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4月12日、ナミブ砂漠を見た今となっては、この国でやる事はなかった。<br /><br />次は北に位置するアンゴラなる国を抜けて・・<br />と思っていると、ニュースでアンゴラが内戦に入っているとの事。おかげで、ナミビア発アンゴラ行きの列車、バス、全てが凍結状態!<br /><br />全くアフリカは何が起こるかわからない。<br />仕方なく、隣接するボツワナなる国を抜けて次の目的地ジンバブエに向かう事にした。<br />まぁ、アンゴラだろうとボツワナだろうとここに来るまで名前すら知らなかった国だから、ジンバブエに行けさせすればどちらでも構わない。<br /><br />ボツワナ行きの交通手段は列車。噂ではキリンよりも遅いとの事だが、情報もない国境に着くには絶対朝じゃなければならないので、到着時間で夜行列車を選んだのだが・・

NAMIBIA(ナミビア)の一等列車とトレーラー・バス

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2000/04/12 - 2000/04/13

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北風

北風さん

4月12日、ナミブ砂漠を見た今となっては、この国でやる事はなかった。

次は北に位置するアンゴラなる国を抜けて・・
と思っていると、ニュースでアンゴラが内戦に入っているとの事。おかげで、ナミビア発アンゴラ行きの列車、バス、全てが凍結状態!

全くアフリカは何が起こるかわからない。
仕方なく、隣接するボツワナなる国を抜けて次の目的地ジンバブエに向かう事にした。
まぁ、アンゴラだろうとボツワナだろうとここに来るまで名前すら知らなかった国だから、ジンバブエに行けさせすればどちらでも構わない。

ボツワナ行きの交通手段は列車。噂ではキリンよりも遅いとの事だが、情報もない国境に着くには絶対朝じゃなければならないので、到着時間で夜行列車を選んだのだが・・

同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス
  • 夜盗が勃発する夜のウィントフックをでかい荷物を背負って駅にたどり着いた。<br />(アフリカで一番怖いのは、ライオンじゃなく人間だ)<br /><br />ホームで気長に待っていると、ディーゼル機関車が一両だけの車両を引っ張って登場!<br /><br />すごい!<br />まるで日本のチンチン電車だ!<br />これで国境まで走れるのだろうか?<br /><br />・・この大陸に来て、「大丈夫だろうか?」などと心配する事は無くなった。<br /><br />アフリカで大丈夫な事なんてないのだから・・

    夜盗が勃発する夜のウィントフックをでかい荷物を背負って駅にたどり着いた。
    (アフリカで一番怖いのは、ライオンじゃなく人間だ)

    ホームで気長に待っていると、ディーゼル機関車が一両だけの車両を引っ張って登場!

    すごい!
    まるで日本のチンチン電車だ!
    これで国境まで走れるのだろうか?

    ・・この大陸に来て、「大丈夫だろうか?」などと心配する事は無くなった。

    アフリカで大丈夫な事なんてないのだから・・

  • 俺のチケットは1等だった。<br />さすがに夜行列車で眠っている間に身包み剥がされるのはつらいので、少しでも安全な車両を選んだはずだったのだが・・<br /><br />この1両編成の車両は真ん中に仕切りがあって、それで1等、2等を区別されているだけ!<br />2等の子供がこちらの1等車両へと全力疾走で暴れまわる状況の中、1等の安全性を選んだ意味は無くなった。<br /><br />が、しかし、この車両は、外観からは想像もつかないぐらい豪華!<br />なんと、テレビまで装備されていた。

    俺のチケットは1等だった。
    さすがに夜行列車で眠っている間に身包み剥がされるのはつらいので、少しでも安全な車両を選んだはずだったのだが・・

    この1両編成の車両は真ん中に仕切りがあって、それで1等、2等を区別されているだけ!
    2等の子供がこちらの1等車両へと全力疾走で暴れまわる状況の中、1等の安全性を選んだ意味は無くなった。

    が、しかし、この車両は、外観からは想像もつかないぐらい豪華!
    なんと、テレビまで装備されていた。

  • 旅日記<br />『アフリカの夜明け』<br /><br />「キリンよりも遅い」との噂の夜行列車、<br />遅い!本当にこの列車は遅かった!<br />窓の外では、月明かりの中、サバンナの夜が更けていく。<br /><br />バスや列車での移動中、最も気を使うのは自分の降りたい駅を発見する事だ。<br />日本ならある程度時刻表を見れば到着時間が推し量れるのだが、この大陸で時刻表の意味は、<br />「希望的時刻」<br />の意味合いでしかない。<br />2時間、3時間はざらに遅れる列車ならば、この夜行列車の中で熟睡する事は、目覚めた時全く予想だにしない場所で朝を向かえる確率が高い。<br /><br />まるで、冬山で遭難した時の様に、俺は足をつねって痛さに耐えている。<br />眠らない為に。<br /><br />夜明け前に、とうとう列車が目的地に着いた。<br />半分眠っている脳みそをたたき起こして、転がるようにホームに降りた。<br />まるで暴動の様な人ごみが、少しずつ動きを止め始める。<br /><br /><br />アフリカの夜明けの瞬間だった。<br />砂色の風景に永遠の刻を与えるナミビアの太陽が昇ってくる。<br />これから半日は大地を干からびさせる程の仕事をする太陽が、その暴挙とは裏腹にこの世のものとは思えない朝焼けをつれてきた。<br /><br />朝6時、足早にホームに降り立った人々が一様に立ち止まる。<br />振り仰ぐ彼方から、黄金色の光がこぼれ落ちてきた。<br />

