2009/06/07 - 2009/06/07
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青(せい)さん
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私の旅の関心は庭、歴史、文学、怪奇ネタの間をいつも右往左往しているもので、今回は庭にテーマを絞ってみました。
コッツウォルズは人気がある地方なので、あえて詳しい描写は避けて簡単にいきます。というか、詳しくは自前のウェブに載せようというセコイ魂胆なのでした。
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2009年最初の庭はオックスフォードの北にあるラウシャム・パークです。オックスフォードの北の郊外キドリントンはコリン・デクスターの小説「キドリントンから消えた娘」で日本でも名前が知られてい…ませんか? おっといきなり脱線。
今回は庭限定でした。
そのキドリントンでレンタカーを借り、すぐ北に向かい、15分程度。
日本での知名度はそれほど高くないと思うけれど、素敵なガーデンです。
ウィリアム・ケントの風景式庭園として有名ですが、どうして、きれいなウォールド・ガーデンがあるので、花がなくちゃいや、という人にもお勧め。
以前は館も公開されていたのですが、現在はグループの完全予約制になってしまって残念。前回、急いでいて、「次の機会に」と思っていた私は機会を逸しました。
あ、でも一人でまとまった入場料を払う人には見せてくれるようです。500£だったかな。
今回はレンタカーで寄りましたが、前回はバンベリー、オックスフォードの間の路線バスで来ました。門前にバスが着くので田舎の庭としては便利な方です。
(訪問日2009年6月25日) -
ブロードウェイの南にあるスノーズヒル・マナーは私のお気に入りの小さな庭です。この地方のナショナルトラストの庭としては、ヒドコート・マナーが圧倒的に有名でその蔭に隠れているけれど、私はこの隠れ家的なところが好き。
古いマナー・ハウスもあるけれど、チャールズ・パジェット・ウェイドなる建築家兼稀代の(ガラクタ)コレクターの玉石混合のコレクション置き場と化したすさまじい場所なのでした。私も古物は好きだが、この中は何度入っても窒息しそうになる。
ブロードウェイから徒歩だと30分くらいだったと思います。
(訪問日2009年6月26日) -
ミル・ディーンはブロックリーの村の中にある個人所有の庭。庭めぐりの本にも時々登場するので、割と知名度は高い方と思います。
以前は小規模のB&Bもやっていたけれど、異常に高いと不評でした。まあ、ここに泊まればお客がいない時に庭を見放題なのですが、そこまで大混雑する庭ではなし。ただし、駐車場が狭くて(数台?もう少しは入ったかな?)いつでも満杯なのでその点は要注意なのでした。ここに駐車出来なかったら、狭い村なので駐車スペースなし。まあ、道端に留めても警察は来ないと思うけれど、多分。
わざわざ遠くから見に行くほどの庭ではないかも知れないけれど、斜面を利用したテラス状の庭、そして最下部は水車池を利用した池の庭と、変化に富んでいて面白いです。
以前はバーマン猫(だっけ?)のブリーダーをしていて、もさもさたぬき状のかわいい猫が闊歩していたのを良く見ましたが、それもやめちゃったのかな? 今回訪ねた時には見かけませんでした。
そうそう、このブロックリーは花一杯のきれいな村です。古くて立派な教会もお薦め。
モートン・イン・マーシュ、チッピング・カムデン間のバスはこの村を通る時あるので(通らない時もあります)、下車出来なくて窓から眺めているだけでも素敵です。
(訪問日2009年6月26日) -
コッツウォルズの庭の一番人気と言えば、なんといってもこのヒドコート・マナー。ナショナル・トラスト管理のこの庭はともかく広く。変化に富んでいます。
季節を問わず楽しめる庭だけれど、有名なレッド・ボーダーの本領発揮は盛夏なので、バラの季節に行くとちょっとまだ早い感じ。また、午前中に行かないと日陰になり、赤の色が今一つ冴えないので、その点はご注意を。
もっとも、それ以外にもこの庭の魅力は限りなくあるので、十分時間をかけて眺めてください。
ただし、超有名ガーデンだけあって、結構いろんな人が押し掛けてくるので、客層はあまり良くないのが残念。
(訪問日2009年7月6日) -
有名なヒドコート・マナーのすぐ目の前にある、こちらも有名な庭。ただし、現在も創始者一族が住む、れっきとしたプライヴェート・ガーデンです。とはいっても、こちらも広い広い。まっ平らなヒドコートとは対照的に、山の斜面にある庭で、その高低差を見事に利用しているけれど、そのせいで、おそらくは「世界一危険なプライヴェート・ガーデン」かも知れない。
私は個人的にこちらの庭の方が好きですが、同意見の人も少なからずいるようです。
有名なキフツゲート・ローズの見ごろは少し遅く、7月に入ってから。ただし、他のバラを見るには6月の方がお薦め。
せっかくの庭めぐりなので、ヒドコートとセットで訪ねるのがお薦め。以前は、公開日が限られていて日程の調整が大変でしたが、公開日が増えたのが嬉しい限りです。
入口に座っている人はオーナー一家の確率が高いので、質問があればたずねてみるのがよろしいかと思います。
(訪問日2009年7月6日)
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この旅行記へのコメント (1)
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- 迷子さん 2010/03/28 18:02:50
- 初夏のイングリッシュガーデン♪
- は、素敵ですだね〜!
やっぱり6月に入ってからの方が
お庭は1番の見頃かしら?
なかなか草木のドンドコ成長する時期に
行けないのであった・・・・・
英国が華やかになる時期に庭園巡りもしてみたいっす〜。
あ、アッシのヨークシャーは再来週でやんすョ。
ここも8月頃ならムーアも一面ヒースの赤紫に染まって
素晴らしいのでありましょうね(涙)
コッツは田園風景に可愛い村々と有名どころのお庭に
沢山楽しめる地域でありますだね。
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