2009/09/25 - 2009/09/25
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murenekoさん
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ボルネオ・ジャングル一人旅6日目。
サンダカン~セリンガン島
・サンダカンから、「セリンガン島」へ!
・タートル・アイランズで、泳ぐ!
・ウミガメの産卵を見学!
・子亀の放流!
http://www.pinganchorage.com.my/sabah_turtle_island_sepilok.htm
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6日目。
いよいよ終わりが近づいてきた。6時30分起きで、ホテルのビュッフェ。ここで、日本人家族3人組を見る。サンダカンで初めて日本人を見た。
フロントにピックアップ時間(8:30頃を予定)のメッセージが入っているはずだったが、何度聞いても、メッセージは入っていなかった・・。フロントに尋ねるたびにショボイ英語を使うのが恥ずかしかった・・。 -
朝の時間を活用して、昨夜、行きそびれた丘の上の「アグネス・キースの家」へ向かうことにする。「百段階段」という階段を15分位?歩いたら行けるのだけど、「地球の歩き方」に「ひったくり出現スポットで、歩いてはいけない」と書いてある。
「サンダカン八番ガイド」にも、そう書いているし、(というか、たぶん、「地球の歩き方」が「サンダカン八番ガイド」から情報を得ていそう)、とりあえず、大急ぎで、タクシーをつかまえる。7RM(約190円)。相場は5RMくらいなのかな?急いでいたので、妥協した。
「サンダカン八番ガイド」(ぴあさん)
http://8.sandakan.org/index.html -
アグネス・キースは、1934年、英領北ボルネオの森林庁長官だったイギリス人の夫ハリー・キースと結婚してボルネオに渡り、そこでの生活を『ボルネオ−風下の国−』(Land Below The Wind)にまとめたアメリカ人女性なんだそうです(棒読み)。
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タクシーで、数分で到着。開館は9時からで、まだ空いていなかったので、外観だけ見て帰る。
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「アグネス・キースの家」の隣の「インフリッシュ・ティーハウス&レストラン」。行きたかったけど、まだ空いていませんでした。
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展望台。
サンダカンの町並みを眺めようと思ったけど・・ -
展望台からの眺め。
微妙に木が生い茂って、町並みの眺望がイマイチ・・!? -
帰りは歩きで。この辺の一人歩きは大変危険、と各種ガイドブックに載っているものの、流しのタクシーなんか来ないので歩かなければ仕方ない。
まぁ、地元女性も一人で歩いていたけれど。
百段階段を使わず、坂をぐるっと遠回りして10分ほど降りていき、ホテルに戻る。 -
「美味しそうなインスタント・ミーゴレン?の看板」
ピックアップメッセージは相変わらずなかったものの、とりあえず、チェックアウトして、入り口前で待つ。しかし、待てども、待てども来ない・・
9時になって、いい加減不安になり、コンシェルジュに尋ねると、代わりに電話してくれるとのこと。聞いてみてもらうと、「あと15分後に行く!」とのことだった。45分遅れで連絡なしかよ・・。ちゃんと連絡しろー! -
2日目のピックアップもそうだったけれど、時間はテキトーで、遅れていても全く悪びれてないんだなぁ・・。
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今日は、ウミガメの産卵が見られる「セリンガン島」に向かう。フィリピンとの国境が近く、このあたり「サバ州東側の島嶼部及び周辺海域」は、外務省から「渡航の是非を検討してください。」(その国・地域への渡航に関し、渡航の是非を含めた検討を真剣に行っていただき、渡航される場合には、十分な安全措置を講じることをおすすめするものです。)という危険情報が出されている(数年前に外国人の誘拐事件が多発したため)。
