2003/03/30 - 2003/04/03
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灼熱の西アフリカ。マリの首都バマコ。
私はこの地の「熱さ」にやられ、あえなく撤退しました。
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セネガル・マリの旅
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2003年3月、西アフリカ、マリの首都バマコを訪れました。
隣国セネガルのダカールから飛行機でバマコへ。
数日滞在した後、ダカールへとんぼ返りしました。
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ダカール発バマコ行きの飛行機には、当然ながら日本人は私ひとりだった。
機内食はとてもうまく、久々のごちそうに感じた。
バマコに到着し、タラップを降りる。
暑い。いや、熱い!
とんでもない熱さだ。
タクシーで白茶けた大地をゆく。
窓から入り込む風がドライヤーの熱風のようだ。
マラリア蚊の温床、ニジェール川を渡ると、巨大な田舎都市と言われるバマコ市街である。 -
この日、私はMission Libanaise というバックパッカー宿(2,500CFA 504円)に投宿した。
この宿がまた凄かった。
12ベッドのドミトリー部屋の中では、日中から無数の蚊が飛び回っている。
中庭には、ジープでアフリカ横断している欧米人のつわものが居たり、兵士みたいに屈強なイスラエル人と思われる女性旅行者2人組が居たりと、そういう宿だった。
宿のシャワー室では、蚊が狭い空間を埋め尽くしていた。
私は蚊の活動時間である夕方にシャワーを浴びることを諦め、蚊の少ない午前10時に浴びたのだが、蚊の猛攻は止まるところを知らず、シャワー室が真っ黒になるほどの大量の蚊が飛び回っていた。
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マリ共和国の首都「バマコ」観光|朝から42℃! 猛烈な暑さのバマコ街歩き
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日中は、冷たいペットボトルが1時間もかからずにお湯になるほどの、45度の熱気。
歩いているだけで、頭が痛くなるほどの熱さである。
しかも、宿の部屋はやたらと暑く、シャワーは蚊だらけだ。
夕方になると、ちょっと涼しくなるが、マラリア蚊が活動を活発化させ始める。
私は、宿替えをすることにした。
日中に安心して行水したいと考えたからだ。 -
新しい宿の名は Lac De Bo (10,000CFA 2,028円)。
シングルルームでトイレシャワー付き、3泊するということで12,000CFAを10,000に負けさせた。
早速部屋に蚊帳を吊り、窓やドアの隙間にガムテープで目張りをする。
もちろん蚊取り線香を焚き、中にいる蚊を撃退することも忘れなかった。
この宿ももちろん冷房などはなく、日中だけでなく夜間もむちゃくちゃ暑いが、いつでも水シャワーを浴びれるというのは嬉しい。 -
とにかく熱気に耐えながら、街の方々を見て周った。
けれども結局、あまりの暑さのため、バマコでは土産物屋が並ぶアートセンターとマルシェ(市場)しか見ることが出来なかった。
当初は、丘の上に登って街の全景を見降ろそうと思ったのだが、そこまで行くのは耐えられないほどの暑さ。
ほんの十数分先のスーパーへ行くのにも気合いが必要なほどの暑さなのだ。 -
イチオシ
街をしばらくぶらついた後、宿から15分ほど歩いたところにあるスーパーへ向かう。
しかし、暑い。我慢できるレベルではない。
けれども、驚くべきは、こんなに暑いのにみんな普通に歩いたり仕事したりしているということだ。
平気なのだろうか……。
私は、通りを行き交うボロボロの緑色ミニバスを眺めたり、信号のところで歌っている大道芸人の子供の美しい歌声を聴いたりしながら何とか楽しもうとしたが、ダメだった。 -
私はマリにおいて、北部にある世界遺産の都市「ジェンネ」や神秘的な民族「ドゴン族」の村などを訪れる予定だったのだが、もうそんな所へは行きたいとも思わなくなってしまった。
恐らくそれらの場所はここよりさらに暑く、マラリアの危険度も高いのだ。
次の日、結局私はマリの旅を断念しダカールへ戻ることに決めた。
貧弱旅行者である。 -
宿の人々にダカールへ帰ることを言うと、
「モプティやジェンネに行くんじゃなかったのか、どうして帰るんだ」
と聞いてきた。
「あまりに暑くてだめだ」
と言うと、優しいおばちゃんがいかにも残念そうに、
「今度は12月に来なさい。その時期なら涼しいわよ」
と言ってくれた。
せっかく彼らの国、マリに来たのに何も見ないで帰ってしまうのだ。
なんかみんなに悪い気がした。
「また、必ずここに来るよ」
私は、心の底からそうみんなに言った。
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マリ共和国の首都「バマコ」観光|朝から42℃! 猛烈な暑さのバマコ街歩き
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2日後、私はダカールへと向かった。
宿の人々と挨拶し、おばちゃんと握手し、タクシーに乗り込む。
砂漠の遊牧民「トゥアレグ」の血を引いているというタクシーの運ちゃん。
彼に「バマコは暑くてだめだった」と言うと、
せせら笑うようにこう言う。
「今の時期バマコは45℃になるけど、奥地のトンブクトゥは48℃で、隣国ニジェールは52℃にもなるんだぜ。このぐらい普通の暑さだよ」
本当かよ!って感じだが、私はつくづく奥地へ行かなくてよかったと思った。
飛行機は赤茶けた大地を徐々に離れていく。
ニジェール川が陽炎にゆら〜りゆら〜りと揺らいでいた。
「さらば、バマコ」
飛行機は大西洋へ向かって、ダカールへ向かって大きく旋回を始めた。
そして、マリの赤茶けた大地はいつしか白い靄に隠され、見えなくなってしまった。
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