今年も瑠璃光寺へ・・・・・

2010/03/31 - 2010/03/31

　昨年に続き今年も桜満開の瑠璃光寺へ行ってきました。

　あいにくの空模様・・・・

　境内の桜は満開、いつものように観光客も多い、

　今回は瑠璃光寺境内をゆっくり見て廻りましょうか、

　瑠璃光寺は、正確には曹洞宗大本山・永平寺（福井）と総持寺（横浜）両寺の末寺で山号は保寧山・瑠璃光寺といいます。

　境内は香山公園と呼ばれて桜や桃などが咲き誇り多くの観光客でいつも賑わっています。

エリア 山口市(山口)

　　ご覧のような天気です・・・

　桜が咲き誇っていました・・・

　桜の樹間から塔を・・・・

　　ご存知、雪舟禅師のブロンズが池の側に・・

　イマイチ色温度が不足気味で・・・

　おやー、何の句碑だろう？？

　　”在り慣れて　散歩のところ　池の辺の

　　　　　　　五重塔に　心はよりて　”

　アララギ派の歌人、友廣保一という人の句碑だそうです。　

　樹間から・・

　樹間から・・

　おやーここにも句碑があるぞ・・・

　アップしてみましょう・・・

　”はつ夏の　山のなかなる　ふる寺の

　　　　　古塔のもとに　立てる旅人”

　若山牧水が２１歳のとき、東京から郷里の宮崎に帰省する途中、この五重塔を眺めて詠んだ句だそうです。

　樹間から・・・

　桜・塔・・・

　おやー、また句碑があるぞー、何て書いてあるんやろうなー

　　　”長州は、いい塔をもっている・・”と、ほれぼれするおもいであった。

・・・長州人の優しさというものは、山口に八街九ハク（こざとヘンに百を書く・八つの街と九つの通りのこと）をつくった大内弘世（おおうちひろよ）や、ザビエルを保護した義隆などの大内文化を知らねばわからないような気もする・・・・

　　司馬遼太郎「街道をゆく」（一）長州路より

　　なるほど、司馬さんの名言ですか・・・・

　樹間から・・

　おや、ご開帳ですか、

　ここが開けられるのは年に数回しかありません・・

　瑠璃光寺五重塔の案内・・

　桜の花をみながらお弁当を食べています・・・

　　桜と塔

　桜と塔

　　馬上の大内弘世像・・・

　角度を変えて・・・

　　　・・・うぐいす張りの石畳・・・

　このあたりで、手を叩くか強く足踏みをすると、美しい音が返ってきます。「うぐいす張りの石畳」と呼ばれています。（案内文から）

　上からみたところ、

　手を叩いたら確かに音が返ってきましたよ、

　香山公園内にあります、

　萩藩主・毛利家の墓地です・・

　毛利家の墓地にて

　公園内に”忠魂碑”がありました。

　ボランティアガイドさんに、「何の忠魂碑ですか？」と尋ねたらよくわからないそうです。

　忠魂碑は国内あちこちにあります。日清、日露戦争の戦没者を供養するために建てられたそうですよ、

　このような碑もありました・・・

　「勅撰銅碑」というのだそうです。

　この碑は明治天皇が毛利敬親の偉業を永久に伝えるためにこの碑を建立させたそうです、

　境内に戻ってみましょう、

　”後生車”というものがありました、

　生前の罪過を懺悔し、世の人人のために善行を尽くすことを約束し、「後生ですから、極楽浄土の道へお導き下さい、これを廻しながらお念仏を唱えるのだそうです・・・
　

　　「杓底一残水」

　杓の底に残った僅かな水・・・でも大切にしなければならない

　物を大切にする気持ちが仏心だというのです、

　瑠璃光寺創建５５０年（１９９２年）を記念して建てられた石造りの五重塔・・・

　般若心教を埋経してあるそうです。

　慈母観音像・・・

　清澄な水を溜めた池があります・・・

　身切り地蔵・・・

　知足の手水鉢

　意味はこの写真をどうぞ！

　真ん中の口と結んでみれば・・・

　吾・唯・足・知という四文字になります、

　「ワレ　タダ　タルヲ　シル」つまり、充分満足していることを認識すべきである。という意味が含まれています。

　現実に感謝し不平不満を言わないこと、ということでしょうか・・・、

　水掛地蔵さん

　佛足石・・・

　　お釈迦様の足跡を石に刻んだものとか・・　

　薬師さまのお念仏・・・

　”オンコロコロ　センダリ　マトウギ　ソワカ”と三回唱えるそうです・・・　

　鎮守石殿

　こちらからもねらってみました・・・

　　ここらで一休み・・

　　県下で一番大きな杓子・・
　

　　佛心・・

　県下で一番大きな擂り粉木

　大きなスリコギ・・・

　最後に五重塔をもう一枚・・・