ま、海上警備がされており、島には私服警官もいるらしいし、なんとかなる・・か!? -
送迎車でボート乗り場まで行く。外人ばかりだけれど、一人、東洋系の男性が。と、向こうから「日本の方ですか?」と尋ねられる。
この方も日本人男子一人旅。なんと、数日前に「キナバル山」に登頂したそうで、御来光の写真を見せてもらう。その写真に一目ぼれ。いつか登りに行くぞー! -
この島は滞在できる人数が決まっており(50〜60人くらい?)、許可がなければ上陸できない。旅行会社を通して予約したら結構高かったのだけど、この男性は直接、宿を管理する「クリスタル・クエスト」という会社(「地球の歩き方」にも載ってます)に連絡して予約したそうで、その額を聞いてみたら、同じ一泊二日で400RMくらい(1万2千円!?)とのこと。こちらはその5倍くらい払っているのに・・(帰りにセピロックのオランウータン・ツアーと航空券も付けて・・だけど、やはり桁違い・・)。
ちなみに、海外の旅行会社のサイトを見ても、一泊二日で400ドルくらいするので、やはり直接予約がいいんだろうなぁ(ボート乗り場までの送迎はないらしいのだけど、送迎があっても、連絡なしで45分も遅れるガイドを待つんだったら、タクシーで来た方が良かったもんなぁ・・。)
http://www.adventurecentral.com/travel/AdventureCentral/isango/SandakanEcotourismSelinganTurtleIslandandSepilokOrangUtanSanctuary2DayTour/Details.aspx
http://www.pinganchorage.com.my/sabah_turtle_island_sepilok.htm -
直接予約の日本人男性とは別のボートで出発!
同じボートに乗るのは、ニュージーランド人2人組と3人組家族、そしてオーストラリア人1人。なんだ、このオセアニア攻撃は!?(笑)
ビリッでは、自分以外全員イギリス人だったし、ボルネオ島でも、国によって人気の行き先が違うのだろうか?
ニュージーランド人は海亀が見たい・・と。それにしても、ニュージーランドって、海亀見られないんだろうか?見られそうだけど・・。
ボートで、セリンガン島に向けて出発!ちゃんと屋根のある、20人乗りくらいの大きなボートなのに、救命ボートを着用させられるのが何か不安だ・・。
転覆することもなく、無事、1時間ほどで、セリンガン島に到着。 -
昼食は12時30分からとのこと。外人たちは、さっそくビーチに泳ぎに行ったけれど、濡れた後に服を着て食事・・というのがめんどくさかったので、ロッジに荷物を置いて、2時間ほど島をプラプラ♪
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セリンガン島(Pulau Selingaan)。
サンダカンの沖合い約40km、フィリピンとの国境手前にある3つの島々(Pulau Bakkungaan Kechil、plau gulisaan、Pulau Selingaan)が「タートルアイランズ公園」。
このうち、セリンガン島では、観光客がウミガメの産卵を見学することが出来ます。 -
部屋。シャワーも付いていて、綺麗。
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と、森の中でバリバリ音がするので、見ると、敷地内をミズオオトカゲがノソノソ歩いている・・。
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ミズオオトカゲ(Watar Monitor)。
襲われたりしないんだろうか・・。 -
お昼のビュッフェを食べて、マスク&シュノーケルをレンタル(15RM、約400円)。その他、フィンやライフジャケットなども一通りレンタルできます。
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泳ぐことのできる場所は、島の半分側のビーチと決められていて、遠浅の海にはロープが張っていて、そこから先に行くことはできない。
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とりあえず、潜ります(シュノーケルで)
piano行きまーす!!
ドップーーーーーン!!