    旅日記
    『アフリカの夜明け』

    「キリンよりも遅い」との噂の夜行列車、
    遅い!本当にこの列車は遅かった!
    窓の外では、月明かりの中、サバンナの夜が更けていく。

    バスや列車での移動中、最も気を使うのは自分の降りたい駅を発見する事だ。
    日本ならある程度時刻表を見れば到着時間が推し量れるのだが、この大陸で時刻表の意味は、
    「希望的時刻」
    の意味合いでしかない。
    2時間、3時間はざらに遅れる列車ならば、この夜行列車の中で熟睡する事は、目覚めた時全く予想だにしない場所で朝を向かえる確率が高い。

    まるで、冬山で遭難した時の様に、俺は足をつねって痛さに耐えている。
    眠らない為に。

    夜明け前に、とうとう列車が目的地に着いた。
    半分眠っている脳みそをたたき起こして、転がるようにホームに降りた。
    まるで暴動の様な人ごみが、少しずつ動きを止め始める。


    アフリカの夜明けの瞬間だった。
    砂色の風景に永遠の刻を与えるナミビアの太陽が昇ってくる。
    これから半日は大地を干からびさせる程の仕事をする太陽が、その暴挙とは裏腹にこの世のものとは思えない朝焼けをつれてきた。

    朝6時、足早にホームに降り立った人々が一様に立ち止まる。
    振り仰ぐ彼方から、黄金色の光がこぼれ落ちてきた。

  • 旅日記<br />『ナミビアの恐怖』<br /><br />現在11:45、俺はバスを待っていた。<br />予定では列車の到着地ゴバビスなる国境の町から、そのままバスで国境まで行くはずだったのだが・・<br /><br />列車が着いたのが7:00、それから延々と俺はここにいる。<br /><br />この国の太陽は、その出現からわずか2時間足らずで冬と夏をすりかえるマジックを披露してくれた。<br />「暑い!」いや、「熱い!」<br />涼を求める為じゃなく、生をつなげる為に巨大なバオバブが刻む木陰に身を寄せる。<br /><br /><br />・・ん?遠くの地平線にはまだバスの影も見えないが、足元の地面にはなにやらバグ(虫)がいる。<br /><br />・・これは?<br />・・「カミキリ」の様な頭に、「セミ」の様な尻尾、おまけに手足は「クモ」そっくり。<br />ただでさえ節足動物が苦手な俺には、口から泡を吹いて卒倒しそうな生物がいた。<br /><br />このエイリアンもどきの昆虫は、一体何なんだ!「ファーブル」なら昆虫記片手に身を乗り出すシーンだろうが、俺はもうそろそろ気を失いそうだ。<br />こいつ、日本で言う「便所コオロギ」じゃないだろうか?<br />正式名は確か「カマドウマ」?<br />が、しかし、このサイズは非常識にでかい!大人の手の平ぐらいあるぞ!<br /><br /><br />俺の周りには2つの包囲網が広がっている。<br />一つはワサワサと近づいてくるアフリカ・便所コオロギの群れ、もう一つは、恐怖に固まっている黄色いよそ者をワクワクしながら見つめているチョコレート色の地元民。<br /><br />バスは来ない。

    旅日記
    『ナミビアの恐怖』

    現在11:45、俺はバスを待っていた。
    予定では列車の到着地ゴバビスなる国境の町から、そのままバスで国境まで行くはずだったのだが・・

    列車が着いたのが7:00、それから延々と俺はここにいる。

    この国の太陽は、その出現からわずか2時間足らずで冬と夏をすりかえるマジックを披露してくれた。
    「暑い!」いや、「熱い!」
    涼を求める為じゃなく、生をつなげる為に巨大なバオバブが刻む木陰に身を寄せる。


    ・・ん?遠くの地平線にはまだバスの影も見えないが、足元の地面にはなにやらバグ(虫)がいる。

    ・・これは?
    ・・「カミキリ」の様な頭に、「セミ」の様な尻尾、おまけに手足は「クモ」そっくり。
    ただでさえ節足動物が苦手な俺には、口から泡を吹いて卒倒しそうな生物がいた。

    このエイリアンもどきの昆虫は、一体何なんだ!「ファーブル」なら昆虫記片手に身を乗り出すシーンだろうが、俺はもうそろそろ気を失いそうだ。
    こいつ、日本で言う「便所コオロギ」じゃないだろうか?
    正式名は確か「カマドウマ」?
    が、しかし、このサイズは非常識にでかい!大人の手の平ぐらいあるぞ!


    俺の周りには2つの包囲網が広がっている。
    一つはワサワサと近づいてくるアフリカ・便所コオロギの群れ、もう一つは、恐怖に固まっている黄色いよそ者をワクワクしながら見つめているチョコレート色の地元民。

    バスは来ない。

  • 頭上の火の玉が絶好調に輝きを放つ12:30、<br />バスが来た!<br /><br />なんかトレーラーに乗っかっている気がするが、とにかく5時間遅れでバスは来た!

    頭上の火の玉が絶好調に輝きを放つ12:30、
    バスが来た!

    なんかトレーラーに乗っかっている気がするが、とにかく5時間遅れでバスは来た!

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