歩きが好きなので、
ニコライ教会のアーチをくぐり、カールス広場から
バッハ・ハウスへ向かって、てくてく歩きます。 -
【バッハ・ハウス】
ここがバッハの生家 (ということになっています)。
昔の楽器を紹介したり、
演奏してくれる部屋がありますが
時間ごとに人数制限をしての入場となります。
(入場料5ユーロ)
パンフレットはもらえますが、中は撮影禁止。 -
【バッハ・ハウス】
小窓が斜めに傾いています。
このハウスの正面にバッハ像があるのですが、
「バッハと私のツーショット」を撮るべく
ハイテンションで自分撮りに励んだ結果、
全ての銅像写真に私がデカデカと写り込んでしまったので
ここでは割愛します…。 -
【バッハ・ハウス】
中は撮影禁止だったのでパンフレット写真になりますが、
ヘッドホン付きの透明カプセルが
天井から5つ吊り下がっています。
ゆりかごに揺られているような心地良さで、
バッハの曲を聴くことができます。
特にバッハに興味のない人でも
コマーシャルやドラマのバックミュージックとして
一度は耳にしている曲が結構ありますので、
ぜひ一度お試しを! -
【バッハ・ハウス】
バッハ・ケーキ。
ケーキの上にバッハの顔のチョコ。
さすがにこれはバッハゆかりのものではなく、
現世の商売とわかっていても
つい記念に食べたくなってしまいます。
(思うツボ?) -
【バッハ・ハウス】
庭は色とりどりの花でいっぱい。
ところで、
庭を挟んで真向かいにある木組みの家は、 -
【ヨハン・アンブロージス・バッハの住んだ家】
バッハの父アンブロージスが、
1671年にエアフルトから移ってきて
1674年まで住んでいた家です。
(J.S.バッハは1685年生まれなので
この時はまだ生まれていません) -
【ヨハン・アンブロージス・バッハの住んだ家】
そのことを示す石板。
父アンブロージスは1645年生まれ1695没。
つまり、J.S.バッハが10歳の時に亡くなってしまいます。 -
日本からの観光客も多いようで、
街には日本語案内も。 -
【実はこっち!】
のちに
バッハの生家はバッハ・ハウスから徒歩数分のここ、
「ルター通り35番地」にあったことが判明。
バッハ・ハウスとルター・ハウスのほぼ中間から、
ややルターハウス寄りの場所です。
当時の生家は既になく、一般の家屋が建っています。 -
【ゲオルグ教会】
ここには1685年3月23日に
バッハが洗礼を受けた洗礼盤があります。 -
【ゲオルグ教会】
ちょっとゴツめのバッハ像。
今回の旅で、ここ以外にも
アイゼバッハのバッハハウスの前
ライプツィヒのトーマス教会の前
アルンシュタットの市庁舎前広場
ドルンハイムのバルトロメオ教会の庭・・・
色々な所でバッハ像を見てきましたが
どれも少しずつ違う顔。
実際はどんなご面相だったのでしょう? -
【ゲオルグ教会】
バッハ一族の家系図。
日本だと代々続く家系図は、
クルクルと巻物になっているイメージですが、
こうして樹木で表すのは洒落た感じですね。
この幹の中心にいるのが、 -
【ゲオルグ教会】
もちろんJ.S.バッハです。 -
【ゲオルグ教会】
8月の教会コンサートの案内。 -
【ゲオルグ教会】
外が騒がしくなってきたので出てみると、 -
【ゲオルグ教会】
結婚式が始まるようです。 -
【ゲオルグ教会】
一番驚いたのがコレ!
写真の撮り方が下手で
新婦とお父さんが
手前の女性の陰に隠れてしまったのですが…
今ちょうど、白いタキシード姿の新郎が
新婦を迎えに来たところです。
そして、 -
【ゲオルグ教会】
新婦を連れ、祝福を受けながら教会へ。
そう、お父さんってば
この広場で取り残されてしまうです!
日本でよくみる教会結婚式は、
まずは新婦と父が入場して
途中で新郎がエスコートしていくので
「父も大役」という感じがありますよね。
教会の外で置いてけぼりとなってしまった
お父さんの姿がなんとも切なかったです。 -
【ゲオルグ教会】
そんな花嫁の父をよそに、2人は教会内へ。 -
【ゲオルグ教会】
何はともあれ、末長くお幸せに! -
【聖ゲオルグ教会附属ラテン語学校】
ルターとバッハが通った学校です。
時代はかなり離れていますが、同窓生なんですね。 -
【聖ゲオルグ教会附属ラテン語学校】
扉の右側は、
バッハが1692年〜1695年に
ここの生徒であったことを示す木版。
同様に、扉の左側にはマルティン・ルターが
1490年〜1501年にここで学んだと記してあります。 -
【聖ゲオルグ教会附属ラテン語学校】
バッハは、音楽の才能だけでなく、
キリスト教の豊かな知識の持ち主だったからこそ
荘厳な宗教曲を完成させることができたのですね。 -
【マルクト広場】
ちょっとキモかわいげな噴水。 -
【アルト・アイゼナッハ】
-
【アルト・アイゼナッハ】
ブラートヴルスト&ザワークラウト(6.90ユーロ) -
【アルト・アイゼナッハ】
ブラートヴルストを食べていたら
窓の外からフルートの音色が。 -
【アルト・アイゼナッハ】
小さな男のコがかけ寄って、
楽器ケースにチップを入れていたのが
なんとも微笑ましかった♪ -
【マルティン・ルター像】
カールス広場にそびえ立っています。 -
【マルティン・ルター像】
-
【ニコライ教会】
-
【DBアイゼナッハ中央駅】
時間があればヴァルトブルグ城に行くつもりでしたが
タイムアウト。
バッハ・ハウスを堪能して満足したので
エアフルトに戻ります。 -
【DBアイゼナッハ中央駅】
17:59アイゼナッハ→エアフルト
帰りはのんびりローカル線なので9.60ユーロ。
列車の到着が少し遅れています。 -
【お部屋で夕食】
パン1つと注文したはずなのに、なぜか2つくれました。
ソーセージとパンの大きさがかみ合っていませんが、
これがスタンダードなようです。
それにしても、緑黄色野菜がないなぁ…。
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