ブクブクブクブクブクブクブク・・チーン
(pianoサン、スミマセン・・) -
午前から泳いでいた人たちは、もうビーチでお昼寝モード・・。3人くらいしか泳いでいなかった・・。
ニュージーランドの金髪美女の水着姿が見られずにガクー(笑)。 -
ロープの辺りまで泳いでいくと、サンゴは結構あるものの、魚は少なめかなぁ。。
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と思ったら、魚の大群を発見。
でも、八重山の離島でガンガン泳いだことあるので、ちょっと見劣りしてしまうなぁ・・。 -
毎晩ウミガメが上陸する島なので、もしや、泳いでいるウミガメに出会えるかも?と思っていたが、ロープの張ってある所は腰のあたりくらい深さで、当然、ウミガメには会えなかった・・。
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休憩をはさんで、3時間ほど泳ぎ続けていたけど、上がったら、泳いでいるのは自分一人だった・・。
夕立が降りそうな雲行きになって来たので、海からあがり、ロッジに戻る。 -
スコールがザーッと降って来た。写真を撮ろうと思って、デジカメの電源を入れるも、ピクリとも動かない。塩水にぬれた手で触ったのが原因で、固まってしまった。過去に何回かやってしまったミスで、懲りずにまたやってしまった・・(泳いでいる時に、静止画像と動画を切り替える時に、濡れた手で触ったのが原因かと・・)。電源を抜いて、デジカメが復活するのを祈る・・
ウミガメの産卵の撮影にかかるカメラ費用「10RM」(約280円)を、さっき払ったばかりだし、ブルーだ・・。 -
夕方、17時45分に母屋に集合。2階の展示コーナーなどを見学、ウミガメ保護のビデオ上映などを見て、19時30分に夕食。そして、あとは、海亀が産卵するのをひたすら待つ!
ここで、無事、デジカメ復活・・。ほっ・・。 -
記録ボードによると、昨日(2009年9月24日)は、20時33分に最初の一頭が上陸し、21時20分に産卵開始、トータルで14匹が上陸し、9匹が産卵とのこと。昨日と同じ時間にウミガメが産卵したとしても2時間程度は待たないと行けないのね・・。
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全員がいっぺんに海亀の産卵を見ることはできないので、グループごとに見るらしい。ガイドのハミッドさんが「俺たちは2番目のグループだぜ!」と言うので、「おぉ、さすが、高いお金を払ったツアーだ、早いぜ!」と喜んだのだけれど、グループは30人くらいずつ2組に分けていたので、2組中2番目、つまり最後の組だった(笑)
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ウミガメの上陸まで、日本人一人旅男子と話して、お互いの写真を見せ合う。キナバル山の山頂からの綺麗な雲の写真や、飛行機の窓から見たキナバル山、ダイビングで撮ったウミガメの写真など、素敵な写真がいっぱい。
一昨日は、キナバタンガン沿いのスカウに泊まっていたそうで、バズーカ・カメラの人の写真を見せると、同じ人を目撃していたようで、どうも、その時、近くにいたみたい。スカウでもビリッでも、ほぼ同じところをリバークルーズするのかな。 -
彼はバリバリ旅に出ているようで、フェルメールの『デルフト眺望』を見るために、マウリッツハイス美術館に行った話や、ニューヨークにダニエル・ラドクリフの舞台を観に行った話などを興味深く聞いた。
と、21時前に、最初の組が呼ばれ、日本人一人旅男子は行ってしまった。次の組が呼ばれるのを待ち、21時24分、ようやく自分たちが呼ばれる。 -
ランプは使用禁止なので、真っ暗やみの中を、前の人の影を頼りに進んでいき、皆が集まっているところに行くと、ウミガメが産卵を始めていた。想像以上にでかい。上陸したウミガメには手にタグを付けて管理しているらしいのだけれど、この個体にはタグが付いておらず、今日、初めて上陸したウミガメと言うことだった。
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ウミガメの産卵を眺める。孵化したばかりの子ウミガメは8月に屋久島で観たばかりだったのだけど、デカ・ウミガメを見るのは初めて。
次は、ダイビングとかで見たいなぁ。 -
産卵を見届けた後は、産んだ卵を、砂浜のケージの中に埋める作業を見学。
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今日産んだ卵を埋めたケージ。
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最後は、今日生まれた子ウミガメを海に返すのを眺める。
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この日は、15匹のウミガメが産卵し、1299個の卵が産み落とされたとのことだった。
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ボルネオ最後の夜が更けていった。
あと1日!
http://www.sabahtourism.com/sabah-malaysian-borneo/en/destination/33-turtle-island-park/
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